emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

さよなら私 第3話

2014-10-29 20:25:40 | 2014秋ドラマ
第3話 「秘密」

早川薫(姿は友美/永作博美)は、星野友美(姿は薫/石田ゆり子)の息子・健人(橋來)を寝かしつけ、自分の髪の毛を掴んで寝る健人に「いいね、君は。掴まるものがあって…」とつぶやく。
その頃、友美の夫・洋介(藤木直人)は薫のアパートにいて、薫が「そんなに急いで帰らないで」と言うのに驚き、普段と違う薫に「お茶でも飲みに行こうか」と誘ってカフェへ行く。
カフェで洋介が「何かあった?だって言ってたでしょ、できるだけ体の関係だけにしたいって。いないと寂しくなるような、男に依存する生き方は嫌だって。だから俺はちょうど良かったんでしょ?結婚して子供もいるし、妻を愛しているし、家族は捨てない男だから。それに自分も絶対俺の家庭を壊そうとは思わないって。親友なんでしょ、友美は」と話すと、友美(姿は薫)は驚いて「そんなこと言ったっけ…。そうじゃないけど、ずいぶん自分勝手な話だよね…腹が立つ…あっ、自分に」と話す。
そんな中、友美と薫の親友・三上春子(佐藤仁美)が、友美とは電話が通じないからと薫に電話をかけてきて、不倫をしている疑いのある夫・光雄(尾美としのり)に「家庭というものの良さをアピールしたい」として、友美の家で3家族でホームパーティをしようと言ってくる。
友美(姿は薫)は健人と久しぶりに会えると思って大乗り気になり、薫(姿は友美)には「じゃあ今度の日曜日ね」と事後報告の連絡が来る。
翌日、薫(姿は友美)は友美(姿は薫)に何度電話をしても繋がらないため勤めている会社まで行き、友美(姿は薫)を呼び出して怒るが、友美(姿は薫)は薫(姿は友美)にパーティの時は7品を手作りで作るようにと言い出す。
光雄は、日曜は遠山冬子(谷村美月)と一緒に買い物に行く約束をしていたが、春子に強引に予定を入れられたため冬子に謝罪し、冬子が「全然大丈夫だよ。ホームパーティか…都会だね。どんな感じなんだろう?」と寂しそうに話すのを見て、光雄は「大好きだよ、冬ちゃん」と言いながら冬子を抱きしめる。
日曜になり、薫(姿は友美)と洋介と健人は3人で料理や部屋のセッティングなどを協力しながら行い、友美(姿は薫)は自分のアパートで健人の好きな料理をたくさん作って持って行く。
星野家についた友美(姿は薫)は、健人の顔を見ると感無量になるが、健人はすぐに洋介とパーティの準備を再開する。
続いて、春子と光雄がやってくるが、洋介と光雄はお互いの名前すら知らなかったため、自分の妻の親友の夫同士だったことに驚いて初対面を装いながらも動揺し、洋介は慌てて光雄に力仕事を頼んで庭へ誘い出し、「秘密を知ってるのはお互い様なんですから」「何とか乗り切りましょう!」「お願いします!」と話し合う。
花瓶にある花が枯れていることを春子から珍しいと指摘されると、健人が「お花はね、枯れても生きているんだよ。だから、ずっと見ててあげなきゃいけないんだ。ねっ、ママ?」と話し、友美(姿は薫)は自分が健人に話したことのないことを健人が話すのを聞いて複雑な気持ちになる。
パーティが始まり、健人が友美(姿は薫)の作ったパエリアを美味しそうに食べるのを見て友美(姿は薫)は喜ぶが、洋介は「友美のと同じ味がするね」と話し、友美と薫は戸惑う。
健人が苦手だったアスパラを食べるのを見て友美(姿は薫)はとても驚くが、洋介が「健人、アスパラだけが苦手だったんですけど、食べられるようになったんですよ」と話し、健人が「ママがこうやったら美味しいよって教えてくれた」と話すのを聞いて、ますます不愉快になり、お酒のペースが進む。
そして、友美(姿は薫)は「健人く~ん、ハグしよう!」と言って両手を広げるが、健人は怖がって近寄らず、友美(姿は薫)は健人に謝り、パーティの途中だが慌てて帰っていく。
薫(姿は友美)は友美(姿は薫)を追いかけ、友美(姿は薫)は「何、すっかり母親になってるのよ!冗談じゃないわ!しっかり自分のものにしてるじゃない!あの家は私の家なの!健人は私が産んだ子なのよ!それだけじゃないよ、薫、楽しんでいるでしょ、今の生活。分かるよ、家を見たら」と怒り出す。
薫(姿は友美)が「そうだね、楽しい。ずっとこのままでもいいかって私は思ってるかもね。楽しいよ、毎日。健人君の事、愛してるってすら思うようになった。でもね、でもそういう気持ちになったって、あの子は私の子じゃないし、そのうち私のものじゃなくなるんだって、そう思って毎日過ごしているわよ!そういう気持ち、アンタには分かるの!?」と怒鳴ると、友美(姿は薫)は「あなたとなんかね、友達にならなきゃ良かった。ロクな事がないのよ、あなたと一緒にいると!もう大嫌い!」と叫び、二人はケンカ別れをしてしまう。
その頃、星野家では、春子が「私、無神経でしたよね。家族、家族って薫の前で…」と反省し、高校一年生の時の登山遠足で同じ班になったが集団から離れてしまった時の事を話し出す。
その時、春子がケガをしてしまい、友美は薫と春子をそこに待たせて先の様子を見に行くが、友美は家の事で悩んでいて崖っぷちで死ぬことを考えて動けなくなり、薫が友美を探しに来て「死ぬの?別に止めないよ、最低だと思うけど。何、悲劇のヒロインですか?どうぞ、ほら早く」と言いつつも泣きじゃくる友美を抱きしめて、「今までいたことないんだけどさ、友達にならない?友達がいれば乗り越えられるでしょ、たいていの事は」と声を掛けて、二人(三人)は親友になったのだった。
友美(姿は薫)と薫(姿は友美)は、それぞれの家に戻り、お互いが見られたくないものとして「見ない約束をしていた箱」をそれぞれ開けると、そこには親友になる約束をした高校一年の登山遠足でお互いがケガをした箇所の手当てに薫のスカーフを半分に破って使っていたものが、それぞれ箱に入っていて・・・


