emitanの心にうつりゆくもの

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平清盛 第23話

2012-06-10 22:16:56 | 平清盛
第23話 「叔父を斬る~清盛、涙の決断」

信西(阿部サダヲ)より、叔父・平忠正(豊原功補)とその子の斬首を命じられた清盛(松山ケンイチ)は、必死に嘆願するが、聞かないなら官位を剥奪し、領地、財宝をことごとく召し上げると言われる。
親戚関係で帝の近臣の藤原成親(吉沢悠)にも頼み込むが、力が及ばないと言われる。
そして、源義朝(玉木宏)にも、父・為義(小日向文世)と弟たちの斬首が命じられる。
嘆願する義朝に信西は「清盛は分かっておるに違いない、この先武士が一層力を持つために、今何をせねばならぬかを」と話す。
清盛は忠正に、沙汰に従うつもりはないと話すが、忠正は「わしが何より恐れておるのは、己が平氏の禍になること」と言って、斬首を受け入れる。
源氏の方は、為義が義朝に「親兄弟の屍の上にも、雄々しく立て。それがお前が選んだ道。源氏の栄華へと続く道じゃ」として、斬首するよう話す。
斬首の日、忠正は子らに「断じて一門を恨むな。恨むなら、この父を恨め」と話し、河原へ向かう。
清盛は斬ろうとするが、中々出来ない。
そんな清盛に忠正は「それでも平氏の棟梁か!(天国にいる兄上に)会う時に言うてほしいか。やはり清盛は棟梁の器では無かったと。あんな赤子を引き取った故、一門は滅びたと言うてほしいか!」と叫ぶ。
清盛は忠正を斬り、忠正の子も「父上のお姿が見えるうちに、後を追いとうございます」と清盛に頼み、清盛は次々に斬っていく。
その姿を西行(藤木直人)と平盛国(上川隆也)は、ただただ静かに見守っていた。
一方義朝は、義朝の子・鬼武者(のちの頼朝)と家臣・鎌田正清(趙和)が見守る中、為義と弟たちを斬ろうとするが、中々斬ることができない。
泣き崩れて倒れてしまう義朝を見て、正清が為義を斬る。
義朝は「父上!」と叫ぶが、弟たちは「最期の頼みすら聞けぬ者が、我らの父を父上と呼ぶでない!正清、斬れ!」と怒鳴り、正清が斬首を遂行する。
信西の近臣である藤原師光(加藤虎ノ介)に、(忠正一党はどうあってもよく)藤原摂関家と結びつきが強かった為義一党に生きてもらっては困るから斬首の沙汰を下したのだと見透かされ、信西はそっと涙を流す。
傷心の清盛に、後白河天皇(松田翔太)は勝利の宴を催し、清盛に舞を促す。
清盛は震えながらも、「こたびは、かように晴れがましき宴にお招きいただき、身に余る誉にございます」と天皇に言上する。
宴の後、清盛は信西を殴るが、信西は「知力をもってそなたの野心を支えて進ぜる。そなたは武力をもって、私の政を補え。清盛、共に世を変えようぞ」と話す。
そして、傷心の義朝には、子・鬼武者が「早よう大人になり、強い武者となって、父上をお支えしとうございます」と言って、元服を志願。
鬼武者は元服し、「頼朝」と名付けられる。。。


といった内容でした。

もう・・・忠正が子に「断じて一門を恨むな。恨むなら、この父を恨め」と言った時点から、今日は涙が止まりませんでした・・・
そして忠正が平氏一門に見送られる時、一門のいろんな人が涙を流していて、アップにならない人も泣いていて、そんな現場の空気が出ていて、見ている私も涙・・・
中々斬れない清盛に忠正が放った言葉も、忠正の死後に子らが放った言葉も・・・
ここは言葉が出てきません。

義朝の苦悩と、為義と正清の義朝への思いも、とても伝わってきました。

そして鬼武者・・・元服した時は10歳?
母・由良(田中麗奈)の厳しい躾がしっかりと現れていて、元服を志願したシーンも涙でした

ということで、今後の信西や後白河天皇との関係がどうなるのかの含みも込められた回ではあったと思うのですが、「清盛と忠正」「義朝と為義」の別れのシーンの余韻で胸いっぱいなので、感想は短いですがこのへんで終わります~

_____________

西行様は、今日は1シーンのみ登場。
西行様はお坊さん(かつ清盛の友)なので居る意味は分かるのだけど、源氏側で弁慶(青木崇高)が居たのはどうしてだろう??と、そこが少し気になりました。
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