「沿岸案で説明尽くす」/施設庁次長強調
防衛施設庁の戸田量弘次長は七日の定例会見で、米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設案について「(二〇〇五年十月の)日米安全保障協議委員会(2プラス2)で定められた沿岸案を含む内容を誠心誠意、(最終報告の)三月末の期限に向けて全力で説明を尽くしていきたい」と述べ、あくまで沿岸案で県や名護市側に説明を続ける考えを強調した。
沿岸案をめぐっては岸本建男名護市長らが、同案を前提とした政府との協議には応じない姿勢を表明する一方、額賀福志郎防衛庁長官ら政府閣僚・高官は修正に応じない方針を明言している。
要するに、中間報告は最終報告だというハナシ。防衛施設庁の談合と辺野古は当然別問題。
アメリカ政府と日本政府で決めたことに 地元が反対しても 民主主義のルールにのっとって政策を決めるから 言うことを聞きなさい。といったとことですかね。
三、四の両日に沿岸案の飛行ルートの説明で来県した際の地元の反応については「県、名護市ともなかなか説明を了としていただける状況ではなかった」と述べ、厳しさをにじませた。
地元の同意なしに沿岸案で基地建設を進める可能性については「地元の首長の反対の中で工事を進めた例がないわけではない」と述べ、地元の反対を押し切った例があることを説明した。
一方で「部隊や施設の安定的な運用の観点から、地元自治体に(部隊の配備や基地の新設では)相談、調整してきた。今回も誠心誠意、努力しているので(過去の事例と)混同しないようお願いしたい」と話した。
地元の反対を押し切った例もある・・・その発言に全てが言い尽くされています。
名護市新市長も現時点での政府が提示する案には反対を表明しています。しかし交渉の余地無しのようです。
強いてあるなら、地元に落とす金を増やしてくれと言うことなのでしょうか。
嘉手納基地使用協定の締結否定/政府、答弁書を閣議決定
政府は七日、米軍嘉手納基地の騒音被害の軽減など運用を規定する「基地使用協定」の締結を地元が求めていることについて「今後、地元のさらなる負担軽減の実現に向け、さまざまな可能性を検討していく上で念頭に置いていきたいと考えている」と述べ、現時点で締結を米側に要求する考えはないことを明らかにした。照屋寛徳衆院議員(社民)の質問主意書に対し、閣議決定した答弁書で見解を示した。
照屋氏は「『念頭に置く』という表現は考えておくという程度の意味。深刻な基地被害の救済の要求を無視する回答だ。米側と積極的に交渉する意欲が感じられない」と述べ、政府の消極姿勢を批判した。
例によって質問趣意書に対する答弁だ。
これもきっと巨大メディアでは取り上げられることもないだろう。Big Newsが報道され続けているので。
報道は 視聴者や読者が欲望するものをとりあげるのが原則だから。こんな報道すると皆チャンネルを替えてしまう。
那覇軍港・浦添移設が再浮上/米側 西海岸を要求日米両政府が返還で合意している那覇港湾施設(軍港)の代替施設を、浦添市の浦添埠頭地区に埋め立てで建設する方向で検討していることが七日、分かった。政府関係者が明らかにした。
一月下旬、米ハワイでの日米審議官級協議で日本側が提案し、米側が持ち帰って運用上の問題を精査している。
儀間市長は「政府からまだそういう話は聞いていない。もし連絡がなければ、直接、話を聞きに東京に行きたい」と話した。
那覇軍港は、キャンプ・シュワブなど本島北部の既存基地内への移設も取りざたされたが、本島東海岸にホワイトビーチ(うるま市)があることを念頭に、米側が西海岸にも接岸できる軍港機能を確保するよう求めていた。
こんなところを見ていると まだ中間報告で最終案ではないんだと言えるような形です。先の辺野古は絶対決定なのに。
また中間とか最終とか言う前に アメリカからこういった要望があったので、そのようにする。協議の必要はないとコイズミ氏はそのまんま言えばいいのに。
巨大与党でどんな法律でも作れるのだから。
まあ 沖縄地元紙にしか載らない ローカルニュースです。
日米安保に直接関係する重要な問題であることは マスコミの頭からは消えていることでしょう。
防衛施設庁の戸田量弘次長は七日の定例会見で、米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設案について「(二〇〇五年十月の)日米安全保障協議委員会(2プラス2)で定められた沿岸案を含む内容を誠心誠意、(最終報告の)三月末の期限に向けて全力で説明を尽くしていきたい」と述べ、あくまで沿岸案で県や名護市側に説明を続ける考えを強調した。
