pâtissier casserole

ケーキ屋さんの日記です(時々更新)

グリーンアスパラとトマトのブランマンジェ、始まります。

2007-05-31 17:03:59 | Weblog
いよいよ明日6月1日から「北海道野菜のブランマンジェ」の春バージョン「グリーンアスパラとトマト、ワインジュレ添え」が始まります。
前にご紹介していたものよりリッチでゴージャスなブランマンジェです。
すべてにこだわりました。僕の菓子屋人生に悔いなし、といった出来栄えだと自負しているのですが...
とても手間がかかるのでたくさんはつくれませんが、ぜひ一度ためしていただきたい一品です。
家庭画報7月号でご紹介していただきました。
今号は「北海道の大特集」がしてあってとても見ごたえがありますよ。機会があったらこちらもご覧ください。


プチ・クロッカンブーシュ

2007-05-30 17:12:02 | Weblog
フランスの"祝い菓子"「クロッカンブーシュ」、キャセロール風にアレンジしてデビューしました。

かくれファンの多い「クロッカンブーシュ」、シューをすこし小ぶりにして、今日から「プチ・クロッカンブーシュ」として登場です。
フランス人は気絶するであろうシュー生地の中にちゃんとクリームが入った「シュークリーム」を積み上げています。
シュークリームにちょっと"アメ"がけして、手を加えただけなのに、それはそれは見違えるほどイイカンジです。
とても手間がかかるので1日限定10個からのスタートです。
豪快に手づかみでガリッ、ガリッといっていただきたいです。

URL http://www.casserole.co.jp

業務連絡です。
「春野菜のブランマジェ」は6月1日より店頭販売のみで始めます。
1個¥662-です。

バナナのパウンドケーキ、再開

2007-05-29 19:04:38 | Weblog
春の新作焼き菓子・「はちみつと完熟バナナのパウンドケーキ」

やっと再開です。
新作といっておきながら、わずか3日で品切となり1週間の"穴"をあけてしまいました。
僕の周りの方々はみんな心優しき人々なので「出来るまで楽しみに待ってまぁーす」と言ってくれましたが、お恥ずかしいかぎりでございます。
このバナナケーキ、どこから見ても食べてもバナナです。
妻はすっかりハマッてしまい、余計に1本焼かされました。
もし、彼女のようにハマッてしまった方は、どうぞお気軽にご相談ください。マルのまんまお分けします。
くるみもドッサリで腹持ちがとってもいいので、朝ごはんがわりにもいいかもしれません。

URL http://www.casserole.co.jp


この場をお借りしておしらせです。
「北海道野菜のブランマンジェ」・春野菜バージョンご紹介ホームページ、明日アップします。
また、6月1日(金)より店頭で販売させていただくことになりました。
もちろん、1個からお求めいただけます。
詳しいことは、ホームページをご覧ください。



高貴なるかな...

2007-05-27 14:32:51 | Weblog
みなさん、ご声援ありがとうございました。
おかげさまで、無事にあのバナナ熟しました。見事な熟れ具合にホレボレ...
「必殺・バナナ熟成庫」に入れること4日、あの室はスゴイ。
バナナってうまく熟させるとホントにいい香が立つんですよ。あれは、メロンにも勝るとも劣らずだと思います。今、厨房全体がバナナの香りです。なんだかシアワセだなぁ...
高貴な香りというか、このバナナの香りをかいだらきっとバナナを見直すことでしょう。
これで、晴れて春の新作焼き菓子・「完熟バナナとはちみつのパウンドケーキ」つくれます。

URL http://www.casserole.co.jp


きみ七変化

2007-05-26 15:16:09 | Weblog
今やcasseroleのお菓子には欠かせない存在の「長沼町・山口さんのぱくぱくファーム」の卵。

最近、山口さんの卵の黄身の色が変わりました。
色素添加剤とかのせいなんかではなく、山口さん特製の「エサ」がビミョーに違うからです。
以前にもご紹介した通り、山口さんはご自身で「エサ」の素となる野菜をつくっています。
冬場はどうしても色のある野菜がとれないので、黄身の色は当然白っぽく、今くらいの時季からはボチボチ青菜がとれ始めるので、黄身は黄色みがかってくるというわけです。
季節によって変わる、こういうのって、なんかすごく自然でスゴイ、ホンモノってカンジしませんか?

