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大学生・大学院生の「ハートフル家庭訪問事業」で、横浜市内の不登校生徒の4割が学校に!!

2010年05月09日 00時00分00秒 | 神奈川の教育・学校等の取り組み

昨日5月8日(土)の神奈川新聞トップ面から
『カナロコ・大学生らの「家庭訪問」事業で、不登校生徒の
4割が学校に/横浜』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先での参照をお願いします。

大学生や大学院生が、自宅にひきこもりがちで
不登校になった子どもの話し相手や遊び相手になる、
横浜市教育委員会の『ハートフルフレンド家庭訪問事業』
が効果
を上げているそうです。2009年度には、訪問を
受けた子どもの4割が学校に通えるようになり、
登校できないまでも外出できるようになったケースも
含めると、約8割の子どもに改善
が認められたということです。

4割の子どもが学校に通えるようになって、約8割の子どもたちが
外出を出来るようになるぐらいに改善しているというのは、
すごく大きな効果をあげていますね。訪問相手が
大学生や大学院生ということで、担当者の方もこの効果をあげる
理由としておっしゃっている年齢の近いお兄さん、お姉さん
一緒に遊んだり、話したりすることで、それまで対人関係に
臆病になっていて、閉ざしがちになっている心が徐々に
開けるようになってきているというのが何より大きいように思います。

不登校の子どもたちの多くは、いじめなどが原因で、
学校に行きたくても行けない、行くのが怖いなど

深い心に傷を抱えている子も多いですし、本当はまた学校に行きたいと
思っているものの、学校に再び通うためのキッカケがないと
いう子たちも多く、そういう子たちの1つの大きなキッカケにも
なりますからね。この横浜市の『ハートフル家庭訪問事業』は、
他の地域の不登校に関する取り組み、家庭での保護者の子どもとの
向き合い方というのにもすごく参考になりそうですね。

3月22日(月)には
『川崎市民プラザで「たまりばフェスティバル」が開かれ、
不登校などの子どもたちが歌や創作劇を披露!!』

として取り上げたように、川崎市高津区新作の川崎市民プラザで、
不登校などの理由から学校以外で学ぶ子どもたちが
歌や創作劇を披露する『たまりばフェスティバル』

開かれるなど、本当に各地域やボランティアなどが中心となって、
様々な不登校などの子どもたちのがんばりを
披露する機会
というのも増えてきています。心に深い傷を負った
子どもたちにとってもこういった取り組みというのは、傷を少しずつ癒す、
また、自信を取り戻す1つのキッカケにもなりますし、地域の方たち、
周りの方たちにもこういった子どもたちのことを理解する、様子が分かる
良い機会にもなりますし、今回の横浜市の『ハートフル訪問事業』
そして各地域やボランティアが行っている、川崎市のような取り組みも、
これからも各地域で取り組みが広がっていって欲しいと思います。

子どもたちの自信と笑顔を取り戻す1つのキッカケになるように・・・。


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