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いちにち いっぽ。

 
基本的にお気楽極楽。
ルパンとかコナンとか叫んで生きてます。
結局そんな人生。

おたふく風邪

2012-01-06 01:42:34 | 日常(修正前)
新年あけましておめでとうございます。
新年一発目の記事ですが、年末に発症したおたふく風邪の記録を残しておこうと思います。
いつか、誰かが、大人のおたふく風邪に掛かった時に検索して、何かの手掛かりになれば…とも思っての記録です。

まず、子供のおたふく風邪発症は、12月11日(日)。
10日(土)が保育園のクリスマス会でした。その日は熱もなく元気一杯、翌日から熱が出たものの顔の腫れは無し。(なのでクリスマス会で疲れたのかなー?くらいに思っていました)しかしそのまま熱が引かず、14日(水)に何か顔が腫れてるような?と思ってよくよく観察したらやっぱり腫れてました。母曰く「前の日(13日(火))の夜にアレ?と思った」との事なので、多分火曜から腫れだしたのかと…その後しっかり真ん丸に膨れて、18日(日)で完治、19日(月)から保育園への通園許可を貰いました。

そして私が発症したのは、12月24日(土)と25日(日)の日付変更とほぼ同時。
つまり、娘の発症からキッチリ二週間です。

24日(土)
クリスマスイブ。日中はこの後に待つ地獄など知る由もなく、至って普通。夕飯時も何ら問題なく、唐揚げにケーキを頬張りました。ウメー!
異変を感じたのは娘達を寝かしつけた後、21時~22時頃。
右耳の下が何か痛い。虫歯かも?と思い、母ともそんな話をする。でもそんなに痛むほどの虫歯なら、歯を磨いたら絶対にしみるだろうに、歯を磨いても痛くない。じゃあ風邪?疲れ?何だろうね、という話になり、まぁ念の為に風邪薬を飲んで寝ることに。

25日(日)
薬飲んでから約1時間後、飲むのは風邪薬じゃなくて痛み止めだった…と後悔。
日付が変わるとほぼ同時くらいから、やたらと痛い。あとちょっと耳の下(アゴという感じではない)が膨らんでいる。
何だろう、何だろう、と考えながら強引に眠りにつく。
そして朝、痛い。何つーか、ヤバい。明らかに腫れている、そして痛い。ここでおたふくを確信。
掛かり付けの病院へ電話すると、日曜だが看てくれるとの事、しかしとても運転は無理。親に頼んで連れて行ってもらう。
薬は抗生物質と痛み止め(ロキソニン)三日分。ロキソニンは一日三回まで飲んでいいと言われたが、微妙に数が多かった、特に気にせず帰宅。
薬を飲んでから、朝から何も飲み食いしていない事を思い出し、これはいかんとそこにあった菓子を口に放り込んで噛んだ瞬間…激痛。
痛みで壁を殴った。本気で死ぬと思った。痛いとか痛くないとかじゃなく、痛い。しかもその痛みが全然引かない。本当に後悔した。陣痛&出産の痛みよりアッサリ上を行く痛み。

ここから、とにかく痛み止めを飲める時間を待つ生活がスタート。
だいたい6時間~8時間くらい開けた方がいい、と言われたが、とにかくキッチリ6時間ペースで飲んでいた。
飲む→効くまでの約30分~1時間を必死に耐える→薬が効く→少しウトウト(何かを食べると痛いので食べられない)→3~4時間くらいでズキズキしてくる→時計を睨んでひたすら待つ(前の服用から6時間経つのを)
という状態を繰り返していました。
ロキソニンが一日三回まで?無理無理、耐えられない、余裕で一日四錠でした、なるほど、それで数が多かったのか。

26日(月)
ひたすら耐えるのみ。飯は食えない、食う気がしない。多分一日を通して口にしたのは、おかゆ10口分くらい。
夜辺りから顔がとにかくパンパンに。元の顔に戻るんだろうか…

