ピエスのジュエリーまわり

恵比寿南のジュエリーリフォームアトリエ&ショップ、『pièce ピエス』のあれやこれやです。

ハーキマーダイヤモンドのリング

2013-10-15 | zetta -Ring-
ここ数年、流行しているというハーキマーダイヤモンドを使ったリングのご紹介です。


ハーキマーダイヤモンドは、本当のダイヤモンドではなく、
アメリカのニューヨーク州ハーキマー地区で採掘され、
柱面が短い両錘状(ダブルターミネーテッド)で産出し、
極めて高い透明度と強い輝きを放つところから、
ハーキマー産の水晶についたコマーシャルネームです。



驚いたことにこのような状態で産出され、
カットを施ずともそのままアクセサリー等使用されるほどです!


先日の展示会でお取引さまが、
ハーキマーダイヤモンドのピアスをされていて、
なかなか同じカタチが揃わないから貴重なんですよ!
と仰っていました。

この母岩に付いたそのままの形を生かすのですから、
ふたつ同じ形を揃えるのは至難の業だと思います!


とここまで書いて、ハーキマーダイヤモンドの特色は、

①極めて高い透明度。
②既に研磨されたかのような状態で産出されるという神秘性。

この2点にあると思います。


でも私が見つけたのは、
人の手でカットを施したハーキマーダイヤモンド♪
神秘性もカットです!

産出された状態でも十分美しいのでしょうが、
やはりカットを施されるともっと美しい。

「ハーキマーダイヤモンドの良さが分かってない!
これじゃあ、ただの透明度の高いクオーツじゃないかっ!」

・・・と怒りの声が聞こえてきそうですが・・・


いつもの石屋さんではそうだったんです。

こちらは、石のカットに並々ならぬ情熱を持たれていて、
クオーツ系の石にも、貴石並みのカットを求められます。
故に、普通のローズクオーツなども異常な輝きを放って、
他の石に見えてしまうほどです!

ダイヤモンドの4Cでもやっぱりカットが一番重要ですものね。


★K18YG,2.80ct(10.82×6.90×6.23mm)

あまりキレイに撮れませんでしたが、この透明度はすごいですよ。
心洗われる美しさで、すぃ~っと吸い込まれてしまいそうです。

ダイヤモンドからテリテリを取り払ったような、
清廉な感じがして、よく言う浄化作用云々の話も分かる気がしてきます。

あ、ダイヤモンドが業の塊というわけではありません!
ダイヤモンドは憧れストーンです。
あのテリテリを見ていると口元が緩んでくる至福の石です。



枠は、手作り感ある無骨なテクスチャをつけてみました。
キチンと仕上げてあるので、触るとすべらかで引っ掛かりはありません。



凛と1本使い。使いやすい程よいサイズ感です。



重ね着けすると、なんだか世俗感が出てくるような・・・。w

硬度も高いので、ガシガシお使い頂けます♪



明日は渋谷ヒカリエでのイベントの搬入です!
台風が来ているらしいのですが、ぶつからない事を祈ります~。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

●渋谷ヒカリエShinQs1F "Le CONSIDERANT" へ出店いたします。
 
 10/17(木)~10/23(水)

お近くへお越しの際は是非お立寄りください。



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