神奈川県内の公立高校の入試で、来春の入試から全日制公立枠を500人拡大へ!!

こちらも昨日5日(火)の神奈川新聞トップ面から
『カナロコ・来春入試の全日制枠を500人拡大へ／神奈川県内公立高校』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。

急増している定時制志願者の中に相当数いるとみられる
全日制希望者の合格機会を広げるための対策として、
来春からの全日制の高校入試から、
全日制の公立枠を約500人拡大する方向で調整が進んでいるようです。
定時制高校志願者の増加に関しては、
7月26日(水)に
『神奈川県内の今年3月に卒業した公立中学生のうち、
県内の全日制高校への進学率が90％を下回る!!』
として、神奈川県内の全日制高校の進学率が
90％を下回って、その分定時制高校の志願者が
増えているという記事を取りあげて、
この時にも書きましたが、この定時制高校の志願者が
増えている背景には、
『神奈川県の公立高校の入試の絶対評価制による学校別格差の問題』
というのが大きく影響しているように思います。
この問題が噴出してから、もう何年も経っているのに
いまだに何も改善されたという、解決されたという
話しは聞いていませんしね・・・。
この問題が改善、解決しなければ、
いくら全日制の公立枠を約500人拡大したとしても、
定時制高校の志願者は減らないと思いますし、
神奈川県私学会の方もおっしゃっているように、
私立の高校への志願者にも影響が出てくるのではないでしょうか？
根本的な原因を究明せずに、目先だけのことに
取り組んだところでは、改善するどころか、
ますます受験生や家庭、学校が混乱をする一方です。
こういう状況に陥っている根本的な原因というのを、
もういい加減、変えていかないといけないと思います。