27日(火)
この日も激痛との戦い。左右の歯を使わず、前歯のみで食べ物を噛みちぎり、そのまま丸飲みする食事法を編み出す。ただし少しでも横に流れるとたちまち激痛。
ちなみに前日まで特に熱は無かったのだが、この日になって突然38℃を超える熱が出る。
この頃の救いは、必死に気を紛らわす為にネットで検索して見つけた「3日目くらいまでが激痛で…云々」とのとあるブログの記載。今日を頑張れば明日には少し良くなるはず!と信じて耐えた。

28日(水)
朝起きると、顔はパンパンだが明らかに痛みは昨日までより少し軽い。でもやっぱり痛いけど。
病院へ行く。薬が変わる。
この日の夕飯は鍋だったのだけど、つい習慣で器によそってしまい、どうしようかと思いつつもダメ元で軟らかそうな白菜を口に入れてみる…と、食べれた!まだ痛いけど、でも今までの痛すぎて耐えれない痛みほどじゃない!耐えれる痛み!めちゃくちゃ嬉しい。
結局少量ではあるけれど、ゆっくり少しずつ食べれました。ご飯が食べられる喜びを感じた瞬間。

29日(木)
痛みはだいぶ治まってきて、柔らかいものならある程度普通に食べられるように。堅いものは怖くて無理。
しかし今度は熱が引かない。38~39℃の熱が続いて、何ともダルい。これはこれできつかった…

30日(金)
顔の腫れはまだ引かないけれど、痛みはほとんど無くなる。病院へ行って採血、結果回復へ向かっているとの事で、このまま薬を飲んで痛みが無くなれば完治との事。
痛みは時々思い出したようにズキーンと来るものの、ほぼ無くなる。ご飯も普通に食べれるように。

結局顔の腫れが完全に引いたのは年が明けてから2日か3日頃でしたが、痛みはそれより前にすっかり治まりました。
本当にツラかったのは3日目くらいまでだと思います。そこまではもうとにかく、起きていても寝ていても何しても痛い、とにかく「生き地獄」の言葉が相応しかった…
出来ることならロキソニン20錠くらい一気に口に突っ込みたい衝動にかられながら、必死に耐えてましたし。
でも、痛みが引き始めたらそれこそあっという間でした、というか、多分それでも結構痛いんだと思うんですが、痛みの感覚が麻痺してしまって「これくらいなら耐えられる!」になってしまうと言うか。

ひとまず言えることは、
◎2~3日目くらいまでは、何とかなるかも?と無謀な挑戦はするな!特に食べることに関して!もう食べることを諦めろ!水で生きろ!腹減って切ないけど、痛いより数百倍マシだから!!
◎とにかく寝てれば時間が過ぎるから寝ろ!いい!今はもう何もするな!
◎とにかくキツいけど、必ずいつか治るから!3日って書いたけど、4日掛かるかもしれない、5日掛かるかもしれない。それでも必ずいつか治るから!痛みは永遠には続かないから!治ってしまえば痛みは忘れるから今だけの辛抱!涙出るほどキツいけど、泣くのは我慢!泣くと余計痛いから!
ということ。

大人のおたふく風邪のツラさはなったことのある人にしか分からない…なんて言いますが、まぁ確かにこれは言葉で言い表せるツラさじゃないなぁとも思いました。
一人暮らしの人なんかは、入院も一つの手のように感じます。だってとても身の回りの事出来る余裕ないもの。私は今回たまたま実家暮らしだったので何とかなったけれど、これが自宅生活だったら、子供の世話に家の事…どうすればよかったんだろう、と悩むところです。まぁやるしかないんですけど…でも(あの状態で、子供の世話に家のことが)出来るかどうかと聞かれたら、正直無理だと思います。

まさかのとんだ年末になりましたが、幸いにして無事大晦日の年越しそばは食べることが出来ました。
まだ感染の恐れがあるから、と三が日中の初詣やら外出は出来なかったけれど。
まぁキツかったけれど、いい経験だったと思います。もう二度としたくないですけどね。
次からは子供が何か病気をもらってきたら、極力感染を免れるようにマスクやらうがい手洗いを意識しようと思います。健康って大事ですねー。