ベルントソンは神

今スケ連のHPを覗いてみたら、昨夜TVで聞いたのとは随分違うヴァージョンのベルントソンのコメント（もちろんフリー後の）が載っておりました。
一体どっちが真実に近いのか私には判断できませんが、こっちも何気に彼らしい。取り合えずご紹介しときます。

誰が五輪にゆくべきだと思う？
―今一番の者。

今一番なのは誰？
クリストファーは暫く考えた後、静かに答えた
―それは僕が判断することではない。だけどその答えが僕ならいいと思ってる。

最終決定は日曜日に下されます。

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ユーロ・シュルタイス・フリー演技

ユーロ・ベルントソン・フリー演技

解説者がそれぞれの演技のストーリーを説明してくれてます。
アドリアンのは拘束服を着せられた二重人格者の物語。二つの人格の間に囚われてそこから脱出しようともがく姿を表現している・・。（すげえテーマだな、ほんとにフィギュアの話なのか、これ）
クリストファーのは1700年代の物語。自己愛の強い男が鏡に映る己が姿ばかり見つめていたが、やがてそんな自分に嫌気がさして鏡を投げ捨てる。そしてそこから真の自己を見出すに至る。

全く違うように見えて、実はどちらも結構似たようなテーマなのが面白いね。

ショートとフリーを通してみて、美形スケーターとしてのベルントソンは今季で完成の域に達したとつくづく思った。氷上の美しさにおいて彼に勝るスケーターは、過去現在を通してもう誰もいないだろう。でも、それはあくまで氷上での演技の上でってこと。普段は相変わらず、只のちょっとイケメンな好青年に過ぎない。
私が思うに、これはこういうことじゃないのだろうか。
ベルントソンはキャリアのある段階で、自分がかなりの美貌であることに気づいた。この場合普通だったら「あ、俺美男なんだ。こりゃあ女にもてるな、ちやほやして貰えるな、ムフフ」なんて発想になるんだろうけど、彼は違っていた。凝り性の彼が先ずそこで考えたのは「これをどのようにプロで活かせるか」（爆）
「あーーー！！」やフィーバーの頃はまだ比較的に無自覚だった気がする。でもアメリでは自分の可愛い容姿をしっかり自覚して、それを最大限活用してるよね。で、今季のナルシスに至ってはもう何をか言わんだけど、コナンのほうも全く別なタイプの美しさを充分意識してると思う。もう完璧・・
やっぱり一度神演技をしてこのナルシス・プロを歴史に残さないと、天に対して申し訳ないんじゃないかな、クリストファー・・