ファミリー メンタル クリニック

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要するにひとりごと・・・

Mediaは何を媒介しているのか?

2010年06月02日 | Media TV/Cinema/Book
このblogのカテゴリーが何だと見ている人は5人もいないと思う。
鳩山総理辞任についてあえて Media/TVのカテゴリでエントリーする。

昨年を思い出して欲しい。
テレビは政権交代の大合唱。(これもなぜか分からなかった。これまでblogでも書いたが、マスコミはコイズミ路線を続けたいはずなのにどうしてなんだろうと思っていた。)

政権交代して、いつの間にか 反鳩山報道。反小沢一色。
コイズミ路線を継承したのは、マスコミを使ってB層の世論形成だった。

何故、日米安保が今でも必要なのかマスコミは徹底検証しない。
沖縄の人はずっと普天間基地撤去を主張している。
東京を中心としたマスコミは、自公政権が辺野古に決定する過程で、今回ほど騒いでなかった。
普天間問題を10年以上かけて沖縄県民を説得できなかった自民党に対する批判は一切なかった。

今でも、これだけの金額が思いやり予算で使われている、一方国民本来に使うはずの税金が行き渡っていない ・・・
そんな当たり前のどこの国でも報道するようなことがなされていない。

Media は論調の根拠がすべてアメリカの国益に沿った論調のようである。
この国に住んでいて、働いて税金を納めている、テレビによる広告も含め消費活動をしている市民に対しての視点がなさ過ぎる。

Media=媒介

Mediaは何を媒介しているのか。明らかにアメリカの意向を伝えている。
そんなMediaに対するリテラシーをきちんと獲得していく必要がある。

問題はMediaをどう変えるか!そこを意識している人が増えることを期待したい。
それはNetが有用となる。

そこの革新性に官僚が気づき始めてきたようだが、官僚の規制できないところで、こうやってテキストをみんなでやりとりするしかないのだろう。

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