今回は、先日ニュースになったスペランツァ大阪高槻の経営危機に関してです
スペランツァ大阪高槻公式サイトで、「活動支援金」募集のお願いと、募集に関する記者会見の記事が公開されています
こういった問題、どの競技でも起きてますし、チーム解散の事態避けられても、実際に1部から2部へ自主降格したケースも起きています
根本の問題として『各チームの財政事情が公表されないことで、コアなファンも含めた一般の人がチーム運営が安定しているのかわからない』面があります
Jリーグでは所属チームの損益計算書・貸借対照表を公表していますが、これはレアケース。何も公表されないまま、チーム運営破綻していたことも起こりえます
別の球技では、リーグ本体が所属チームの会場使用料踏み倒していた事実を知っていながら隠していたケースもありました。裁判起こされたことで初めて公表されたのですが、リーグ本体は何の発表もせず、モラルない輩の集まりだなと失望しました
このケースは論外にしても、チーム財政(損益計算書・貸借対照表)をしっかりと公表して、どういった収入・出費があったのかをきちんとチーム公式で説明することが大切です
後、チーム財政を知ってもらうことは『その競技でどれだけお金が必要なのか』を一般の人に知らしめるメリットもあります
ただ、『お金足りない』と言って具体的な金額言われても一般の人はピンとこないです
でも『どんなことでどれだけのお金使うのか』を1つ1つ説明できるようにしておくことで、一般の人にも競技を理解してもらえる一端になるのではないでしょうか