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90日の勉強でTOEIC990点に挑戦!必勝条件のスピードを身につけるための方法

2019-03-26 08:26:43 | TOEIC
前回のブログ「90日の勉強でTOEIC990点に挑戦!Speed!Speed!Speed!では、TOEIC高得点のために、いかにスピードが大事かを説明しました。

今回は、そのスピードを身につけるために、自分が何をしたかを、まとめました。


1.反復演習

同じ問題を何度も反復演習することにより、どんどんスピードが早くなります。

「何度も同じ問題を解いていると、覚えてしまうので、速く解けるようになるだけなのではないか?」

「覚えた問題を速く解けても、知らない問題を速く解くことには、まったく役立たないのではないか?」

という意見もあると思います。私は、その意見には反対です。

TOEICの問題は、毎回同じ形式で出題され、背景、登場人物は違うようなものの、似たような会話、文章を聴き、読むことになります。本番と同じ形式で、似たようなレベルのリスニングとリーディングを繰り返し行うことは、確実に本番でのスピードアップにつながります。

これは、実はすべての資格試験に通じることです。「反復演習」こそが、wスピードアップの最大の秘訣であり、私の実際の学習においても、最も効果のあるファクターでした。

目安としては、公式問題集の同じ問題を5回以上は行いました。リスニング問題集も同様に、5回以上、反復演習しました。

2.音読
語学の学習に、音読は最適の勉強法です。TOEICのための音読は、リスニングのスピード、あるいはそれ以上のスピードでの音読です。

公式問題集あるいはリスニング問題集と同等以上の速いスピードで音読すると、確実に、読むのも、聴くのも速さが身につきます。

教材は、公式問題集のリスニング問題の本文、問題、選択肢、リーディング問題の本文が対象になります。一度にたくさん読むよりは、毎日、10分でもいいから、同じ文を繰り返し読んで、スピードを少しづつ上げていくのがよいと思います。リスニングなら10問程度、リーディングなら長文2つくらいできたら、十分だと思います。

今回の90日の勉強では、特に前半 40日目くらいまでの勉強で、この音読の勉強を行いました。効果は絶大で、絶対におすすめできる方法です。

3.倍速リスニング
倍速リスニングは、英語のリスニングの教材をそのままで聴くのではなく、倍速、たとえば1.2倍、1.3倍、1.5倍といったスプー度で聴くことにより、速いスピードでのリスニングに慣れる、ということです。

TOEIC上級者の勉強法の本には、必ず載っているこの方法ですが、私は今回の試験で、始めて試みました。具体的には、リスニング教材の反復学習の際は、1.2倍速で聴きました。5回以上反復演習していると、1.0倍スピードだと、余裕を持って聞き取ることができます。しかし、それでは、本番で初見の問題を同じスピードで聞くと、ついていくのが難しいです。反復演習の際には倍速で聴く、というのが、一定の効果のある学習であることを、実際に経験して、理解しました。

倍速のスピードですが、よく勉強法に載っているのは、1.3倍~1.5倍です。私は、1.2倍で学習しました。1.3倍以上にすると、肝心の聞き漏らしやすい箇所、聴き間違える箇所を聞き取ることができないためです。倍速率については諸説あると思いますが、私は1.2倍をおすすめします。

以上の3点、反復演習、音読、倍速リスニングがスピードを身につけるための言わば「三種の神器」だと思います。反復演習をベースにして、音読と倍速リスニングを取り入れて、自分にあったスピード トレーニングをしていただければと思います。

90日の勉強でTOEIC990点に挑戦! Speed! Speed! Speed!

2019-03-26 08:25:22 | TOEIC
TOEICの特徴として、以下の3点を前回のブログでご紹介しました。

1.ビジネスの現場で使われる英語の能力が問われる

2.絶対的なスピードが問われる

3.正確性が問われる

これを、ひとつにまとめると、

TOEIC試験では、ビジネスの現場で使われる英語を、速いスピードで正確に理解することが問われる
ということになる。

1.ビジネスの現場で使われる英語の能力が問われる、ということについては、ビジネス英語の教材を用いることで、対応します。使用する教材と選んだ理由は、後日のブログでご紹介します。

2.絶対的なスピードが問われる。これが、とても重要な点です。私自身、大学受験、実用英語検定1級といった英語試験を受けてきましたが、TOEICでは格段のスピードが求められます。

リスニング問題は流れてくる英語を聞きながら、回答するという形式です。Part 1では写真を見る、Part 3,Part 4は設問文と選択肢を見ながら回答します。

特に、100問中69問(約7割)を占めるPart3とPart4では、リスニングの速さについていくことに加えて、設問文と選択肢を速いスピードで読んでいく力が求められます。