沿岸案をめぐっては岸本建男名護市長らが、同案を前提とした政府との協議には応じない姿勢を表明する一方、額賀福志郎防衛庁長官ら政府閣僚・高官は修正に応じない方針を明言している。
要するに、中間報告は最終報告だというハナシ。防衛施設庁の談合と辺野古は当然別問題。
アメリカ政府と日本政府で決めたことに 地元が反対しても 民主主義のルールにのっとって政策を決めるから 言うことを聞きなさい。といったとことですかね。
三、四の両日に沿岸案の飛行ルートの説明で来県した際の地元の反応については「県、名護市ともなかなか説明を了としていただける状況ではなかった」と述べ、厳しさをにじませた。
地元の同意なしに沿岸案で基地建設を進める可能性については「地元の首長の反対の中で工事を進めた例がないわけではない」と述べ、地元の反対を押し切った例があることを説明した。
一方で「部隊や施設の安定的な運用の観点から、地元自治体に(部隊の配備や基地の新設では)相談、調整してきた。今回も誠心誠意、努力しているので(過去の事例と)混同しないようお願いしたい」と話した。
地元の反対を押し切った例もある・・・その発言に全てが言い尽くされています。
名護市新市長も現時点での政府が提示する案には反対を表明しています。しかし交渉の余地無しのようです。
強いてあるなら、地元に落とす金を増やしてくれと言うことなのでしょうか。
嘉手納基地使用協定の締結否定/政府、答弁書を閣議決定
政府は七日、米軍嘉手納基地の騒音被害の軽減など運用を規定する「基地使用協定」の締結を地元が求めていることについて「今後、地元のさらなる負担軽減の実現に向け、さまざまな可能性を検討していく上で念頭に置いていきたいと考えている」と述べ、現時点で締結を米側に要求する考えはないことを明らかにした。照屋寛徳衆院議員(社民)の質問主意書に対し、閣議決定した答弁書で見解を示した。
照屋氏は「『念頭に置く』という表現は考えておくという程度の意味。深刻な基地被害の救済の要求を無視する回答だ。米側と積極的に交渉する意欲が感じられない」と述べ、政府の消極姿勢を批判した。
例によって質問趣意書に対する答弁だ。
これもきっと巨大メディアでは取り上げられることもないだろう。Big Newsが報道され続けているので。
報道は 視聴者や読者が欲望するものをとりあげるのが原則だから。こんな報道すると皆チャンネルを替えてしまう。
那覇軍港・浦添移設が再浮上/米側 西海岸を要求日米両政府が返還で合意している那覇港湾施設(軍港)の代替施設を、浦添市の浦添埠頭地区に埋め立てで建設する方向で検討していることが七日、分かった。政府関係者が明らかにした。
一月下旬、米ハワイでの日米審議官級協議で日本側が提案し、米側が持ち帰って運用上の問題を精査している。
儀間市長は「政府からまだそういう話は聞いていない。もし連絡がなければ、直接、話を聞きに東京に行きたい」と話した。
那覇軍港は、キャンプ・シュワブなど本島北部の既存基地内への移設も取りざたされたが、本島東海岸にホワイトビーチ(うるま市)があることを念頭に、米側が西海岸にも接岸できる軍港機能を確保するよう求めていた。
こんなところを見ていると まだ中間報告で最終案ではないんだと言えるような形です。先の辺野古は絶対決定なのに。
また中間とか最終とか言う前に アメリカからこういった要望があったので、そのようにする。協議の必要はないとコイズミ氏はそのまんま言えばいいのに。
巨大与党でどんな法律でも作れるのだから。
まあ 沖縄地元紙にしか載らない ローカルニュースです。
日米安保に直接関係する重要な問題であることは マスコミの頭からは消えていることでしょう。
本土マスコミは、あは……ほとんどネグレクト……(という言葉、さすが専門家、いろいろな意味でピッタリ!と膝打ちました)です。本土のマスコミがこういった問題を取り上げないのは、一部では「意図的に避けている」部分もありますが、多くは(つまり現場の多くは)「悪気?なく、何となく」なのです。実は、その点が非常に大きな問題なのですが。頭の痛いことです。
ネットのおかげで、以前は全く手に入れることが出来名かった沖縄での出来事の詳細を、手にすることができていますよ。
そして、多くの心ある人々が、沖縄で政治の不条理に対して闘っておられる方々を、陰ながら応援していますよ。
(スパイラルドラゴン)さん 初めまして。沖縄の政治的なblogばかりではないのですが、ちょこちょこblogにしています。
これからもよろしくお願いします。