そりゃ、そうですよね。
2,3年働いてもらったと思ったら、すぐライバルになるんですから。
普通に考えたら雇う時点で、その人に投資(給料、知識、技術など)することを躊躇います。それに、2,3年しか働かないとしたら下働きだけで終わってしまい、肝心の深い知識や技術はそれ以降に学べるものですから。
というのは、私が父の会社を継ぐ前に、同業界の他社に一度転職をして、そこで修行をしたいという現在の私がとっている行動に対する答え。
IT関係だったり、それこそ営業マンだったりすれば、自分で考えたり、独学で学ぶことも可能ですが、私が進む業界はそれらが通用しないから困っているんです。実際に現場で見て・感じて・盗んで…その繰り返し、言葉で教えられても本当には理解できない職種なんです。もちろん、それ相応の時間もかかります。
かと言って、すぐに父の下で働くのには少し不安を覚えます。メリットはあります。下働きはもちろんしなければならないですが、すぐに現場に立って学べる可能性があり、実際にモノに触れて好き勝手に学ぶ環境がある。でも私が抱えている不安というのは、いきなり父の下で働くことによって、仕事が父のやり方でしかできなくなりそうだということ。それでも、経験を積めば違った観点から考えたりできるのでしょうが。欲を言えば、父の下に入った瞬間に父と同じレベルで物事を考えたいんです(経営に関しては除く)。純粋に仕事のやり方として。
さて、前職を辞める時から、父の仕事をいずれは継ぐ方向で考えていると公言はしているものの、具体的な仕事内容はブログでは公表してきませんでした。読んでくださっている方々には「何の仕事をやるつもりなのか」が全くわからなかったと思います。
実は、父は木材の製材所を営んでいます。そう、厳しい業界だと言われて久しい仕事の一つです。周囲の同業者も会社をたたむところは少なくないはず。業界や深い仕事の話など、今の私はほとんどわかっていない「甘い考えの後継ぎ」という状態。想像でしか話ができない状態です。県内もプレカットが普及して、その先、次に何を見出すのか…ここが、まず考えるポイントの一つの気がします。
昔のやり方だけでは、生き残ってはいけない。わかっています。
一方で、「本当に木を見れる人」という人材が減ってきているのも事実。知り合いの会社でも「技術はあるが、本当に木がわかる人がいない」という話を聞いたりすることもあります。幸い、父は木を見れる人の部類に入る人材です。木を見れることは、一つの武器になる気がします。やはり、木材の業界に入るからには、本当に木を見れるようにならなければいけない。そんな気がします。
今は、純粋に木を学べるところを探している最中です。この業界、どちらかというと人員削減をしている方向性だと思うので、見通しは暗いままですが、いい巡り合わせがあると信じて頑張ります。
2,3年働いてもらったと思ったら、すぐライバルになるんですから。
普通に考えたら雇う時点で、その人に投資(給料、知識、技術など)することを躊躇います。それに、2,3年しか働かないとしたら下働きだけで終わってしまい、肝心の深い知識や技術はそれ以降に学べるものですから。
というのは、私が父の会社を継ぐ前に、同業界の他社に一度転職をして、そこで修行をしたいという現在の私がとっている行動に対する答え。
IT関係だったり、それこそ営業マンだったりすれば、自分で考えたり、独学で学ぶことも可能ですが、私が進む業界はそれらが通用しないから困っているんです。実際に現場で見て・感じて・盗んで…その繰り返し、言葉で教えられても本当には理解できない職種なんです。もちろん、それ相応の時間もかかります。
かと言って、すぐに父の下で働くのには少し不安を覚えます。メリットはあります。下働きはもちろんしなければならないですが、すぐに現場に立って学べる可能性があり、実際にモノに触れて好き勝手に学ぶ環境がある。でも私が抱えている不安というのは、いきなり父の下で働くことによって、仕事が父のやり方でしかできなくなりそうだということ。それでも、経験を積めば違った観点から考えたりできるのでしょうが。欲を言えば、父の下に入った瞬間に父と同じレベルで物事を考えたいんです(経営に関しては除く)。純粋に仕事のやり方として。
さて、前職を辞める時から、父の仕事をいずれは継ぐ方向で考えていると公言はしているものの、具体的な仕事内容はブログでは公表してきませんでした。読んでくださっている方々には「何の仕事をやるつもりなのか」が全くわからなかったと思います。
実は、父は木材の製材所を営んでいます。そう、厳しい業界だと言われて久しい仕事の一つです。周囲の同業者も会社をたたむところは少なくないはず。業界や深い仕事の話など、今の私はほとんどわかっていない「甘い考えの後継ぎ」という状態。想像でしか話ができない状態です。県内もプレカットが普及して、その先、次に何を見出すのか…ここが、まず考えるポイントの一つの気がします。
昔のやり方だけでは、生き残ってはいけない。わかっています。
一方で、「本当に木を見れる人」という人材が減ってきているのも事実。知り合いの会社でも「技術はあるが、本当に木がわかる人がいない」という話を聞いたりすることもあります。幸い、父は木を見れる人の部類に入る人材です。木を見れることは、一つの武器になる気がします。やはり、木材の業界に入るからには、本当に木を見れるようにならなければいけない。そんな気がします。
今は、純粋に木を学べるところを探している最中です。この業界、どちらかというと人員削減をしている方向性だと思うので、見通しは暗いままですが、いい巡り合わせがあると信じて頑張ります。