復帰摂理と氏族的メシヤ

原理講論を中心として、原理の内容、現代摂理、氏族メシヤ、信仰生活などを、解説。法的管理時代にふさわしく出典をもとに。

モーセ路程とイエス路程の対照から見える1945年の意味

2017-11-19 19:08:40 | 日記

ア、モーセ路程とイエス路程の対照

「モーセ路程とイエス路程とを細密に対照した説明は省くことにする。しかしこれは、本節と次の節とを

対照してみることによって明らかにされるのである。」原理講論(二)モーセを中心とする民族的カナン復帰路程

(ア)第一次路程

・信仰基台 モーセ            /  洗礼ヨハネ・・・失敗

・実体基台 イスラエル民族・・・失敗 / ユダヤ民族   

(イ)第二次路程

・信仰基台 40年荒野 モーセ  / 40日断食、荒野での3大試練、イエス

・実体基台 イスラエル民族 

a.出発のための摂理

 ・3大奇跡と10災禍(神の権能) / イエス:み言葉と奇跡(病気をなおす)

b.幕屋のための摂理        / イエス(幕屋の実体)

 (a)第一次 モーセ40日断食、石板    /イエス(石板)

   アロン(兄)の不信仰・・・石板壊す  /洗礼ヨハネ(異母兄)、ユダの裏切り、ペテロの否認・・・イエス、十字架の死

   民21.9/ヨハネ3.14  アロンがモーセの口の代わりだったので、イエスの兄が、イエスの証人ということ

 (b)第二次 2度目の40日断食、再び石板(イエスと聖霊を象徴)  /復活したイエス、40日、霊的イエスと聖霊、ペンテコステ(5旬節)、霊的新生

 (c)第三次 カナン偵察40日・・・不信仰な報告 / キリスト教史・・・イエス(幕屋)を信奉しながらも、不信仰に陥って行く、中世暗黒時代へ

                2/12部族のみ信仰的報告           / ルターの宗教改革で、旧・新に分立。

・幕屋のための摂理で、幕屋のための基台が喪失されたのに、幕屋が残っているのはおかしい、という人がいましたが、

イエス路程との対照として、イエス路程を暗示しているものとすると、イエスの基台が喪失しても、イエスは残って信奉される、と

いうことを教えていると、考えます。

 

(ウ)第三次路程

a.モーセを中心とする

・信仰基台 石板と契約の箱と幕屋 / 霊的イエス

     荒野40年流浪生活  / ルターの宗教改革~400年メシヤ再降臨準備時代(内的試練の道)

摂理歴史の各時代とその年数の形成 メシヤ降臨準備時代400年

「サウル王は、・・・モーセを中心としたイスラエル民族が、第三次カナン復帰路程で費やした荒野40年期間を、・・・この期間を縦からなる横的な蕩減期間として復帰するために立てたのが、メシヤ降臨準備時代の400年であった」

・実体基台 

 外的イスラエルと内的イスラエル  / カトリックとプロテスタント

 ・モーセが盤石を2度打つことで、出発のための摂理

  1度打つ=堕落で死んだアダムを打ち、復活したイエス

  2度目=復活したイエスを打つ=再臨主を打つ、という表示ではないか。

      =1945年荒野路程の終結

b.ヨシュアを中心とする

・信仰基台 石板と契約の箱と幕屋  / 実体的イエス=再臨主

   二人のエリコ偵察  /

・実体基台

 エリコ城陥落、マナ終わる、定着 / 荒野路程の終結=霊的キリスト教(プロテスタント中心)が、実体世界と連結。

                        =1945年、第二次世界大戦終結直後

                         英米仏が、共産主義=ソ連とモンゴルの2カ国を屈服させる時であった。

                       「千歳一隅の時」であった。

・キリスト教の歴史は、「復帰摂理延長時代」であり、第三次世界的カナン復帰路程が、2000年間延長されてきたと、

いうことになる。荒野路程の終結=1945年。


ワシントン大会と「第二のrev moonとなれ」と「モスクワ大会」

2015-02-25 23:45:56 | 日記

1.1976年9月18日ワシントン大会の勝利=世界的勝利圏

 

・千葉修で、キリスト教がローマ帝国で国教となった勝利の基台が、現代の米国まで連結されて

きたため、米国(キリスト教国家)が、現代のローマである、と言っていた。

・アボニムはワシントン大会で必ず勝利しなければならなかった。

「死刑囚が死刑台に上るような心境」

なぜか。現代は(サ)世界=世界的、なので、

アベル側も世界的な次元で、カイン世界を屈服させなければ、世界的なメシヤのための基台が造成されない。

(参照)アブラハム家庭の摂理

・・・ヤコブはエサウを屈服して、家庭的なメシヤのための基台を造成したが、すでに(サ)側は民族的基台になっていたので、

神側も民族的基台になるまでは、メシヤを送ることができなかった、という原則と同じ。

・世界大戦の意義

3次にわたって、世界がアベルとカインに分立されて、世界的なメシヤのための基台を造成する摂理。

第一次大戦・・・第一祝福復帰、再臨主誕生

第二次大戦・・・第二祝福復帰、再臨主の家庭、子女繁殖

1945年、このときが、キリスト教の荒野路程2000年が終結し、霊的キリスト教世界が実体的世界に連結されるときであったが、

英米仏の戦後処理の失敗により、アボニムが失われた6000年の基台をふたたび復帰して行かれることになる。

1946年-1950年-1960年・・・

 

