国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

有給

2011-01-30 12:17:44 | 仕事
だんなも今の会社に勤続して7年経った。

体の調整が利かない頃から、周りの人の理解と助けで、途中で横にならせてもらったり、帰らせてもらったりしながら、

やっと8時間続けて立っていられるようになった。

健康でいられるだけで、どれだけ幸運な事だろうと思う。

自分の好きな仕事ではないが、この会社は、7年勤続すると、4週間の有給がもらえる。

NZでは労基法で、年休は1年4週間と決まっているので、必ずとるか、またはとらないと、年度末か辞める時に全部お金で支払われることになっている。

つまり、だんなには、ことしは、8週間の有給があるというわけである。

会社としては、お金で支払うよりは、休みをとってくれた方が助かるので、休みをとっていないと、とれ~とれ~と、うるさいのだ。

まあ日本だって、有給は20日だが、果たして日本社会で、誰が全部とっているだろうか?

そういえば、うちの日本の弟も、勤続20年なので、1週間休みをもらったと言っていた.

こんな話を聞けば、外資系や海外で仕事を得たいと思う日本人が増えるのも無理はないだろう。

さて、そのだんなだが、残念な事に奥さんが転職に転職を重ねているため、年休がなく、どこにもホリデー(旅行)に出られない。

いや、彼は、ひとりで行けば良いのだが、それはとてもできないと言う。

奥さん、そういう事は全く気にしないから、ほんっとに心からそういってるのに、嫌だと言う。

変な所でまじめで、気の毒な男である。

もっとも、休暇に出るようなお金もないから仕方ないが。

彼が行きたい所は、イタリアか四国。



と思う組み合わせだが、小さな島がいっぱいある湾内を船で回りたいそうだ。

ますます、私のような船酔い女とは難しい旅行。

だんなの親は、40代半ばで、ヨーロッパ3か月旅行というのに行ったそうで、だんなもそういうのを夢見ているんだろうが、やっぱり私たちはスロースターター、

結婚や仕事の安定、家の購買等が年齢的に遅かったから、しかたない。

まだまだ、働き続けなきゃならないのである。

思えば、日本でも、最初に得た仕事を辞めず、ずっとそこで働いていて、結婚して2人の収入があれば、50歳でセミリタイアも夢じゃなかっただろうか。

...が、人生、そう簡単にとっとと結婚でまとめる気にならなかったモノ同士、なのである。

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