古い自民党もぶっ壊したし 次は古い医療制度かな

５年前に自民党をぶっ壊す！と自民党の中から出てきた元気の良い人物がいた。その当時の総理が支持率最悪で自民党に危機感が出ている頃だった。（自民党の中から出てきた者が自民党を壊すというのは、論理的な矛盾はあるように思われたので静観していた）これがうまい具合にマスコミにはまり総裁選で危ぶまれたが当選し総理となり５年になる。

格差社会のことがマスコミで述べられ，国会でも質疑された。再チャレンジ同盟とかなんとか言っているが，昨日のNHKTV　ワーキングプア　（Woking poor）を後半だけ見ると，そんな再チャレンジ同盟云々というレベルではないように思われる。そんな悠長なことを言っている場合ではない。
番組ワーキングプア　（Woking poor）については文末に紹介しておきます。

話は医療に変わります。
先日TBSで働いても年収が少ないので，国民保険に加入できない人が増えている。病気になっても薬局の市販薬で痛みを我慢している。癌の痛みはそんなもので取れるわけない。癌は進行していく。
そんなケースがいくつも紹介されていた。

また自立支援法で障害者の自己負担が増えた。なんとかぎりぎりで生活していたが子どもの行く末を案じ殺害した母親がニュースで掲載された。障害者虐待法ともちまたでは言われている。ユーセー賛成か反対かそれを問うている選挙ではなかったのだ。
恐らく北朝鮮のミサイルだけを政治課題であげて　国民生活にかなり大きな負担を強いる点については　同じ手段が使われるのだろうか。やる気のない人を税金で救っているのに、真面目に働いている多くの人がミサイルの脅威にさらされている、福祉や医療に税金を使うのなら国防に使うべきだ・・・と露骨には言わないのだろうが。

その辺りを医療についてモーソーしてみる。

国民医療保険に入ることの出来ない，制限される　資格証明書で１週間有効の保険証では入院治療なんて出来やしない。（例によって言葉とは逆で，１週間刻み１ヶ月刻みでしか医療保険を利用できないことを証明する保険証だ　：　要するにこの人の保険証の資格をきちんと確かめないといけませんよと言うことらしい。ちょっと違っていたらどなたかサポートお願いします。ボクの理解がずれているかもしれない）　

医療保険料さえ払えない人が増えている。
真面目に払っている人の負担が増える。しかし医療費公的負担総額は減らそうとしている。
そもそも保険とは相互扶助制度だからという考えか？
社会保険もこれまでは終身雇用が前提だったので大体加入していた。
しかし社会保険料の増加，厚生年金保険料の増加で会社は雇用主は折半の分負担が増える。
（経団連会長　トヨタ会長は年金保険増額に賛成している。
零細企業のことは知らないのかもしれない。世界のトップ企業だから。）

会社は社会保障費負担が増える。
どうするか。
正規雇用を減らす。単純に会社も自己防衛だ。
社会保険　年金の折半分を支払わずに済む。
パートで国民保険に入れない入らない人が増える。国民年金も支払えない。

保険も年金も加入できない、支払えない人が増えてくる。
保険も年金もこれだけ未納が増えると「小さな政府」では抱えることが出来ない！！

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数字だけを見ると，保険未加入者が増えているはずだ。そのような政策を続けたのだから。
これもモーソーだが，保険制度を破綻させることが　リストラの真の目的で　社会保険料や厚生年金の月々の金額をじわじわ上げているのも，税金の控除を減らしているのも，医療保険の窓口支払いを増やしているのも，実は計画的ですべて国民皆保険（保健）の医療をぶっ壊すための周到なプロローグではないかと思われる。

・・・・

医療保険が破綻すると煽動し，一方で毎日医療保険のCMを流す。
イニシアチブなんか読んだこともないと，学識者も大臣も口にする。
偶然日本の政策とアメリカのイニシアチブが一致するのだろうか・・・・

医療保険をぶっ壊し，これをそっくりそのまま民間の保険会社に自己責任で移行させようとしているのではないかと
モーソーする。
マスコミももしかしてじわじわと　保険に未加入者が増えていると　弱い者の味方になっているふりをして
このままでは保険が破綻するかもしれませんよ・・・と危機感をあおっている可能性もある。

お知らせ：テレビ番組ワーキングプア（日本語では　働く貧困層　と訳すのだろうか）

ワーキング・プア・働く貧困層の急増

保坂氏のBlog　で　ワーキング・プア・働く貧困層の急増 　紹介があります。火曜日深夜：水曜日にかかります　に再放送があるようです。