URL http://www.casserole.co.jp

宝石なジャム

2007-05-25 20:46:12 | Weblog
ジャム煮の風景。最強火で一気に煮上げます。

リクエストにお応えして急きょ、ジャムをつくりました。
なかなか腰が上がらずというカンジでしたが、とうとうカンネンしました。
最強火で一時も鍋のそばから離れることなく一気に煮ないと、どす黒くてしまりのないジャムになってしまうので、とても緊張します。見極めもむずかしいです。
ジャムって、ゆったりとのんびりつくるイメージがあるようですが(お母さんが優雅につくるカンジ)、チッ、チッ、チッ、とんでもない、時間との闘いです。はっきり言って疲れます。僕の妻なんか、ジャムづくりが始まると、僕がピリピリ、カリカリするからイヤだ、と言ってさっさと逃げていきます。
ジャムと言えば、いつの時代もやっぱり「いちご」なんでしょうかねぇ...
苦心の甲斐あってか、宝石のような色のジャムです。

URL http://www.casserole.co.jp





秘密兵器

2007-05-24 19:29:14 | Weblog
バナナが全然熟れません。
そもそもバナナは暖かい、しかもジメジメした所のものなので、バナナを熟させるのは、今のこの気候ではかなりの技が必要となります。
で、僕は今日とうとう「バナナの室」にバナナを入れました。知る人ぞ知るあの秘密兵器です。
これで安泰です。2~3日でイイカンジになるでしょう。ただしバナナがカゼをひいていなければの話ですが...

URL http://www.casserole.co.jp

熟・バナナ

2007-05-23 20:01:34 | Weblog
みなさん、たいへんご迷惑をおかけしております。
春の新作焼菓子「バナナのパウンドケーキ」、欠品が続きたいへんすみません。
バナナがうまく熟してくれないんです。
予定としては、今日がいい頃合いのはずだったのですが、どうも天気が...
昨日は暑かったし、ホント昨日は気が狂うかと思いましたよ。厨房は30度を超えていました。と思えば、今日は涼しくて...
そんな不順な天気にびっくりしてしまった未熟もののバナナでつくったらたいへんな目にあうので、しばらくバナナとにらめっこです。
みなさん、もうすこしお待ちください。すみません。

URL :http://www.casserole.co.jp

春の新作・北海道野菜のブランマンジェ進行中

2007-05-22 16:36:20 | Weblog
野菜のケーキ・「北海道野菜のブランマンジェ」撮影風景。写真を撮ってくださったのはもちろん並木さん。

昨日は、春の新作「北海道野菜のブランマンジェ」の写真撮影をしました。
カメラマンは公私ともに超・多忙の並木さん。
とってもかわいーぃカンジに仕上がりました。春爛漫といった趣です。
ホームページにアップしたらどうぞご覧ください。

URL http://www.casserole.co.jp


春の新作焼き菓子

2007-05-20 18:17:12 | Weblog
久しぶりに焼き菓子のメニューの入れ替えをしました。
ビスコッティにはしばしの間休んでもらい、その代わりにバナナを使った焼き菓子をつくりました。「はちみつと完熟バナナのパウンドケーキ」といいます。
今までのレシピをちょっとだけイジって、かくし味をパパっときかせました。バナナが半生なカンジのしっとりケーキです。バナナ好きの方は気がヘンになるくらい感動するのではないでしょうか...
バナナ+牛乳は黄金のコンビですが、僕は渋めの煎茶と食べるのが好きです。

