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平塚市内の知的障害者施設「工房絵」が、独自デザインで企業、新ブランドを立ち上げへ!!

2009年04月19日 00時00分00秒 | 神奈川の特産・名産・産業・事業

昨日4月18日(土)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・独自デザインで起業、新ブランド立ち上げへ/平塚の知的障害者施設』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。

障害者の芸術活動を支えている平塚市明石町の知的障害者施設
『工房絵』が、自らデザインしたTシャツなどのグッズを新たな
雑貨ブランドとして育て、売り出そうとしている
そうです。
無農薬のコットンや環境負荷の少ない染色技術を扱う大手商社の
協力を受け、新ビジネスに乗り出す
ということです。

知的障害者施設発独自デザインの新ブランド環境に優しい素材を
使う
というあたりもなかなかよく考えられていて良いですね。
協力を受けている伊藤忠商事も『CSR《社会的責任》という側面だけでなく、
施設にとって収益を上げるビジネスの仕組みを一緒になって作れればと考えている』
とおっしゃっていますし、これが上手くいけば、障害者の大きな課題となっている
自立につなげていくことは十分に可能のような気がしますし、他の障害者施設や
地域作業所など障害者を雇用する事業者側もそれぞれの事業者の特徴を生かしての
障害者の自立に向けての新たなビジネスに取り組むための参考になると思います。
昨年2008年12月10日(水)には
『茅ヶ崎市役所2階・市民ロビーで、障害者が制作した作品を展示・
販売する「ふれあい作品展」が始まる!!』

として取り上げたように、茅ヶ崎市役所2階・市民ロビーで、茅ヶ崎市内の
障害者作業所で作られた作品を展示、販売する『ふれあい作品展』

が開かれるなどして、地域作業所や障害者施設などで作られた作品や食品などを
販売するといったカタチは以前からとられてきていますが、ただでさえ、
2006年度には、神奈川県内の民間企業での障害者雇用率が、
全国で2番目に低い数字
を記録していて、神奈川県内での障害者の
就労の厳しい現状
が露呈しているわけですし、今回の『工房絵』
起業・新ブランドの立ち上げというのが、今後の障害者雇用や自立
向けての大きなキッカケとなって欲しいです。