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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第49回】今年の初・・クレーム

2013年01月04日 | もりぞう
 本日は冷えましたね^^
北杜市に行っておりましたが、13時の段階で-1度でした。
寒すぎです。。。

 さて、今年に入っての初クレームです。我が社もりぞうの売りの一つ、床下・壁体内を暖気が通る輻射暖房
【第7・8・9・11回参照】が効いていないとの事で慌ててお伺い致しました・・・(汗)

 こちらのお宅は標高900mの所に位置し、北に八ヶ岳を背負っておりますので北風の降ろしが半端ないのです。

 ですから、暖かい家を求めて1年以上住宅会社を探し求めておりました。
 
 そして、いろいろなご関係がある中で、有難くご縁を戴き初めての冬を迎えたのですが、冒頭の話・・・

 「初鹿さん・・室温が15度しかなくて寒いのですが・・・どうしたらいいでしょうか?」
「えっじゃあ年末年始はどうされていたのですか?」と思わず言ってしまいました。←まず謝れ!!(笑)
この問いに「お互いの実家に行っていたので住んでいなかったんです」との言葉にホッとしてしまいました。。

 お伺いして点検口から床下を見廻し、室外機の運転音まで隈なく見て原因が分かりました。それは室外機が霜取り運転中に凍ってしまったのです。
このような寒冷地域ではタイマー運転は命取り、温度を低めで廻しっぱなしにしておいて戴くのがベスト、そうすると室外機
が凍ることが無いのです。そして、じわじわと建物に熱が蓄熱され機械へ戻る温度が冷めずにボイラーを動かすことが無いのです。
 つまり、光熱費が逆にかからないのです。

 これは、お客様の立場になると電気代を気にしてタイマー設定したくなる気持ちは本当に分かります^^
ただ、安心してください、騙されたと思って1カ月廻しっぱなしにしてみると建物スペックの本当の凄さが分かると思います。

 特に寒冷地にお住まいの方は電気代がそれを証明してくれます^^

 因みに、こちらのお客様の機械は明日専門家が行き確実に直してくれます。(今日一日ご迷惑をお掛けする事には
なりますが・・・)

 振り返ると外気温が-6度の時に輻射暖房が20%の出力しかないのに室温が15度もとれている、もりぞうの建物に改めて
ビックリした一日でした。

そして、S様、説明不足になった事深くお詫び申し上げます。

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