Raspberry Piの本には必ずといってよいほど掲載されているLED点灯の練習をしてみました。
先日購入したLEDチカチカキット(http://blog.goo.ne.jp/fdfpy/e/fbb241f38278d8d349ace275ef6bec3e)を使って回路を構成してみました。
写真では分かりにくいでしょうから(この写真を撮影したデジカメは5000円の安物です^^)
下に回路図を掲載しました。
PythonでLEDを3回点灯させるプログラムを書いてみました。
(Pythonでのプログラム作成オペレーションはいたるところに解説がありますので説明は割愛します。)
コード
import RPi.GPIO as GPIO
import time
cnt=0
GPIO.setmode(GPIO.BCM) #GPIOを稼動させます。
GPIO.setup(25, GPIO.OUT) #GPIO 25番ピンを出力専用に設定します。
while cnt <3:
GPIO.output(25, GPIO.HIGH)
time.sleep(1)
GPIO.output(25, GPIO.LOW)
time.sleep(1)
cnt=cnt+1
GPIO.output(25,GPIO.LOW)
GPIO.cleanup() #この命令は一番最後に持ってくる。#GPIO 稼動停止
注意!!
プログラムの最後の行に GPIO.cleanup() を必ず挿入してください。
GPIO.cleanup() がなければ、
RuntimeWarning: This channel is already in use, continuing anyway. Use GPIO.setwarnings(False) to disable warnings.
GPIO.setup(25,GPIO.OUT)
と警告されます。GPIOを稼動させたままですので、プログラム終了後もGPIOから信号が
出力されたままになってしまいます。
Raspberry pinのGPIO学習のためネットで探してみたら、Rsapberry pi電子工作入門キット(値段1690円)を見つけましたので購入しました(リンク先 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00G86DOP8/hatena-blog-22/)。
内容物は下記のものでした。
品名 | コード | 値段 |
アナログ温度センサー | MCP9700E | 20円 |
ADコンバータ(10bit,2ch入力,SPI出力) | MCP3002 | 100円 |
ブレッドボード | EIC-801 | 250円 |
ジャンパワイヤー(オス-メス,オス-オス) | 11本 | 430円 |
抵抗1kΩ(4本) | 50円 | |
抵抗260Ω | 50円 | |
LED(赤,黄,緑) | 100円 | |
タクトスイッチ | 10円 | |
フォトレジスタ(CDSセル) | NSL-4532 | 90円 |
積層セラミックコンデンサー(0.1uF) | 20円 | |
合計 | 1070円 |
キットの値段が1690円,送料200円とすると、1セット売れるごとに約300円の利益があるのではないかと思われます。ただ、推定価格はネットで調査したものであり、キットの販売業者が業者用の購入ルートを持っていれば、さらに原価が下がるのではないかと思います。
日本橋か秋葉原に気軽に行ける場所に住んでいれば、直接購入に出向いた方が安いと思いますが、購入にかかる手間を省きたいなら、このキットは便利がいいかもしれせんね。
キット本体には、部品仕様書の情報が少ないので下記に仕様書のリンクを書いておきます。
アナログ温度センサー(MCP9700E) マイクチップ
http://che126.che.caltech.edu/MTTempIC.pdf#search='MCP9700E'
ADコンバータ(MCP3002) マイクロチップ
http://www.ee.ic.ac.uk/pcheung/teaching/ee2_digital/MCP3002.pdf#search='MCP3002'
仕様書によると特性式は Vout=(0.01~0.0195)*Temp + 0.5 (V) となるようです。
温度係数のばらつきは大きいですね。