レーズン プロフィール
創立1982年 米沢フルート音楽研究会とフルート教室
1982年、スイス留学から帰国した主宰者勝俣敬二が開いたフルート教室を母体として創立。以来34年に亘り演奏活動と後進の育成に努めてきた。発足当時から古楽をそのレッスンの基礎として捉え、フラウト・トラヴェルソの普及に努め、合わせてヨーロッパ音楽の源泉であるグレゴリオ聖歌を積極的に取り入れて発想と演奏の豊かさを求めてきた。年間、春期、夏期音楽合宿、定期演奏会、ボランティア演奏会、イヴェント依頼演奏、海外音楽研修旅行〔1993年米国、1995年スイス、1997年ポルトガル・スペイン、2000年ポーランド・ドイツ、2004年オーストリー・チェコ、2007年スイス、2010年スイス・フランス、2013年イタリア、本年8月16日よりスイス・ドイツ〕。主宰するスイスのレンクに於けるP.Reidemeister教授〔元バーゼル・スコラ・カントルム学長〕と勝俣敬二氏の古楽講座は今年で4回目を数える。これまで山形県県民芸術祭優秀賞〔2回〕、米沢市市民芸術祭優秀賞、同奨励賞、山形県社会音楽祭完戸杯〔2回〕、同奨励賞を受賞。
●現在、随時、教室生徒〔フルート、古楽フルート、室内楽〕、講座受講生〔グレゴリオ聖歌、古楽講座〕を募集しています!
勝俣敬二〔Keiji Katsumata〕フルート
米沢市に生まれる。日本大学藝術学部を卒業。フルートを宮本明恭氏に師事。同大学芸術研究所を修了後スイスのバーゼル市立音楽大学〔スコラ・カントルム〕に留学。ヨーロッパ各時代のフルートの歴史的奏法をP.ライデマイスター、R.メイランの両氏に師事。他にグレゴリオ聖歌を学んだ。同時にスイス音楽教育者連盟の留学生となり、スイスの現代音楽や音楽教育を学び、芸術家ディプロムを取得。ヨーロッパ各地で演奏活動後帰国。現在、各時代のフルートによるリサイタル、室内楽、放送、古楽講座等でソリストや講師として国内とヨーロッパで活躍中。これまでチューリッヒのプロ・ヘルヴェツィア財団の援助を受け、スイス現代作曲家の作品を数多く日本で初演。また邦人作品を数多くスイスとドイツで初演した。母校日本大学藝術学部では講師として1998年より16年に亘り古楽奏法と古楽理論〔調性論〕を教えている。フルート・セミナリオ主宰。東京バッハ・カンタータアンサンブルメンバー。聖アンセルモ・グレゴリオ聖歌隊指揮者。2015年ハーゲン市のライオンズクラブ主催の東日本大地震被災者支援チャリティーコンサートに出演し絶賛された。主なCDに『天正少年使節と400年前の音楽』、『J.B.de ボァモルティエ・6つの無伴奏フルート組曲集』、『F.&K.ドップラー・フルート音楽選』、『G.フォーレとC.フランクの芸術』などがある。
陸井鉄男〔Tetsuo Kugai〕フルート
東京に生れる。立教大学在学中にフランスに留学。パリ国立音楽院に入学。R.エリッシュ、J.P.ランパル両氏に師事。更にドイツのエッセン国立フォルクバング芸術大学を卒業。M.リュッタース氏に師事。その間チェコの『プラハの春国際コンクール』、スペインの『マリア・カナルス国際コンクール』に入選。1985年から2002年迄国際的ファゴット奏者田中雅仁氏〔故人〕、ピアニスト角聖子氏と『トリオ・カラムス』を結成。ヨーロッパ各地の音楽祭や日本国内で活発な演奏活動を展開、数多くのCD録音を行った。後にフルートの勝俣敬二氏、ピアノの野平一郎氏とのCD『F.&K.ドップラー・フルート音楽選』〔サンパウロ制作、CDジャーナル推薦盤〕は、師であるJ.P.ランパル氏からも高く評価された。2011年ドイツのハーゲン市や地元ライオンズクラブ主催の行った東日本大震災被災者の為のチャリティーコンサートやでは中心となって活躍した。フルート・デュォ『レーズン派の音楽館』主宰。ハーゲン市立マックス・レーガー音楽院専任講師。エッセン国立フォルクバング芸術大学講師。ドイツ在住。
小野弘子〔Hiroko Ono〕ピアノ
山形県立山形北高等学校音楽科、山形大学教育学部特設音楽科を卒業。チェコのプラハで開かれたユーロ音楽祭に参加。又、チェコフィルハーモニー管弦楽団のメンバーと室内楽を共演。現在、室内楽、伴奏、合唱団や後進の指導にあたっている。米沢市芸術文化協会文化奨励賞を受賞。九里学園講師。米沢文化協会副会長。これまで、神原順子、小園井弘子、小野崎通男、中川和義、須田真美子の各氏に師事。