益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

進化する日吉町森林組合(前編)

2008年11月26日 | 森づくり
 10/1(水)、京都府南丹市にある
 日吉町森林組合を視察しました(写真1)。


 写真1 日吉町森林組合の視察の様子

 この視察は、
 アウトドアライターの天野礼子さんが、
 紋別市長ほかオホーツク林業地の林業関係者のために企画された
「“木質バイオマス社会設立”“CO2ゼロ”を学ぶ旅」の
 一環として行われたものです。
 
 天野さんから、「一緒に参加してはどうですか?」と
 お誘いを受けた“吉賀町”チームに
 私も紛れて参加させていただきました。

 昨年も、天野さん企画の視察で、
 日吉町森林組合を見させていただく機会がありましたので、
 ほぼ1年ぶりで、再び、視察したことになります。

 日吉町森林組合と言えば、
 ホワイトボードによる“見える化”に
 熱心に取り組んでいらっしゃるのが有名です。

 事務所に入り奥に進むと、
 壁一面のホワイトボードが目に飛び込んできますが・・・、

「うわぁっ!去年よりめっちゃ見えてるやん!」(写真2)


 写真2 ホワイトボードの活用について説明される湯浅参事 


 現場の進捗状況は、費用、作業量の両面で、
 伐採、造材、搬出と作業工程別にグラフ化され、
 職員の誰が見ても一目瞭然です(写真3)。


 写真3 進捗状況グラフ

 
 進捗状況のグラフ化については、
 昨年は、確か「最近こういうこともやっています。」という
 説明でしたが、もう、すっかり定着して活用されているようです。

 現場の進捗状況は、位置的にも図面上で把握しています(写真4)
  

 写真4 進捗状況図面

 
 続いて、現場に行きました。
 現場の視察報告は次の機会にします。


 投稿者 島根県西部農林振興センター益田事務所林業普及グループ 
     主任林業普及員 大場寛文

 ~清流高津川、山の緑に映える柿色の瓦屋根の町並み~ 
  なつかしの国石見(いわみ)



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