鳥取県で2009年に男性2人が変死した連続不審死事件をめぐり、強盗殺人などの罪に問われた元スナック従業員上田美由紀被告(43)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は27日、被告側の上告を棄却した。
一、二審の死刑判決が確定する。
判決理由で第1小法廷は「経緯や動機に酌むべき事情がなく、強固な殺意に基づく計画的で冷酷な犯行だ。刑事責任は極めて重い」と指摘した。
https://eventregist.com/p/jpaeirpaerpo
http://cogoole.jp/searches/blog_detail/785/45171
弁護側は、2件の強盗殺人について無罪を主張。被告を犯人とする直接的な証拠はなく、遺体から検出された睡眠薬成分などの状況証拠をどう評価するかが争点だった。
一審鳥取地裁の裁判員裁判は「殺害の機会があったのは被告だけ」として、いずれも被告の犯行と認定。二審広島高裁松江支部も支持した。
http://cogoole.jp/searches/blog_detail/785/45170
http://peatix.com/group/55856
第1小法廷は、被害者と最後に接触したのが上田被告で、睡眠薬を事前に入手していたことなどを挙げ、「一、二審判決は正当だ」とした。
一、二審判決によると、上田被告は09年4月、借金返済を免れるためトラック運転手矢部和実さん=当時(47)=に睡眠薬を飲ませ、鳥取県内の海で溺れさせて殺害。同10月には同様の手口で電器店経営円山秀樹さん=同(57)=を川で水死させ、家電製品の代金支払いを免れるなどした。
一、二審の死刑判決が確定する。
判決理由で第1小法廷は「経緯や動機に酌むべき事情がなく、強固な殺意に基づく計画的で冷酷な犯行だ。刑事責任は極めて重い」と指摘した。
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弁護側は、2件の強盗殺人について無罪を主張。被告を犯人とする直接的な証拠はなく、遺体から検出された睡眠薬成分などの状況証拠をどう評価するかが争点だった。
一審鳥取地裁の裁判員裁判は「殺害の機会があったのは被告だけ」として、いずれも被告の犯行と認定。二審広島高裁松江支部も支持した。
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第1小法廷は、被害者と最後に接触したのが上田被告で、睡眠薬を事前に入手していたことなどを挙げ、「一、二審判決は正当だ」とした。
一、二審判決によると、上田被告は09年4月、借金返済を免れるためトラック運転手矢部和実さん=当時(47)=に睡眠薬を飲ませ、鳥取県内の海で溺れさせて殺害。同10月には同様の手口で電器店経営円山秀樹さん=同(57)=を川で水死させ、家電製品の代金支払いを免れるなどした。
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