１キロ近く

減りました。岩盤浴に行ったんですよ。
今日は汗が良く出るなーと思ってたら…体重量ってびっくりした。
凄いな、私！
いつものペースでLoVですー。

ロード視点でなんでもない日。
日常。
なんで私の書くロードはこんな性格なのか？
ゲームでは無口でクールな美形なのにー。
きっとドゥクスの育て方が悪かったんだ！！(違います)


そして風が渡る空


両手を広げて草の上に転がる。
嗚呼、太陽がまぶしい。
グレンデルとの剣の稽古。
流石にあいつは強いなーと、空を見ながら思う。
自分だって決して弱いわけではないのだが。
ロードは肺から息を吐き出した。
曲りなりにも紅蓮の支配者と呼ばれているのだ、弱くては話にならない。
だからこうやって仲間と稽古をしているのだが。
やはり純粋な体力や腕力では勝てない。
向こう側ではバーサーカとアサシンがぶつかり合っている。
戦い方がまったく違うので、バーサーカーが攻めあぐねているようだ。
ケイロンがマンティスと切り結ぶ。横からコボルトが突進してきた。
ヴォーパルバニーはクロを相手にしている。
あ、あっちでマンドレイクがケルベロスに踏まれた。
頑張れよーと、無責任に応援してみる。
ちなみに、ロードは絶対バーサーカー・カイムとは手合わせしない。
手合わせじゃなくて、死合いになるから。
ぶっちゃけ死ぬから。
先ほどヴァレスとウィッチが非常にいい笑顔でドリンクを持ってきてくれたが、彼らの後ろでワーウルフが泡を噴いて倒れていたので、決して手を出すまいと心に誓った。
ふと、影が通り過ぎた。
空を見れば、戯れるように飛び交う大きな影と小さな影。
ドラゴンとカイムだ。
元人間だったらしいカイムはまだ翼で飛ぶことに慣れていない。
飛び方を教えるという名目で、ドラゴンはカイムと空のデートを楽しんでいるのだ。
仲いいなぁ。
ぼんやり見ながら思う。
小さな翼と大きな翼が、お互いを労わる様に寄り添って飛んでいる。
ん～と首を巡らせれば、バハムートがソレを羨ましそうに眺めていた。
嗚呼、まだ諦めてないのかバハムート。
ドラゴンに惚れているのだが、しっかりきっぱり振られたのだ。
何せカイムとは自他共に認める恋人同士なのだし。
バハムーたん、ふぁいと！
とりあえず応援しておいた。心で。
風に乗っていい匂いが漂ってくる。
ご飯の準備が進んでいるんだろう。
なんだかアリオーシュが嬉しそうに刃物を振るっている。
ケンタウロスが仕留めた獲物を持って帰ってきた。
空は青くて、風は気持ちよくて。
戦いはあるけど、仲間も居て。
幸せだな、と。
頭の片隅で思った。
嗚呼、だから俺は頑張るのか。
一人、納得した。


一人じゃないと信じてる。だからきっとどこまでも歩いていけるのです！