初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第239回】お盆

 本日はお盆の入り、家族皆でお墓参りに行き、迎え火を焚きました。
家族皆でこのような事ができるというのは本当に幸せです^^

 お盆というと、小さい頃、大好きな物をたらふく食べたという記憶が
残っており、とても楽しみだったのを覚えております。

 明日は午後に大切なお客様のお打ち合わせの後、地域の盆踊りの交通整理
を行う予定です。どちらも良い仕事をしてきます。

 さて、そもそもお盆とはなぜ生まれたのでしょうか?

 それはお釈迦さまの弟子の一人、目連尊者(もくれんそんじゃ)が母を救う話に由来しています。

目連尊者はある時神通力によって亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。
そこで、どうしたら母親を救えるのかお釈迦様に相談したところ、 お釈迦様は言われました。

「夏の修行が終った7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことが出来るであろう」と。

目連尊者がお釈迦様の教えのままにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生がとげられたとのことです。

・それ以来(旧暦)7月15日は、父母や先祖に報恩感謝をささげ、供養をつむ重要な日となりました。(地方は8/15日)

わが国では、推古天皇の14年(606)に、はじめてお盆の行事が行われたと伝えられています。
日本各地で行われるお盆の行事は、各地の風習などが加わったり、宗派による違いなどによってさまざまですが、
一般的に先祖の霊が帰ってくると考えられています。


お寺では施餓鬼供養をしますが、家庭では先祖の霊が帰ってくる日としてさまざまな行事を行います。
このお盆毎日のように打ち合わせがお陰さまで入っているので勿論ゆっくりする事は出来ませんが、供養という観点で
今年は過ごしてみたいと思います。。
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