fouatons

『fouatons』とは、フランス語で「人を大切に扱う」という意味が込められています。

桜の香り 木の香り・・?

2016年04月04日 | お香
週末はお香のブラッシュアップへ
沈香という香木の勉強です

沈香はジンチョウゲ科の木で自分のダメージを受けた部分に樹脂を分泌するのですが
蓄積し乾燥した部分は熱を加えると個性的な良い香りがするお香の原料のひとつです
フィトケミカルのひとつとも言えますね(私の好きなキーワード
樹脂の部分の比重が重くなり水に沈むものもあることからその名がつきました

香道で用いられるとても重要な香りです

こちらは希少な香りとなりますが

今が花盛りのにも香りがあります
桜餅のあの優しい香り
「クマリン」という成分です
かわいらしい名前ですぐ覚えられそうでしょ

桜は花や木から香るのではなく葉にこの成分が含まれていて
半乾燥 破砕 塩蔵で細胞が傷つくとできるクマリンという成分が香りを発するのです

植物の自分を守るための成分にはいつも感動してしまうのです
(この辺りはハーブの勉強で化学から学ぶ時に出会いました)

和の香り講座 でこのお話の続きをしますね~

4月7日(木曜日)10:00~
場所:すらり  HP surari.biz
宮崎イオンモール近くデサキのある通りの住宅展示場内 


匂い袋 制作 (受講料:4000円)
 残席 1名 あり