「ネギの仲間はネコには毒」って言いますけど

ネコにネギ科(旧ユリ科)の植物を
食べさせてはいけないことは
ご承知の通りです。

ところが、我が家の庭には
ネギの仲間がいっぱい！
ノビル、ハナニラ、コンテナに植えてある小ネギなどなど、
ネコにとって、有害な植物が
少なくとも5～6種類は生えています。

昨日は、葉を美味しそうにかじる
ネコたちの様子をじっくりと観察させてもらいました。
表紙の画像はチビですが、
いまや白やブルーの花が真っ盛りの
ハナニラなどには、
鼻先を近づけようとすらしません。

間違いなくイネ科の植物を選んで
まずはクンカクンカします。
それから、おもむろに
葉先の柔らかい部分をカプッ、
ないしはガブリ！

ゴネスも同様に

クンカクンカしてから・・・

パクッとやりました。

ということは、ネギの仲間は、
本能的に避けるよう
DNAのどこかに情報がインプット
されているのではないでしょうか？

そういえば、毎日何度も
我が家の庭の草むらをかき分けて
遊びに来る野良2匹も、庭で
ネギの仲間の葉をかじっているシーンは
一度も見たことがありません。

ついでに言うと、ネギやワケギを買ってきて
キッチンの片隅に置いておいても
これまで、ただの一度も、
ネコたちにかじられたことはありません。
かじるのは、決まってコマツナやナバナなど、
アブラナ科の野菜だけなんです。
やはりDNAのなせる業としか思えません。

もっとも、ミジメだけは、昨日は
庭に下りる階段の下にある
ミツバやセリ(ともに食用)をカジカジしていましたけど、
こちらは口に合わなかったのか、
飲み込むところまではいかなかったようです。