結局ハードカバー版を買ってしまいました(笑)
いや~、やっぱり「実に面白い」!
探偵ガリレオシリーズ最新刊「ガリレオの苦悩」「聖女の救済」感想です。
ネタバレ注意!
<ガリレオの苦悩>
湯川は以前ほど警察に協力的ではなく、草薙とも疎遠になっている。
原因は明言されていないものの、どうやら石神の事件(「容疑者Xの献身」)かららしい…。
あの事件は湯川から真相(推理)を聞いた靖子が自首してきて幕を閉じたはずなので、同じく湯川から真相を聞いた草薙がそれを元に捜査→湯川が宣言どおり草薙と絶縁、という訳ではなさそうだ。
その後何かあったのか。それとも単に、親友の事件を思い出すから嫌なのか。気になるところです。
でもそこは探偵ガリレオ。乗せられたり、成り行き上動かざるを得なくなったりで、結局捜査協力するはめに(笑)
・「落下る」
「エピソード0」で湯川と草薙の学生時代として描かれてた話ですね。
原作は学生時代ではなく現代の話で、内海の登場回だった模様。
行動派の新人女性刑事なのはドラマと同じですが、
ドラマほど感覚で動く訳ではなくむしろ論理的で、かなり切れ者。
ぶっちゃけ先輩の草薙より事件解決に役立っ
・「操縦る」
これも「エピソード0」で描かれてましたね。
草薙が刑事になってから初めて湯川に捜査協力を依頼した時の話。
原作は「落下る」と同じく現代の話。
友永氏は元帝大助教授で、
事件発生時は湯川を含め教え子4人を自宅に呼んでいた。
石神のときとはちょっと違うけど、
これまた湯川にとっては辛い展開ですなぁ。
・「密室る」
ホログラムってそんなにリアルなんだ…。
それ使ってる美術館とか博物館とか行ってみたい。
てか最後微妙に怖いんですけど。
無事に終わるのかすげー心配なんですけど。
湯川が草薙と内海連れて来たときにはどうなってるんだか(滝汗)
ところで
藤村「そういうおまえだって、もっと若いのを狙ってるんじゃないのか。
草薙からいろいろと聞いたぜ」
湯川「草薙が一体何を?」
さ~~て、“もっと若いの”って誰のことかなっ?(・∀・)ニヤニヤ
“内”の付く人かなっ?(・∀・)ニヤニヤニヤ
・「指標す」
おばあさんとわんこかわいそ(T_T)
占いの類って基本的に信じないタイプだけど…
こういう風に、迷ったときに決心する指標があったらいいよなぁ。
ところで草薙さん。
「あの手の母娘(=健気に生きてる二人暮らしの母娘)を見ると、
冷静な判断がしにくいんだ」
ってやっぱ花岡親子のことですか?
こういうちらほら見え隠れする過去作品の影に妙ににやけてしまうw
・「攪乱す」
いいねぇ、まさに“対決”!
けど実際にこんな犯人(テロリスト?)出てきたら怖いだろうな。
車やバイクは運転しないけど、自転車乗ってるときとか…
階段とかはしごとか狭い倉庫とかトランプタワーの傍とか(ん?
<聖女の救済>
これはかなり面白かったです。
トリック自体は単純なのに、解き明かすのは難しい。
証明だってほとんど不可能な感じなのに、最後にはちゃんと解決する。
しかも、偶然は重なるけど(最後の決め手とか)それも自然な流れ。
人間ドラマも濃厚。旦那、ヒデェよ…(T_T)
そりゃ確かに人間も生物だから、それは重要事項ですけどもね…。
草薙どんまい(笑) 子猫のエピソード、好きだな。
「落下る」以降、作中にもドラマの影が見えて楽しい。
ドラマで湯川のパートナーとして女刑事を出したいという話になったとき、東野圭吾さんは「落下る」を執筆中だったそうで、それで内海薫をドラマの準主役として使うことになったんだとか。
だからかどうかはわかりませんが、原作でも「落下る」以降は内海が結構前面に出てきてますね。
あと、「聖女の救済」で内海が福山雅治さんのアルバム聞いてた(笑)
ドラマ、またやってほしいです。
今回の2冊基にしてシーズン2やってくれないかなぁ。あ、でも「落下る」と「操縦る」は「エピソード0」で使っちゃったからダメか。
「攪乱す」を2時間スペシャルにするとか。あれ結構盛り上がりそうだし、2時間向きなんじゃないかな。
「聖女の救済」は、2時間スペシャルでもいいけど「容疑者Xの献身」みたいに劇場で見てみたい気がする。
いや~、やっぱり「実に面白い」!
