昨年夏は猛暑日の新記録を作り今年の冬は酷寒日が続いた。因みに鶴見岳の残雪は昨年12月30日から新年にかけて大雪が降り以後2週間間隔で珍しく大雪で4月10日まで残雪が消えることなく約100日足掛け5ヶ月も続いた。これまた新記録?だろう。そしてこの時期大事な木の芽雨もなく記録的な少雨が続いている。
昨日今年初めて病む妻を連れ出し山菜採りに行ったが野も山も砂埃のカラカラ。昨年までなら軽く籠いっぱい採れていたのが今年は僅か一握りの蕨とゼンマイである多分タケノコもだめだろう。東日本の大災害に比べるべくもないが西日本の農業被害も龍神の怒りか天罰か異常づくめである。
★病む妻を連れだし蕨採りにけり (採れない!)
★木の芽雨五風十雨の恵みかな (恵みなし!)
”春の桜・ミステリーの旅”と銘打った阪急旅行社主催山口市方面の旅を友人ら8名と総勢40名の団体旅行(一万円)に参加。今年の桜は漸く2分咲き程度だったが久し振りの好天に恵まれ楽しい旅行が出来た。
別府交通センター8:00→太平楽(豊前市)→①下関赤間神宮参拝 ②物産店にてふぐづくしの昼食 ③萩藩の町、港で栄えた商家町や古民家の残る浜崎町を散策 ④吉田松陰を祀る松陰神社へ参拝 ⑤一路山口市へ向かう、途中村田蒲鉾店(定番・下関の村田の本店) ⑥海産物店に立ち寄る ⑦山口市に入り先ず⑧国宝瑠璃光寺参拝の後女将劇場で有名な湯田温泉「西の雅・常盤」に投宿 風呂も女将劇場も素晴らしかった。
翌日31日はOPに参加せず8名でジャンボタクシーを借り切り山口市内観光 ①大分県と関係の深いザビエル公園訪問 ②山口県庁旧県会議事堂(重要文化財) ③菜香亭(亭名は明治の元勲井上馨が命名)は政治家文人墨客が出入りしその大広間100畳敷(上の間52畳・下の間48畳)には山口県出身の総理大臣をはじめ有名人の自筆の書が梁いっぱいに掲げてある。因みに伊藤博文・山形有朋・岸信介・佐藤栄作・安部晋三・をはじめ木戸孝允・井上馨・桂太郎・寺内正毅・重宗雄三・等々 ④常栄寺の雪舟庭(この庭園は約500年前、大内政弘が別荘として画聖雪舟に依頼して築庭させたもの) ⑤いち膳にて昼食 ⑥豆子郎(名物の外郎)を土産に買う ⑦種田山頭火の句碑を巡る ほろほろ酔ふて・・・・・? ⑧OP組と合流 ⑨西の伊勢神宮と言われる山口神宮へ参拝(ここも20年毎の遷宮が行われる) ⑩関門歩道780mを歩いて門司から高速道で全員無事帰宅。皆さんご苦労様でした。