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腸が消化吸収の主役

2007-04-01 | 
食べ物を消化して吸収する場所が消化器といわれるところです。

消化器というとピンと来ないかもしれませんが、
おなじみの口、食道、胃、小腸、大腸と肝臓、胆のう、膵臓です。

食べ物のことを考えるとき、この消化器の働きも大切なのです。
食塊は胃の中を通過するのに平均して3時間から5時間かかります。
その間に胃が分泌する主たる消化酵素はペプシンで、
肉やその他のタンパク質を消化して細かくします。
このペプシンは酸性の環境でしか働かないのです。
その胃の環境を酸性にするのは、胃の細胞から出る塩酸です。

皆さんは、消化の大部分が胃で行なわれていると思われているでしょう。
ところが胃は消化に絶対必要というわけではないんですよ。
実際、消化の大部分は、胃よりあとの小腸で行なわれるのです。
だから、胃を切っても生きていけますけれど、
腸を失った人は生きていけないのですよ。

小腸はほとんど全ての栄養素の消化と吸収が行なわれています。
小腸は胃とは逆に強いアルカリ性の環境になっています。
このアルカリ性の環境が、
消化・吸収という最も重要な仕事にとっては必要なのです。

大腸は水分の吸収を行っています。
だから腸炎になって水分が吸収されなくなると、
水分の多い便、つまり下痢となるわけです。
またこの大腸での停滞時間が長いと、どんどん水分が
吸収されてカラカラになって硬い便になってしまいます。
つまりこれが便秘ですね。

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