探偵ガリレオシリーズ最新刊「ガリレオの苦悩」「聖女の救済」感想です。
ネタバレ注意!
<ガリレオの苦悩>
湯川は以前ほど警察に協力的ではなく、草薙とも疎遠になっている。
原因は明言されていないものの、どうやら石神の事件(「容疑者Xの献身」)かららしい…。
あの事件は湯川から真相(推理)を聞いた靖子が自首してきて幕を閉じたはずなので、同じく湯川から真相を聞いた草薙がそれを元に捜査→湯川が宣言どおり草薙と絶縁、という訳ではなさそうだ。
その後何かあったのか。それとも単に、親友の事件を思い出すから嫌なのか。気になるところです。
でもそこは探偵ガリレオ。乗せられたり、成り行き上動かざるを得なくなったりで、結局捜査協力するはめに(笑)
・「落下る」
「エピソード0」で湯川と草薙の学生時代として描かれてた話ですね。
原作は学生時代ではなく現代の話で、内海の登場回だった模様。
行動派の新人女性刑事なのはドラマと同じですが、
ドラマほど感覚で動く訳ではなくむしろ論理的で、かなり切れ者。
・「操縦る」
これも「エピソード0」で描かれてましたね。
草薙が刑事になってから初めて湯川に捜査協力を依頼した時の話。
原作は「落下る」と同じく現代の話。
友永氏は元帝大助教授で、
事件発生時は湯川を含め教え子4人を自宅に呼んでいた。
石神のときとはちょっと違うけど、
これまた湯川にとっては辛い展開ですなぁ。
・「密室る」
ホログラムってそんなにリアルなんだ…。
それ使ってる美術館とか博物館とか行ってみたい。
てか最後微妙に怖いんですけど。
無事に終わるのかすげー心配なんですけど。
湯川が草薙と内海連れて来たときにはどうなってるんだか(滝汗)
ところで
藤村「そういうおまえだって、もっと若いのを狙ってるんじゃないのか。
草薙からいろいろと聞いたぜ」
湯川「草薙が一体何を?」
さ~~て、“もっと若いの”って誰のことかなっ?(・∀・)ニヤニヤ
“内”の付く人かなっ?(・∀・)ニヤニヤニヤ
・「指標す」
おばあさんとわんこかわいそ(T_T)
占いの類って基本的に信じないタイプだけど…
こういう風に、迷ったときに決心する指標があったらいいよなぁ。
ところで草薙さん。
「あの手の母娘(=健気に生きてる二人暮らしの母娘)を見ると、
冷静な判断がしにくいんだ」
ってやっぱ花岡親子のことですか?
こういうちらほら見え隠れする過去作品の影に妙ににやけてしまうw
・「攪乱す」
いいねぇ、まさに“対決”!
けど実際にこんな犯人(テロリスト?)出てきたら怖いだろうな。
車やバイクは運転しないけど、自転車乗ってるときとか…
階段とかはしごとか狭い倉庫とかトランプタワーの傍とか(ん?
<聖女の救済>
これはかなり面白かったです。
トリック自体は単純なのに、解き明かすのは難しい。
証明だってほとんど不可能な感じなのに、最後にはちゃんと解決する。
しかも、偶然は重なるけど(最後の決め手とか)それも自然な流れ。
人間ドラマも濃厚。旦那、ヒデェよ…(T_T)
そりゃ確かに人間も生物だから、それは重要事項ですけどもね…。
草薙どんまい(笑) 子猫のエピソード、好きだな。
「落下る」以降、作中にもドラマの影が見えて楽しい。
ドラマで湯川のパートナーとして女刑事を出したいという話になったとき、東野圭吾さんは「落下る」を執筆中だったそうで、それで内海薫をドラマの準主役として使うことになったんだとか。
だからかどうかはわかりませんが、原作でも「落下る」以降は内海が結構前面に出てきてますね。
あと、「聖女の救済」で内海が福山雅治さんのアルバム聞いてた(笑)
ドラマ、またやってほしいです。
今回の2冊基にしてシーズン2やってくれないかなぁ。あ、でも「落下る」と「操縦る」は「エピソード0」で使っちゃったからダメか。
「攪乱す」を2時間スペシャルにするとか。あれ結構盛り上がりそうだし、2時間向きなんじゃないかな。
「聖女の救済」は、2時間スペシャルでもいいけど「容疑者Xの献身」みたいに劇場で見てみたい気がする。
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