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保活レポート:森のおうちコッコロ①

2012-03-26 | 保活レポート

「保活レポート」第5回は、土気の保育園「森のおうちコッコロ」(http://kodomonomori.biz/coccolo/index1.html)の施設長である藤平博美先生にお話を伺った。 

森のおうちコッコロは、5年ほど前に、藤平先生のお母様である小児科医の宇田川先生によって、クリニックと併設する形で開園された。

宇田川先生は、子どもが大好きで、子どもたちの笑顔のためにと、ずっと小児科医を続けられている方で、地域密着型の小児科を作りたいという夢を持っていらっしゃったそうだ。

また、自らも3人のお子さんを育ててきて、その子育ての過程の中で、周囲の多くの人に支えられてきたという感謝の気持ちがとても大きかったという。

藤平先生自身も子どもの頃、宇田川先生が当直の時には、病院に連れられて看護師さんや他の医師の方から声を掛けてもらいながら過ごしたり、医局で寝かせてもらったりしたそうだ。

悪戦苦闘の中でこなしてきた子育ての経験を踏まえて、女性が仕事と子育てを両立させる大変さを少しでも和らげ、もっと胸を張って子育てをしながらでも安心して働ける環境を作りたい、そんな思いが現在の小児科との連携が取れた保育ルームという形につながったということだ。

小児科との連携という特徴、これを存分に活かしたシステムが病時個室保育「おねんねルーム」である。

この「おねんねルーム」というシステムだが、森のおうちコッコロは病児保育をやっているわけではないので、病気になった時だけに利用するというものではなく、普段から通っている子どもたちが熱を出してしまったり、風邪をひいてしまったりした時(インフルエンザ等、感染力が強い病気の時は除く)に利用するものとなっている。

そのため、病児保育のように、いつもとは違う環境で、慣れない先生に様子を見てもらうのではなく、いつもの先生がそばにいてくれているという安心感の中で、個室で静かに過ごすことができる。

そして、希望に応じて1階の小児科での診察を受けることもでき、医師の指示に従って薬も飲ませてくれるので、子どもが熱を出したからといって、慌てて保育園に迎えに行ってバタバタと病院に連れて行ったり、病児保育に預けに行ったりしなくてすみ、子どもの負担も少なくてすむ。

また、おねんねルームというシステムに限らず、小児科と保育ルームとは密にコミュニケーションが図られていて、子どもの様子について気になるようなことがあれば、すぐに院長や看護師の方に相談できたり、あるいは、予防接種の時に保護者が仕事を休まなくても、委任状があれば保育士の方に付き添いをお願いしたりすることもできる。

小児科と保育ルームの連携が取れた、子どもたちの健康を守ってくれる施設、子育て家庭にとって、とても心強い味方だと思う。

 

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