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春のワイン Part.2

2007-05-19 18:48:48 | Weblog
今度のワインはテゴワイゾ。

やっほー、やっとです。とうとう来ました。この日が。
念願のワインにやっとたどり着きました。
去年の夏から始めた、casseroleセレクトワインですが、ずっと気になっていた2種、満を持して紹介させていただきます。
今度のはスゴイですよぉー、ルックスもいいし、中身もいい。
白はスペイン、赤は南アフリカで、白ワインの方は限定50本です。
この白ワイン、白のくせにあまり冷えていなくてもガンガンイケるから不思議。
白ワインはちょっとねぇ、という方にもいいんじゃないかと思います。
そうそう、価格は赤・白ともに¥1050です。カンバってるでしょ?

URL http://www.casserole.co.jp


季節はめぐり、目もまわり

2007-05-17 20:59:16 | Weblog
今日は風の強い一日でした。
いま、外は大荒れで「春の嵐」と化しています。
午前中はどんよりとした曇り空で、嵐の前触れといったカンジの天気でした。
風がとても強かったので、せっかくの「桜」が散ってしまいました。
きっとあの「桜吹雪」の桜は一丁向こうのホテルの庭の桜でしょう。
もう今頃は、丸裸になってしまっているでしょう。
桜の次は、ライラックです。
今年もお約束の「リラ冷え」とやらが来るのでしょうか。
季節はたしかにめぐります。
春はなにかと騒がしく僕は目がまわっています。
では、また。

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真っ赤なジャム

2007-05-15 17:54:39 | Weblog
やっぱり「いちご」はくだものの女王さま?

「いちごのジャム」、出来ました。
昨年、おかげさまで大好評をはくしたあのジャムです。完熟した「とちおとめ」と相棒にミントを使ってさっぱりとした味に仕上げてあります。糖度も45度と、甘さもかなり控えめ。
バターたっぷりのこんがりトーストには言わずもがな、ちなみに僕の好きな食べ方、クラッカー、ちょっとだけ塩味がきいたリーンな生地のもの、にベッタリとぬって食すのがけっこうイケると思います。

URl http://www.casserole.co.jp

万能選手

2007-05-13 16:49:20 | Weblog
casseroleの「季節のタルト」の中で№1、2の人気を誇る「日向夏」。

その色のおかげで、見るからに酸っぱそうで(オイシソウに見えない)日向夏。僕が始めて日向夏を使ってお菓子を作ったのが、かれこれ7年前のこと。「柑橘」の苦手な北海道人にはかなりキツかったようで、当時は"サンザンヒドイメ"にあいましたが、いまはすっかりファンもでき人気者になってくれました。
この日向夏、ご当地の宮崎県ではしょうゆをかけて食べたりするそうです。
僕は、しょうゆでは食べませんが気が向くと、料理に使います。日向夏の料理でお気に入りのものは、「白身魚のカルパッチョ」。いたってカンタンで、調理した主役の魚の上に日向夏のカットしたもの(切り方はコロコロしたカンジがいいです)をゴソッとのせる、これだけ。
ミテクレもけっこうイケテるし、味だってバッチリです。
ただ、オリーブオイル、ケチらないでたっぷりかけてくださいね。

URL http://www.casserole.co.jp


シルクみたいな黄身

2007-05-12 16:31:04 | Weblog
長沼町の「ぱくぱくファーム」・山口さんの卵。

またまた大発見です。山口さんの卵は"驚きと発見"がいっぱいです。
山口さんの卵の「ユデタマゴ」の黄身はシルクみたいな食感。
緻密でなめらかでボソボソしていなくてクリーミィっていうんでしょうか?
黄身は黄身でもなにかがほかとは確実にちがう。白身もそうですが、科学的に分析したら組成の分子記号の配列とかがちがっていたりして...”食”は科学なり、です。
で、みなさんに朗報です。山口さんの卵をcasseroleでみなさんにお分けしようと思っています。
1個からお求めいただけるように、いま着々と準備しているので機会があったら、ご自身でこの感動と驚きを実体験してみませんか?

URL http://www.casserole.co.jp