■今年の夏も旅三昧

▼今年も早めの盆休みを取り、故郷博多に帰った。行きは飛行機で帰ったが、帰りは恒例の青春１８きっぷ鈍行列車の旅で。

▼８月３日（金）北総線・千葉ニュータウン中央駅の始発05:06に乗り、羽田まで一直線。06:30に羽田に着き、早々に搭乗手続き。登場ゲートの近くでＪＡＬのまめっちがお出迎え。たまごっちジェット（747）も見ることが出来て、ちょっとうれしい。

　　　　


台風が迫っていたが、飛行機は無事出発するようだ。でも羽田は発っても福岡はどうだろうか？いささか不安がよぎる。だがそれも杞憂に。定刻通りのフライトで無事に福岡に。09:35着。曇天ではあったが雨もやみ台風ははるかかなたに。しかも、ここでもたまごっちジェットがお出迎え（777）。しばらく空港の展望デッキで飛行機の離発着風景を堪能し、実家へは11:30頃到着。
　　　

▼８月４日（土）全くのオフ。今年のぶらり一人旅の目玉、筑肥線旧線（1983年3月に廃止となった博多～小笹～姪浜）の廃線跡散策を決行。これについては別途エントリーを立ててレポートする。とりあえず走破したルートだけご紹介。
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▼８月５日（日）午後からこれも恒例の高校の同窓会へ出席。故郷を離れてちょうど２０年が経った。２０年前の３月１８日、私は当時の親友に見送られ、寝台特急「あさかぜ」に乗って、故郷をあとにした。気分は「銀河鉄道９９９」で負けることなど考えてもみない、大きな希望を抱き地球をあとにする星野鉄郎、あるいは甘く哀しい思い出に満ちた筑豊をあとにする「青春の門」の伊吹信介といったところか。しかし「故郷は遠きにありて思うもの」とはよく言ったものだ。その言葉が染み入る季節である。そして誇れる故郷と、ともに懐かしめる朋友がいるというのは本当に幸せなことだと思う。これについてもまた別のエントリーを立てよう。誰になんと言われようと、２０年の思い出、懐かしみ、そしてその後の２０年を考える時、やはり故郷の存在は大きいのである。

▼８月６日（月）全くのオフ。昨日一昨日出歩いていささか疲れていたので、この日は家から一歩も出ず。部屋でひたすらマンガを読んでいた。「ブラック・ジャック」全２５巻。「銀河鉄道９９９」全１８巻。大友克洋「童夢」。吉田秋生「吉祥天女」全４巻。その他諸々。

▼８月７日（火）カミさんの実家に身を寄せていた家族がこちらに合流するので、博多駅に出迎えに行く17:30までの間、ぶらぶら散歩することに。07:40実家発。まずは福岡空港まで歩くこと１時間弱。そのあと１時間は周辺をぶらぶらしながら着陸する飛行機を只々眺めては写真を撮っていた。そのあと、吉塚～東公園・馬出～箱崎までを徒歩で。その先貝塚～新宮～馬出～博多は地下鉄・西鉄・バスで行くのであるが、これについても詳細は後日。ここではルートだけの紹介に留める。
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▼８月８日（水）家族を連れ立って墓参り。午前中から酷暑。墓参りのあと、いつも行くスナックスタンドでのかき氷が楽しみになっている。今年はそのあと、天神まで足を延ばし、ショッパーズダイエーや天神地下街、イムズなどを散策する。お昼はイムズ１２階の久留米大砲ラーメン。
　　　　

▼８月９日（木）家族諸共一日中家でゴロゴロ。夕方、息子と連れ立って近くのクロネコヤマトへ荷物を出し、ＪＲの駅で切符を買いにいく。息子には九州新幹線つばめ号のブロックを買ってあげた。



▼８月１０日（金）早朝５時に起き、東京への帰路に発つ。以下、その道程。乗り継ぎ全１４回（宮島航路を含む。）



▼青春１８きっぷ。今回は４回分しか使わなかった。
　　　　

▼博多から大垣までは鈍行列車を乗り継ぎ、大垣から東京へは夜行快速ムーンライトながら(今回は臨時便の９２号）に乗っていきました。これ以外に博多～大阪間を夜行快速(ムーンライト九州）で移動し、大阪以東を鈍行乗り継ぎで、というパターンもあります。一度、山陰本線経由でやってみたいが、１泊２日ではどうも難しそう。でもいずれはチャレンジします。
　　　　

▼今回は途中、宮島口で途中下車し、安芸の宮島・厳島神社まで足を伸ばした。空も青く、絶景でしたね。（因みにＪＲ宮島航路は青春１８きっぷが使えます）。
　　　　

▼只管電車を乗り継ぎ・・・・・・この話を他人にすると「その間、corugenさんいったい何やってんですか？」と聞かれるので、「だいたいこういう感じで物思いに耽っている」という写真を撮ってみました。実際は時刻表を見たり、旅行メモを取ったり、本読んだり、いろいろやっています。