というような内容でした。

今回も切なかったです(涙)両方とも切ない・・・

友美(姿は薫)が「ママだよ~!」と言っても健人は反応してくれなく、「ハグしよう!」って手を広げたら怖がられる始末で、観ている方もとても辛かったです。
しかも健人はすっかり薫(姿は友美)に馴染んでいて、薫の言葉に影響されていて、苦手な食べ物まで克服しているなんて、なんだかとても残酷だなと思いました。

一方、薫(姿は友美)は薫で、入れ替わる前までは薫はそれなりの信念を持って洋介と「体だけ」の関係を持っていたけど、
入れ替わってからは、家庭を持つことの楽しさを知り、でもその楽しさや「子供を愛する喜び」というものがいつまで続くか分からないから、色んな感情が出てきて混乱しているようですね。

で、洋介・・・
友美から薫が家に来ると聞かされても、全然動揺せずに「三人娘、勢揃いかぁ!楽しそうだね、何かあったら手伝うよ(キラーンキラーン)」と言ったとか
ホント、洋介は呆れる位キラーンキラーンしていますよね
洋介が、家にやってきた友美(姿は薫)に「はじめまして、星野です。よろしくお願いします」ってキランキランな笑顔で言った時、私は思わずテレビに向かって「すげー嫌な奴!」ってつぶやいてしまいました
私、直人さんのファンなのですけどね(それだけ直人さんが酷い男を好演しているという事で

洋介と光雄は本当に「お馬鹿な男たち」なのですが、あそこまで「俺たちは隠すことに成功しているんだ感」を出してくれているので、逆に笑えてしまいます。
でも、洋介の方は「体だけ」と割り切って薫と不倫しているけど、光雄の方はかなり冬子にのめり込んでいるように見えますが、大丈夫なのかな?

ホームパーティは、
 ・全く事情を知らないのは、春子と健人のみ。
 ・一部事情を知っているのは、洋介と光雄。
 ・全てを知っているのは、友美と薫。
6人の心の動きを知っている視聴者は、観るポイントが多くて忙しかったですね
6人とも(健人君までもが)微妙な空気感を持ってそれぞれの役を体現しているので、観れば観るほど奥深いな・・・と思いながら観ていました。
濃厚すぎて、かなりお腹いっぱいになりましたけど

そんな超濃厚な本作ですが、少し笑えるところがあったり、「ああ、そういうものかも!」と共感できるところも多くて、とても救われます。
たかが下着と言っても、やっぱり自分の趣味に合わないものは落ち着きませんよね
春子の嗅覚はスゴイなぁ・・・ダンナからカレーのニオイがしていて、しかも家庭的なカレーのニオイとまで嗅ぎ分けるとは(笑)
そんな繊細なのに、魚を焦がしてしまって息子たちに茶化されてしまって
春子の子供たちは、そんなに多くは出ていないけど、なかなか良い雰囲気が出ていますね


友美と薫(と春子)が親友になったキッカケが、今回で分かりましたね。
親友ができたことで、死にたくなるくらい辛い現状を乗り越えることができた・・・
そして、その親友になったある意味「記念日」の時のものを、20数年経ってもお互いが大事に持っていたという・・・。
10代の女性同士って、こういう体験談や思い出の品をいつまでも持ち続けるといったことがそういえばあるかもな~と思いながら、とても感動してジーンとしながら観ていました。
こんな危険な崖っぷちのある山に登山遠足なんて、どんな学校なんだ!?とチラッと思いましたけどね

何度もケンカしながらもこうして同じものをずっと大切に持って行ったことを知った友美と薫は、これからどう動くのか、次回もとても楽しみです!

