昨日8月1日(土)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・金沢八景の魅力発信へ大学生がフリーペーパー制作/横浜』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。
企画から取材、編集までを横浜市金沢区の関東学院大学の
学生が手掛けたフリーペーパー『My Town金沢八景』が、刊行
されたそうです。2003年に創刊され、これまでは金沢区内の書店などで
200円で有料販売していたものの、『より多くの人に手に取ってほしい』と
学生自ら広告営業に取り組み、無料出版にこぎ着けたということです。
この時期に有料販売からフリーペーパーに切り替えて刊行したというのは
すごく勇気がいったと思いますが、関東学院大学の学生自ら広告営業に
取り組んだ熱意というのが、地域の広告主の方たちを動かしたということですね。
一時期、出版が相次いで一般に販売されている雑誌を凌ぐ勢いのあったフリーペーパーも
この大不況下のあおりを受けて、広告が激減し、廃刊、無期限休刊、
有料化に切り替えというのも相次いでいますからね。
そういった中でのフリーペーパーですから。たすてきな地域貢献ですばらしいことです！
企画から取材、編集、広告営業をすべて自ら行った関東学院大学の学生の熱意が、
しっかりと地域の方に、そして観光などで金沢区内を訪れた方たちにもしっかりと
届いて欲しいですね。一昨年2007年5月27日(日)には
『川崎市多摩区役所が、若い女性の視点で多摩区内の情報誌を作成!!』《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅!!》
として取り上げたように、川崎市多摩区役所が作成した、若い女性の
視点で多摩区内の魅力を紹介した情報誌『グルぐるたまく』では、
多摩区内の3つの大学《専修大学、明治大学、日本女子大学》
の女子大生と子育て中の若い母親の計6人らが取材と編集し、
日ごろの行きつけの店などを掲載しているものですが、
学生が取材や編集などに携わって発行している地域情報誌やフリーペーパーは、
いろんな地域でも定着しつつありますが、先に書いてきているように、
大不況の影響をいつ受けてもおかしくない状況にあるのは確かですし、
気配り、心配りが行き届いている大切な地域情報誌が廃刊などに
追い込まれないように、地域の方たちもうまく支えていって欲しいなと思います。
こういった地域情報誌は地域一帯で作って、支えていかないと！
《尚、文中の『フリーペーパー』のリンク先は、フリー百科事典
『ウィキペディア（Wikipedia）』です。》