買ってから3年ちょいのPCがあるんだけど、いつからか、うんうん唸るようになって、すっかり使う気をなくていた。でも、職場でほぼ同じスペックのものはいたって静かだ。おれの部屋が静か過ぎるから?
いや、耳をあてても職場のPCは、唸っていない、ファンは常に一定の速度で回転を続けていた。
そこで、家でPCの側面をあけた。すると、どうも、唸っているのはCPUのヒートシンクに取り付けられたファンのようだとわかったので、ヒートシンクを取り外した。
なんか、全く役にたっていなさそうなペースト状のものがCPUとヒートシンクの間に塗られていたので、迷わずハンカチでふき取り、ハンカチをゴミ箱に放り込むと、元の様に組みなおした。
やれやと、スイッチをいれると、さあ大変、ファンが高速で回る扇風機のようになってしまった。
スピードファンでみるとCPU温度が70度を超えていたのだ。
ネットで調べてみると、ふき取った、グリスというのは、非常に重要なもので、塗るのと塗らないのでは20度も温度差がでてしまうらしい。
僕は早速、高性能な銀グリスというものをアマゾンで700円位で買った。
勿論、送料を別途、300円を使うなんてもったいないので、
レトルトカレーやらパルメザンチーズやらを一緒に注文しておいた。
それにしてもスーパーで買うよりアマゾンで買う方がパルメザンチーズが
安いというのは何とかならないものだろうか?
ヨドバシの店員のようにむこうは店舗構えてませんからと、スーパーの店員も
同じく答えるだろうか?
無事にアマゾンから荷物が届く、そして、グリスをCPUの中心に適量のっけて、ヒートシンクではさむと
あら不思議、ファンがうなることは一切なくなった。
グリス、おそるべし。