ずいぶん前に一度この本を読んだことがあるんだけど、
思い立って、また読み直してみました。
ちなみに、お話はというと、
昭和20年。
まさに戦争真っ只中の時代。
国際赤十字の依頼に基づいて、
「弥勒丸」という名の豪華客船に極秘の指令が下った。
その命令は、
「占領下の国々の俘虜たちに物資を届ける」というもの。
しかし、航路となる海は、敵艦隊や飛行部隊の巣窟ともいうべき海域。
「国際赤十字」の名の下、
”安導権”(攻撃はもちろん、一切の検査なども受けない、という権利)
を手にした弥勒丸は航海に出るが、途中で沈没してしまう。
時は流れて、現代。
沈んでしまった「弥勒丸」を引揚げたいと名乗り出る男が現れた。
はたして。。。
みたいな感じ。
文庫本では、上下巻の大長編ですが、
これが、泣ける泣ける。
さすがに、電車の中とかでは、
涙するのもナンなので、かなり際どい所で、
歯を食いしばって我慢するんだけど
かなり心を掴まれる感じで、やられます。
前に読んだときは、コレほどまでに感極まることはなかったんだけどネ、、、
(というか途中から話が難しくて、半ば流し読みしていた気がする)
やっぱり、
このあたりの作品(昭和20年の戦争を背景にした映画や本)に
思いいれが強くなってきたから、余計に切々とした感じがするんだろうかネ
ちなみにここ最近で触れた作品ってのは、こんなの。
・李香蘭
・男たちの大和
・朱夏
・仁淀川
・月光の夏
・出口のない海
・父親達の星条旗
いずれも、
見ていて(読んでいて)心が引き裂かれそうな感じが
とっても苦しいんだけど、
なんだかこういうのって「忘れちゃいけない何か」な気がして
ずっと心のどこかに留めておきたい、そんな作品たちです。
こういうのをイロイロ読んでると、
この『シェラザード』も、
その背景にある物語ってのがすごく奥が深くて、切なくて・・・
愛すべき作品の1つになった感じがします。
思い立って、また読み直してみました。
ちなみに、お話はというと、
昭和20年。
まさに戦争真っ只中の時代。
国際赤十字の依頼に基づいて、
「弥勒丸」という名の豪華客船に極秘の指令が下った。
その命令は、
「占領下の国々の俘虜たちに物資を届ける」というもの。
しかし、航路となる海は、敵艦隊や飛行部隊の巣窟ともいうべき海域。
「国際赤十字」の名の下、
”安導権”(攻撃はもちろん、一切の検査なども受けない、という権利)
を手にした弥勒丸は航海に出るが、途中で沈没してしまう。
時は流れて、現代。
沈んでしまった「弥勒丸」を引揚げたいと名乗り出る男が現れた。
はたして。。。
みたいな感じ。
文庫本では、上下巻の大長編ですが、
これが、泣ける泣ける。
さすがに、電車の中とかでは、
涙するのもナンなので、かなり際どい所で、
歯を食いしばって我慢するんだけど
かなり心を掴まれる感じで、やられます。
前に読んだときは、コレほどまでに感極まることはなかったんだけどネ、、、
(というか途中から話が難しくて、半ば流し読みしていた気がする)
やっぱり、
このあたりの作品(昭和20年の戦争を背景にした映画や本)に
思いいれが強くなってきたから、余計に切々とした感じがするんだろうかネ
ちなみにここ最近で触れた作品ってのは、こんなの。
・李香蘭
・男たちの大和
・朱夏
・仁淀川
・月光の夏
・出口のない海
・父親達の星条旗
いずれも、
見ていて(読んでいて)心が引き裂かれそうな感じが
とっても苦しいんだけど、
なんだかこういうのって「忘れちゃいけない何か」な気がして
ずっと心のどこかに留めておきたい、そんな作品たちです。
こういうのをイロイロ読んでると、
この『シェラザード』も、
その背景にある物語ってのがすごく奥が深くて、切なくて・・・
愛すべき作品の1つになった感じがします。
戦争末期モノもとてもいいんですよね。
シェラザード以外にも、
「日輪の遺産」がオススメ。
謎が謎を呼んでるときは
ちょっとサスペンスタッチで怖いし、
登場人物たちが結局どうなるのか
気になってしょうがないんだけど、
途中で、
あっ、そうだったのか・・・!
と。
壮大ですよ。