回答の流れは、

①まず、リスニング本文を聞く前に、設問文と選択肢を読んでおく。リスニングで聞くポイントをつかんでおく。

②リスニング本文を聞きながら、マークシートで回答する。

③設問文と選択肢が流れている時間の間に、次の設問文と選択肢を読む。

です。

ここで、設問文と選択肢の読み上げが流れている間に、次の問題の設問、選択肢を読む、ということがとても重要です。

リーディング問題では、Part5,Part6をすばやく解いて、Part7の問題にすべて回答する必要があります。100問を75分で解くので、1問1分はありません。Part 5,Part6は1問20秒程度、Part7を1問1分程度で解くのが目安です。

すでにTOEICを受験したことがある方は、TOEICのリーディングでも止められるスピードをご理解いただいていてると思います。

Part7の英文は難しくありません。大学受験で英語が苦手ではなかった人であれば、時間をかけたら、100問中80問くらいに正解するのは難しいことではないと思います。

TOEICでは、国際的に活躍するビジネスマンが、英語を使って滞りなく仕事ができる能力を測定します。時間をかけたら正解できる、では得点はできないのです。

リーディングでも、リスニングでも、TOEICではスピードが求められる。TOEIC高得点の最大の要素は、スピードであると言っても過言でないでしょう。、

Speed!Speed!Speed!
TOEICの最大の成功条件であるスピードを身につけるために私が実際に行った勉強について、次回、ご紹介します。

90日の勉強でTOEIC990点に挑戦!  TOEIC L&Rで求められる英語力とは?

2019-03-25 12:40:24 | TOEIC
英語資格試験の2大巨塔は、実用英語検定とTOEIC L&Rです。実用英語検定の2017年の志願者数は3,660,146人、TOEICは2,481,000人。受験者数で、他の資格試験を引き離しています。

写真は、2018年3月26日に日経新聞に掲載された「大学入学共通テストで受験可能な英語の民間試験」です。このブログは大学入学を目指す人を想定してはいませんが、ご注目いただきたいのは、受験者数です。GTECの年間1百万人を引き離して、TOEICのの実用英語検定の受験者数が圧倒的に大きいです。


そして、社会人にとって、英語力を判定して、証明する英語検定試験、それはTOEICになります。

では、TOEICで求められる英語力とは、どのようなものでしょうか。それは、国際的なビジネスで活躍するのに求められる英語力です。特に、以下の3点が大きな特徴です。

1.ビジネスの現場で使われる英語の能力が問われる
状況理解、短い会話、ある程度長い会話、説明文といった、ビジネスで使われる英語を聞いて理解する能力を問われるのが、TOEIC L&Rのリスニングセクションです。

英語文法力、英語語彙力、英語文脈把握、ビジネス文書やメール、チャットといった、ビジネスで使われる英語を読んで理解する能力が問われるのが、TOEIC L&Rのリーディングセクションです。

そこでは、アカデミックな論文や論説文は出題されません。何ページにわたる長文も出題されません。大学受験の英語の問題では、2ページ以上の長文が2-3題、出題されるケースが多いと思います。TOEICでは1ページにも満たない長文をPart6,7で30以上、読むことになります。

2.絶対的なスピードが問われる
ビジネスのシーンでは、リスニング、リーディングとも、自然な流れでスピーディーに行うことが求められます。

リスニングは、実際のビジネスで、ゆっくり対応するということは、あまりできないと思います。スピードを遅くするには、聞き取れなかったことをもう一度言ってもらう(I am afraid I am not following you. Could you tell me that again ?)とか、言い換えてもらうことでしょうか。(I cannot get that. Could you explain to me in the different way ?)と求めて確認することができると思います。

しかし、それは、TOEICでは、できません。

リーディングは、時間をかけられれば、できる人が多いと思います。ゆっくり、辞書を引きながら、日本語訳をしながらであれば、読める人がほとんどと思います。また、TOEICの長文は、英検や大学受験のように、論説文や難しい文は出題されません。いずれも、ビジネスを行うにあたって、相手に伝えることを目的にした、とてもわかりやすい文です。したがって、ゆっくり読んでもわからないような長文は、出題されません。

そのかわりに、圧倒的なスピードが求められます。

日本語とかわらないようなスピードで、英語で仕事をする。日本語と同様に英語の文書を読む能力が問われるのです。ここが、TOEICの難しさであり、スピードを克服する者がTOEICを克服すると言っても、過言ではないでしょう。

3.正確性が問われる
同じくビジネス・コミュニケーションで用いられるのですから、会話、アナウンス、メッセージ、メール、レター、いずれも、正確な理解が問われます。例えば、「なんとなく来週の予定について話しているな。オフィスの工事があるな。」ではだめなのです。「新しい備品を納入するために、オフィスの3階で工事がある。営業部の人は、4階の会議室で仕事をしてください。その他の3階で働いている人は、どこで仕事をするか、上司に聞いてください。納入が終わっても、3階には終日、入ることができません。」と理解することが必要になるのです。それは、ビジネスに必要な伝達であり、正確に理解する必要があるのです。

