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今日の夕食(とんかつ定食@とんかつ末吉 新橋店)

2016年12月26日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は曇りときどき雨。今朝は上空にどんよりとした厚い雲がかかっていて、雲の合間から暗い空が見えた。朝の気温は4℃でこの時期らしい寒さである。今朝の日の出の時刻を過ぎると次第に空が明るくなってきた。
出勤のために家を出ると、まだ日の出前ということも手伝って、外は暗く街灯が点いている。駅までの道を歩いていると、大粒の雨がぱらぱらっと降り始めた。雨はすぐに止んだが、今日は雨が降らないと思っていただけにちょっと驚いた。

電車に乗ると、車内が少し空いているように感じた。考えてみれば学生は冬休みに入ったので、その分、空いているに違いない。あるいは今年も御用納めまであと3日ということもあるので、早めに休みを取って帰省や旅行に行っているかもしれなかった。
午前中は少し日射しがあったもののすぐに厚い雲に覆われて寒々しい空模様となった。昼間の最高気温は11℃で風は無いものの、師走らしい寒さとなった。

今日は夕食を食べて帰る。仕事を終えて職場を後にすると新橋駅に出た。新橋駅烏森口から虎ノ門方面に伸びる烏森通りを歩いていき、新橋柳通りとの交差点を左折して新橋柳通りを南に進んだ。しばらく行くと、右手に「とんかつ 末吉」と書かれた看板が見えてくる。今日はこのとんかつ屋「とんかつ 末吉 新橋店」で食べることにした。


店に入る。店内は1階と2階があって、1階の正面には厨房があり、厨房に面してカウンター席が6席直線上に並んでいる他、4人掛けのテーブル席が1卓配されている。2階には2人掛けのテーブル席が3卓と4人掛けのテーブル席が2卓、6人掛けのテーブル席が1卓配されていた。


1人であることを告げると、カウンター席に座るように女将さんに言われて席に座る。着席するとおしぼりが出された。
卓上には醤油とソース、七味唐辛子といった調味料の他、箸と楊枝、紙ナプキン、メニューが置かれている。メニューを見て料理を注文する。注文したのは基本メニューの「とんかつ定食」とした。

この店はライスのお替わりは半ライスをサービスするとのこと。それ以上は有料になるということで、一杯300円とのことである。う~ん、高い。ライスのお替わり分を大盛りにしてもらうように注文した。
料理を注文すると湯呑みに入ったほうじ茶とお新香が出された。お新香はざく切りにしたキャベツの浅漬け薄い沢庵が2切れ入っている。


続いてご飯ととん汁が運ばれてきた。最後にとんかつが運ばれてきた。
とんかつの載せられた皿には6切れにカットされたとんかつが載せられていて、その脇にキャベツの千切りが盛られ、パセリがトッピングされて、マスタードソースが皿に添えられている。


味噌汁はとん汁で豚肉の細切れ肉とダイコン、ニンジン、刻みネギが入っている。


新潟県産コシヒカリを使用しているというご飯は米粒が艶々としていて食欲をそそる。大盛にした割にはあまり大盛に見えない。ちょっとご飯が少ないのが残念である。


まずはとん汁をずずっと飲んだ。カットされたダイコンやニンジンと一緒に入っている豚の細切れ肉はやや固くて、歯応えがある。ダイコンやニンジンが柔らかくなってるのと対照的である。具だくさんのとん汁はなかなかボリュームがあって美味しい。
続いて千切りキャベツにとんかつソースをかけて食べる。嬬恋または渥美半島のキャベツを千切りにしたキャベツは薄くカットされていて、ふんわりとした食感である。しんなりとしたキャベツは甘く、空気が乾燥しているせいか、美味しく感じた。

パセリまで食べてしまうと、いよいよとんかつを食べる。山形県平田牧場産の平田三元豚を使用したというとんかつは並の厚さで脂身が少なく感じられる。


とんかつを1切れご飯の上に載せると、まずは何もつけずに口に運んだ。高級食パンを店でほぐしたパン粉と100%純正ラードとサラダ油をブレンドした油であげたとんかつの衣はサクサクとした食感で、「箸でも切れる」柔らかさのとんかつである。
口に入れると、脂身が少なくて赤身の肉は甘い。この上品な甘さは米を飼料に入れることで生み出されるということで、あっさりとして優しい味わいである。

更にとんかつを1切れご飯の上に載せ、ソースをかけてご飯と一緒に食べる。甘いとんかつソースは肉の旨味を引き出すように美味しい。衣にはあまり染み込まずに、ソースをまとって口の中でソースと肉、衣、ご飯が混ざり合う。なかなか美味い。
ご飯が足りないのが残念だ。いっそのことお替わりしようかとも思ったが、1杯300円という価格設定はお替わりを思いとどまらせるのに十分なハードルである。もう2切れのとんかつを食べてご飯が無くなった頃に、女将さんがキャベツのお替わりを勧めてくれた。キャベツのお替わりができるのは嬉しい。さっそくお願いした。

残った2切れのとんかつをキャベツで食べる。とんかつを千切りキャベツで包み、ソースを絡めて食べる。キャベツの甘みにとんかつの甘みが加わり、ソースで一体感が生まれている。こういう食べ方も美味い。ちょっと発見した感じである。
残ったとんかつを2切れ食べてしまうと、お新香を食べてお椀に残ったとん汁を飲み干し、完食。なかなか美味しかった。

最後に湯呑みに残ったほうじ茶を飲み干した。満足したところで、伝票を持って入口で代金を払って店を出た。
外は空気がヒンヤリと感じられるが風が無く、凌ぎやすい寒さである。電車に乗るために新橋駅を目指して歩き始めた。クリスマスの翌日ということもあるが、飾り付けが無くなった街中はスッキリとして見えた。


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