2.真の父母様の勝利権の相続とHC活動と氏族的メシヤ

(1)ワシントン大会後の御言葉

A。第2のレバレンド・ムーンとなろう・・・小メシヤに。なにからなにまで、先生に似なさい。moonyからsunnyへ。

B。モスクワ大会・・・toward Moscow

・Aは後の、HC活動、氏族的メシヤ活動を意味する御言葉であった。

・原理講論、モーセとイエスの摂理、サタン屈服の典型的路程

「イエスが人間祖先として、メシヤの使命を負うて来られたのも、サタン屈服の最終的路程を開拓し、すべての信徒たちをその路程に

従わせることによって、サタンを自然屈服させるためである。」=再臨主の路程を見本とする=HC活動と氏族的メシヤ

・堕落人間がサタンを屈服させて、天国人となるためには、原則的には、サタン世界は、現代では世界的基台となっているため、

私たちが直接世界へ出て行って、世界的なサタン圏を屈服させなければ、ならないことになる。

これは到底無理なことである。真の父母様が世界的サタン圏を屈服させてきた勝利圏を相続させてくださるのが、

HCと氏族的メシヤである。ゆえに、氏族的メシヤは「運命ではなく、宿命である」

 

 

 

 


血統的転換と3次7年路程と子女の責任分担時代

2015-02-25 07:11:49 | 日記

1.御旨と世界、復帰の道、より

原罪、カインアベルの闘争歴史、ヤコブエサウ、胎中聖別、イスラエル、国家、キリスト教、

再臨主、真の父母、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界復帰、サタン世界の復帰。

この図は、アボニムが板書されたものに、1つだけ「真の父母」の文字を加えたものです。

2.3次7年路程

祝福家庭、1960年から1981年、1980年

 ・本来は、3×7=21年路程だが、1980年に1年早く終了宣言をされた。

1981年からは子女による責任分担時代が始まった。

子女による責任分担時代は、7年路程(=1987年)。

7年で勝利できなければ、21年(=2001年)

21年で勝利できなければ、40年に延長される、といわれた。(=2020年)

・真の父母様は、

「為に生きる」、「恩讐を愛する」、「与えて忘れる」、精神で迫害を甘受し、(サ)に勝利。

 打たれて奪ってくる                       →罪の清算

 


罪の清算から見た21年路程

2015-02-23 20:09:36 | 日記

1.罪の清算とアボニムの21年路程

再臨主がこられる時が、人類歴史の終末であるが、そのときは、6000年の縦的歴史が横的に一時に蕩減復帰される時代。

サタンが人類歴史を主管してきたのは、原罪ゆえであるため、再臨主によって原罪を清算されることで、

善主権と悪主権は交叉し、悪主権は永遠に滅亡していくことになる。

 

 

・原理講論、堕落論、人間世界に対するサタンの活動

・アブラハム家庭、ヤコブの路程 ・・・エサウがヤコブに屈服

・復活論、悪霊人の再臨復活

をあわせてみると、アベルは打たれて奪ってくる道、自然屈服が罪の清算、サタン分立、蕩減復帰ということが分かる。

さらに、復活論では、家庭から氏族へと、家庭教会(ホームチャーチ)活動と氏族メシヤ活動を思わせることが、すでに書いてある。

・復活論、悪霊人の再臨復活の例、より

「ここに実例を挙げてみることにしよう。復帰摂理の時代的な恵沢によって、家庭的な恵沢圏から種族的な恵沢圏に移行される

一人の地上人がいるとしよう。(・「種族的」は韓国語で종족적で、「宗族的(=氏族的の意味)」と同じ発音なので、ここは氏族的という意味と思われる)

しかしこの人に自分自身、あるいはその先祖が犯したある罪が残っているならば、それに該当するある蕩減条件を立てて、その罪を清算しなければ、種族的な恵沢圏に移ることができなくなっている。このとき天は悪霊人をして、その罪に対する罰として、この地上人に苦痛を与える業をなさしめる。このようなとき、地上人がその悪霊人の与える苦痛を甘受すれば、これを蕩減条件として彼は家庭的な恵沢圏から種族的な恵沢圏に入ることができるのである。」

・このように考えると、「堕落性を脱ぐための蕩減条件」は個人的な堕落性を脱ぐ、という次元のことではなく、

「サタン分立」「罪の清算」という意味があったということがわかる。

後編の復帰摂理では、単に「堕落性」「カインとアベル」の問題のように書かれているが、

講論をあわせてみると、そういうことになる。

・・・ここから、原罪の清算、血統転換、タマルの胎中聖別・ペレズとゼラの奥義が解明されることになる。

  このあたりを明確にはわからないように、講論では各章に分散させて作られているように思える。

知恵のあるものは、悟るがよい、と。

 

 

 

 

 


霊的キリスト教の基盤と1945年

2015-02-22 08:47:17 | 日記

(1)本来

 

・原理講論、p482メシヤ再降臨準備時代、p496復帰摂理の歴史発展

 

キリスト教の2000年の歴史の土台

=霊的原罪、遺伝的罪、連帯罪、自犯罪の清算の土台の上にアボニムは来られるべきだった。

→キリスト教の失敗

→6000年の歴史を(サ)が奪う

→アボニムが洗礼ヨハネの立場で、蕩減条件を立てて、行かれる