今日は曇り時々雨。今朝は上空に青空が広がっているものの、雲が懸かっていて、雲の合間から陽光が射し込んでいる。気温は16℃と昨日に比べてぐっと冷え込んだ。長袖のワイシャツでも少々肌寒いくらいの陽気である。今日は夜に雨が降るという天気予報なので、折り畳み傘を持って出勤する。職場に着いてまもなく、雲が広がってきて、青空が見えなくなってしまった。
早いもので今日から10月である。今日から衣替えということなのだが、まだ上着を着る気にもなれない。今日も上着を省略して出勤した。
日中は上空を厚い雲が覆って薄暗くなった。昼間の最高気温は24℃を下回るくらいで、湿度が高く少し、ムシムシとした陽気である。
今日はお昼を外で食べることにした。今日は築地市場正門を出て、新大橋通りを北に歩いていった。晴海通りまで歩くと、築地四丁目交差点を右折する。勝鬨橋方面に歩いていき、２本目の右折する道路に入った。この道路は築地中通りである。この道路の晴海通り側入口付近に立つビルの地下１階に居酒屋「板前DINNING 斬」がある。今日はここで食べることにしよう。
階段を下りて、店に入る。店内は手前に厨房があって、その周囲にカウンター席が11席Ｌ字形に配されている他、カウンターと反対側の壁際に４人掛けのテーブル席が４卓配されている。店員にカウンター席に座るように案内されて、席に座った。
席に座ると、熱い緑茶の入った湯飲みが出された。一応、入り口でメニューは確認したが、再度、卓上のメニューで確認して料理を注文する。注文したのは「海鮮ちらし」。ご飯を大盛りにしてもらった。ちなみにご飯大盛りは100円増しとのことである。また、ランチメニュー全てには茶碗蒸し、ミニサラダ、味噌汁が付く。
料理を注文するとお茶を飲んで、少し落ち着く。卓上には醤油と醤油小皿、箸、楊枝、紙ナプキンが置かれている。座った席の真向かいでは店員が丼に海鮮ネタを並べていて、なかなか面白い。
すぐにミニサラダが運ばれてきた。続いて、茶碗蒸しと味噌汁が運ばれてきた。
海鮮ちらしはカウンターの中から出された。
海鮮ちらしは丼にご飯を盛り、その上に白胡麻と刻み海苔を散らして、玉子とマグロの赤身が２切れずつとイカ、サーモン、サバ、かまぼこが１切れずつ、エビが１尾、小柱が２個に加えて、ネギトロ、トビコ、イクラが盛られており、更に大葉、おろしわさび、ガリ、タクアン２切れが添えられている。
ミニサラダはレタスと水菜を千切ったものに赤たまねぎのスライスが盛られていて、フレンチドレッシングがかかっている。
茶碗蒸しには椎茸、水菜、銀杏が入っている。
お椀はとろろ昆布の入った味噌汁で、刻みネギが浮いている。
最初に味噌汁を少し飲んで、ミニサラダを食べた。シャキシャキとした食感のレタスにほどよい酸味のあるドレッシングの組み合わせが美味しい。
続いて茶碗蒸しも食べる、滑らかな舌触りで、クリーミーな食感である。
いよいよ「海鮮ちらし」を食べる。丼にのせられたガリは空になったサラダの皿に待避し、おろしわさびを醤油小皿に取って醤油を垂らし、わさび醤油を作った。そのわさび醤油に「海鮮ちらし」のネタを漬けて食べる。
最初に玉子を食べる。玉子はふんわりとした食感で、ジューシーで美味しい。続いて、カマボコを食べる。プリプリとした食感のカマボコは淡泊な味わいである。カマボコとはまた異なった淡泊な味わいが楽しめるイカは歯ごたえがある。濃厚な味わいのサーモンは脂がのっていてトロッとした食感。サバは小さなネタに旨みが凝縮されているようである
ここで、ガリとタクアンを食べて箸休め。お椀も少し飲んだ。続いて、後半戦である。柔らかい食感の小柱は甘味を含んでいるいるようだ。あまり存在感が無いのが残念である。マグロの赤身は濃厚な味わいでもっちりとした食感で美味しい。今回の海鮮丼の中ではやはり存在感がある。
丼のご飯の上に残っているのはネギトロ、トビコ、イクラといったところか。どれも少量で、しかも他のネタを食べている内に、それぞれが微妙に混ざり合ってしまっている。３種類のネタの上から醤油小皿に溜まっているわさび醤油を垂らした。そのまま丼をかき込む。
脂ののったネギトロは濃厚な味わいで美味しい。それに対し、トビコはプチプチとした食感が楽しめたが、あまり味が無いのが残念である。残念といえば、イクラもちょっとベチャとした感じで、存在感もあまりなかった。
どのネタも小さく、あまり存在感が感じられなかったのは残念だが、丼にてんこ盛りにネタが盛られているので、それも仕方ないところかもしれない。ただ、ネタそれぞれを楽しむのではなく、それこそ全部混ぜて食べてみるのも良いかもしれない。
最後に味噌汁を飲み干した。湯飲みに残った緑茶を飲んでいると店員が空いた皿を下げに来た。店の外にも入店待ちの客がいるようだし、食べ終わったらサッサと出て行って欲しいという店の姿勢のようにも思える。
お茶を飲み干して席を立つ。代金を精算して店を出た。確かにこの内容で千円札１枚出してお釣りが来るのは、リーズナブルである。美味かった。
店を出ると、雨が降っていた。傘を持ち歩いていたので、傘を差して職場に戻った。その後、南寄りの風が次第に強まり、雨は降ったり止んだりして夜になった。
天気予報によると、発達した低気圧や前線が近付いていて今夜から雨風が強まるということなので、夕方、早めに帰宅の途についた。雨量はそれほど多くはなかったが、風が強く吹いていた。
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