_______________

最後に、直人さんファン目線でチラッと。

上で「キラーンキラーン」については書きましたが、本当にキラキラしていたなぁ~と思いました
そして、思わず画面に向かって「すげー嫌な奴!」とつぶやいてしまいましたが、
嫌な奴というのは少し違っていて、
ズルイ奴というのとも少し違っていて、
何て言うか・・・道徳的には間違っていて確実に妻の事を傷つけているのだけど、本人としては妻の期待には(○ックス以外は)最大限に応えているから、完全には嫌いになれないというか・・・。
まぁ、普通の男がこんなことをしても決して許されなくて、「洋介だから」そういう感情が生まれるだけなのですけどね。

もうご存知の方も多いと思いますが、NHKのHPの「編集部イチオシ!」というコーナーで、直人さんのインタビューがバッチリ載っているので、いちおうリンクを貼っておきます(こちら)。
尾美さんとのシーン、机を庭に運ぶところなどは修羅場寸前なのにかなりコミカルになっていたけど、どこまでが想定内で、どこまでがアドリブだったのかな?(笑)
來君を肩車する写真、直人さんも來君も良い顔していますが、永作さんも笑顔で、とても素敵な写真だな~と思いました♪
あさイチとかスタジオパークに直人さんも出て、撮影裏話を直人さんの口から話すのを聞きたいなぁ・・・
有働アナが、このドラマをどう観ているのかも気になるのですが…(永作さんがあさイチにご出演されていた時に、有働アナはやや興奮気味だったので(笑))

・・・と、少し話がズレてしまいましたが、
今回は予告編が!!
洋介が下になっていましたけど!!(スミマセン、やっぱりそっち系の話をしてしまって)
直人さんがこういうシチュエーションになるのはあまり観たことがないのですが(いつも攻めの方?)
まぁこのシーンは本来「友美の心情を表すシーン」であるので、友美がどういう心境からそうなったのかを気にするところですが、少しこの一瞬のカットにドキドキしてしまいました
結局今回もこんな締めで申し訳ありません

←web拍手です。
いつもこのドラマについてはweb拍手を多くいただきありがとうございます!
拍手コメを入れてくださる方もいらっしゃって、とても嬉しいです。
コメント欄に入れてくだされば、お返事を書くことができるのですが・・・
こんな記事で申し訳ありませんが、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

※これまでの感想
 第1話 第2話
※公式HP(こちら
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2 コメント

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こんにちわ~♪ (きこり)
2014-10-30 14:17:37
>薫の言葉に影響されていて、苦手な食べ物まで克服しているなんて、なんだかとても残酷だなと思いました。
これは母親としては辛いしもやもやどころの騒ぎじゃないですよね。かわいい盛りの我が子の成長はすべて見ておきたいのに、それを全部横どりされちゃうんですから。
でも、別れの日のために心を動かさないようにしている薫も切ないです。
>10代の女性同士って、こういう体験談や思い出の品をいつまでも持ち続けるといったことがそういえばあるかもな~
そうかも。私はそんなことないわって思ったけど、十代の頃に友達が創ってくれたおまもり、まだ持ってますワ(笑
友美はともかく薫はそういうタイプではないと思っていたのでちょっとびっくりでした。
2人の涙にこちらもほろりですよ~
>そして、思わず画面に向かって「すげー嫌な奴!」とつぶやいてしまいましたが、
いやいやいや・・・わたしゃ、ここまでいけばりっぱだよって思いましたよ。
普通奥さんの友達と一緒にわいわいなんてめんどくさいじゃないですか~
なのにあんなに笑顔で気持ちよく手伝ってくれたら、浮気しててもいいか?とすら(笑
しかし洋介のこのモチベーションは何なんでしょうか?一夫多妻制?俺様タイプでもなさそうだし~
謎だわ~
光雄とのやり取り楽しかったですね。
挙動不審な光雄と比べて落ち着いている洋介・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
でも、今後洋介がギャフンと言わされる日がくるのでしょうか~(笑

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>きこりさんへ (emi)
2014-10-30 17:43:08
きこりさん、コメントありがとうございます!

友美は健人にやっと堂々と会うことができると思いきや、そんな悲しい現実を目の当たりにしてしまうなんて思ってもいなかっただろうから、本当に耐えられない辛さだったでしょうね。
薫の方も、家族と一緒にいる幸せを楽しんでいるかと思いきや、また元に戻ることを考慮しながら生活しているというのが分かって、どちらにも切ないな~と思いながら見ていました。。。

洋介の振る舞いは、不倫というワードさえなければ立派ですよね!
うちのダンナなんて、私の友人も交えて食事をしてくれるとかそういうのは新婚当初だけでした(^^;)
洋介のモチベーションは・・・友美と体の関係がなくなったからなのでしょうけど・・・
でも、友美としては何とかしたいと思っていたようでしたよね。
まぁ洋介は根本的な考え方が間違っているのには違いないでしょうが。
私はギャフンと言わされると思いますよ~!
フジッキーファンだけど、ギャフンという展開になってもいいと思っています(笑)
光雄とのお馬鹿なやりとりももう少し見たいですけど、最後は二人とも土下座?それ以上?ということで!
でも、とても深いストーリー展開なので、今のところは全く先が読めないです。
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