また、TOEICは、正確に理解していないで「なんとなくわかったような気がする」ような聞き方をしていると間違えるような、ひっかけ問題がたくさん出題されます。なんとなくわかった、でなく、正確に理解していることを問われるのです。

この、正確性を確保する、そこがとても大切なのです。

ビジネスの現場で使われる英語の能力が問われる、絶対的なスピードが問われる、正確性が問われる。この3点をしっかりおさえることが、TOEIC攻略の肝であり、この3点をおさえる方法を、ブログで紹介していきます。

書評『30代で人生を逆転させる1日30分勉強法』(石川和男著)

2019-03-24 08:05:47 | 書評
30代で人生を逆転させる1日30分勉強法
石川 和男
CCCメディアハウス


税理士で講師、建設会社部長の石川和男先生の1冊目の本。

勉強で人生を変えた著者が、自分の勉強経験と講師としての経験をもとに、30分で人生を変えることを指南する本です。ご自身のJカーブのご経験をもとにしており、とても説得力があります。

30分の勉強で人生を変えるという趣旨の本では、「1日30分を続けない!人生勝利の勉強法55」というベストセラーがありますが、石川さんの本は、その書をさらにわかりやすく、ユーモラスに書いた本であり、また著者の経験に基づく迫力のある本です。

資格試験を目指して本格的に勉強している人で、1日30分の勉強をしていない人は少ないでしょう。ただし、試験勉強に行き詰まって、あるいは面白く無くなって、途中で挫折する人は多いと思います。

資格試験の勉強をはじめたけど、くじけそうになったら、この本を読めば良いと思います。とにかく面白いし、元気がでます。

石川さんの行動力が、とにかくすごい!埼玉一の大型書店に行って、運命の書ともいえる1冊の本を買って、それがきっかけで忘年会に申し込み、セミナー受講したことにより、講師の仕事を獲得し、本を執筆ことになる。即断即決即行動してきた著者の行動力がすごいな、と思いました。

著者のおすすめの勉強法はとてもユニークで語呂が良く、ユーモアがありながら、実践的なものが多いです。なかでも、著者の勧める「間違いノート」は、勉強で伸び悩んでいる人には、特に参考になるのでは、と思います。

きれいなノートは不必要だけど、間違いノートは必要だと説く著者。私も、「間違いノート」まではいかなくても、間違ったことはひとまとめにして、そこだけを復習できるようにまとめています。

「勉強の神7」「美しすぎる3姉妹」など、一度聞いたら忘れない勉強法が、面白い。

資格試験の勉強をはじめたけど、挫折しそうな人、資格試験の勉強を始めたあかりの人、そして、資格試験に挑戦したいけど勉強が始められていない人に、特におすすめです。

映画『トランスフォーマー』(2007)を観た

2019-03-24 06:58:09 | 映画評
2007年の映画で、サブカル・ブームのきっかけにもなった、同作品を、10年ぶりに観ました。

なぜ、今、トランスフォーマーか?映画「バンブルビー」が公開されるから、ということもありますし、もう一点。

TOEICの勉強をして鍛えたリスニング力を試したかった、ということもあります。

スカッとするアクション映画で英語力を試す、そのために観ましたが、8割くらいは聞き取れたと思います。セリフは短くて簡単なため、英語リスニングの力試しには、もってこいの映画だと思います。

Amazonプライムで観ました。Amazonプライムの欠点は、字幕を消せないこと。字幕が消せないと、ついつい、字幕を観てしまいます。

以前はNetflixを契約していていて、英語字幕にしたり字幕なしにしていました。これだと、英語力の力試しになりますが、私の場合、結局、英語力試しに観ることは月に数回のため、もったいないからNetflixは契約解除してしまいました。

さて、作品についてですが、十分楽しめました。
ポイントは3つ。

1)宇宙生命体「トランスフォーマー」が理屈抜きに格好いい。

メカ、アクション、撮影技術、いずれも本当にすばらしかった。今見ても、すごい迫力です。

2)主人公のサムの物語として、面白い
善良な父母に育てられた普通の少年サムが、トランスフォーマー達の戦いに巻き込まれていきます。戦いの前の日常の生活と、戦いの対比が面白いです。

3)オートボットのキャラ達、特にバンブルビーはユーモアもあって、可愛い。1人だけ喋れないという面白い設定。

久しぶりに観ましたが、とても楽しめました。一週間しっかり勉強した「ご褒美」にシリーズ物を、1つづつ、観ていきたいと思いました。