タスコへドライブ。

そりゃぁ、頑張って起きるよね。小谷さんが車で私達に付き合ってくれる週末。今日は、朝7時半に家を出て、メキシコシティから3時間のところにある銀鉱の町タスコへ。国定コロニアル記念都市に制定されているため近代的な建物を禁止しているというだけあって、町並はとっても古く、歴史を感じる。ヨーロッパ風の古い建物、色鮮やかに咲いているピンクの花が映える白壁。入り組んだ坂。石畳の細い路地をワーゲンタクシーが盛んに行きかう。銀山王が大金をかけて建てたと言う豪華なカテドラルで行われているミサ、カテドラルの前の広場に集まる人々、流れるメキシコ音楽、お昼に近づくにつれ賑わう市場。色黒の現地の人々、近くの町からやってくる観光客、いろいろな人が入り乱れ賑わう町、それがタスコだ。タスコの広場を見下ろすバルコニーつきのレストランでメキシコ料理を食べ、2時には違う町クエルナバカまで頑張って行くことにした。クエルナバカはタスコとは違い、落ち着いた町。常春の町といわれているけれど、今日は暑く、ちょっと坂を上ると、標高の高さからか息も切れ、汗ばんでくる。昨日着いたばかりとは思えない充実度。小谷さんに感謝感謝。
メキシコシティに戻り、夜は次長の上島さんと、ちょうどメキシコに遊びに来ている新地さんと合流しタコスを食べに行った。JICAの人たちの話は、自分が行くことが出来ないような国の話を生の声で聞けて面白い。そんな話を聞いていると、「そんな国行けないよねぇ」とは思っているものの、いつの間にか「いつか行きたいなぁ」と思い始め、何年かするとそこに行く計画を立てていたりするからねぇ。いろいろな人にあっていろいろな話を聞いたり、生活ぶりを見たりするのはいい刺激になる。明日からは哲と二人でのメキシコシティ探索。かなり鈍ってしまったスペイン語で探検しよう！すでに5キロは太ったんじゃないかと思わせるほど、なんだか一回り大きくなった哲。明日からは自炊だね。