■ユジノ・サハリンスク~ウグレコルスク
●306,6km
朝からヤバそうな空模様。やはり『呼んで』いるのかと悲しくもなる(流石は災害級の雨女)。
朝食は、ルイノク(=自由市場)でオバチャン手作りのピロシキを買い食い。家庭毎に秘伝の具や味付けとかがあるのだろうけど…このオバチャンのは形が特徴的。
16文キックかっ!?って位にデカかった。でも味はジュ~スィ~な肉汁(不純物=野菜が殆んど入ってません)。肉食民族の文化ってのを感じさせられる一品でした。
さて、ユジノの街ン中は、州都だけあって車の量が多い! 自分なんか230ccの小さなバイクだから怖さ倍増。信号は道端に小さいのがあるだけなので見落としそうになるし(笑)←右側通行にはまだ慣れないから、笑ってる場合ではなひ。
ま、何のかのとしながらも、しとしと降りしきる雨の中を出発。しばらくは舗装された道が続く。左右には風光明媚な景色が広がってるのだが、なにせ曇天、嵐の前触れのような黒い空が続くばかり。微妙に嬉しくない(笑)
…と、T2号君が失速、道端に止まる。パンクしたらしい。雨の中チューブ交換を行った。刺さっていた金物は、3cm位のちょっとした針金みたいなものだった。
ウズモーリエ駅前で昼食。ネーチャンからバーサンまでズラリと並んで、赤ちゃんバギーにピロシキ&ポットを積み込み、かしましく売り子。色んな中身があるらしく、看板に書いてくれてるのだけど、ロシア語が読めても単語の意味が分からない(爆) てきとーなピロシキを買ってみたけど、何か物足りない。朝がモロに肉だったからなぁ(^_^;
それと、トイレに衝撃を受けた…。いや、もう(絶句) だが、それからすぐに『この国のシステムはそーゆーもんなんだ』って慣れたけど(爆)
ず・ずいと進んで、旧・珍内重油発電所前で写真撮影のために止まる。煙突の付いた箱のような建物が、丘の向こうにチョコンとあって可愛いのさ。「へえぇ」と写真を撮り、もたもたしてる内に皆は先に出発してしまった。
バイクに跨がりスタンドを払おうと左足を地面に着地、が、強い日差しで、補修したアスファルトが溶け出し靴裏に引っ付いた。「うわぁ!」と反射的に左足を上げてしまい、右側に傾いた。…平地だったら右足で踏ん張れたんだけど、よりによって右側へバンクしてる路肩に停めてたんだなf(-_-; 右足は虚しく宙を掻き、重力に導かれ右の崖下に転落。
仲間達の言い残した「もっと平らな場所に移動させてから乗りなよ」とゆー言葉が空虚に脳裏に響き渡った…。
落ちた崖(?)は泥炭層でにゅるにゅる、踏ん張りが効かない。『人間だけ』すら這い上がれない上、バイクも自重で落ちていこうとするから、支えるので精一杯。草にしがみ付きながらクラクションを鳴らし続けた(クラクションってエンジン動いてないと鳴らないのねぇ、初めて知った)。
運良く通りかかったロシア人のじい様と孫が気付いてくれて摘まみ上げてくれた(爆) いや、ホントあれだけもがいてたワタシ&貫田シルバー号を『ひょい』と救出してくれたのだ。そんなジサマ達に「すぱしーば」としか云えない自分が悔しかった。
ウグレゴルスクの街に到着。この日の宿は『ウユート(ЧЮТ)』。白壁に水玉模様のかわいい宿…ではなく、蛾が沢山止まってただけだった。どひー!
さて中に入ったが、予約&入金済のはずなのに『そんなん無い。金払え』と云われ一悶着。だが疲れてるし泊まりたいから、納得いかないまま払う(後で、『インツーリスト(招聘状出してくれる旅行社…だよな確か)』に請求するからいーよ、ってな事で)。部屋に入り荷物を下ろした頃に、予約&入金の確認ができたらしく、受付のオバチャンが満面の笑みを湛えて返金しに来た。ほらみろ、予約してあったじゃんか(笑)
夕飯は、ペリメニ(簡単に云うとロシア風水餃子)と、ウズモーリェ駅前(昼食取った処)でP氏が買い込んできたタラバ蟹。
…但し。
ノルマ・一人一杯(爆)
食ってる内に段々ありがたみが消え失せてゆくのは何故だっ(^^;)
ワタシだけでなく、男の子達の食べるペースも落ちていった…。
よく騒動を起こし、よく食った一日でした。
写真は、ルイノクの風景。建物(ホールで、中が仕切られてる)もあって、食い物だけでなく、衣料とかも売ってるんだよ。じっくり見たくなる位に面白い。
●306,6km
朝からヤバそうな空模様。やはり『呼んで』いるのかと悲しくもなる(流石は災害級の雨女)。
朝食は、ルイノク(=自由市場)でオバチャン手作りのピロシキを買い食い。家庭毎に秘伝の具や味付けとかがあるのだろうけど…このオバチャンのは形が特徴的。
16文キックかっ!?って位にデカかった。でも味はジュ~スィ~な肉汁(不純物=野菜が殆んど入ってません)。肉食民族の文化ってのを感じさせられる一品でした。
さて、ユジノの街ン中は、州都だけあって車の量が多い! 自分なんか230ccの小さなバイクだから怖さ倍増。信号は道端に小さいのがあるだけなので見落としそうになるし(笑)←右側通行にはまだ慣れないから、笑ってる場合ではなひ。
ま、何のかのとしながらも、しとしと降りしきる雨の中を出発。しばらくは舗装された道が続く。左右には風光明媚な景色が広がってるのだが、なにせ曇天、嵐の前触れのような黒い空が続くばかり。微妙に嬉しくない(笑)
…と、T2号君が失速、道端に止まる。パンクしたらしい。雨の中チューブ交換を行った。刺さっていた金物は、3cm位のちょっとした針金みたいなものだった。
ウズモーリエ駅前で昼食。ネーチャンからバーサンまでズラリと並んで、赤ちゃんバギーにピロシキ&ポットを積み込み、かしましく売り子。色んな中身があるらしく、看板に書いてくれてるのだけど、ロシア語が読めても単語の意味が分からない(爆) てきとーなピロシキを買ってみたけど、何か物足りない。朝がモロに肉だったからなぁ(^_^;
それと、トイレに衝撃を受けた…。いや、もう(絶句) だが、それからすぐに『この国のシステムはそーゆーもんなんだ』って慣れたけど(爆)
ず・ずいと進んで、旧・珍内重油発電所前で写真撮影のために止まる。煙突の付いた箱のような建物が、丘の向こうにチョコンとあって可愛いのさ。「へえぇ」と写真を撮り、もたもたしてる内に皆は先に出発してしまった。
バイクに跨がりスタンドを払おうと左足を地面に着地、が、強い日差しで、補修したアスファルトが溶け出し靴裏に引っ付いた。「うわぁ!」と反射的に左足を上げてしまい、右側に傾いた。…平地だったら右足で踏ん張れたんだけど、よりによって右側へバンクしてる路肩に停めてたんだなf(-_-; 右足は虚しく宙を掻き、重力に導かれ右の崖下に転落。
仲間達の言い残した「もっと平らな場所に移動させてから乗りなよ」とゆー言葉が空虚に脳裏に響き渡った…。
落ちた崖(?)は泥炭層でにゅるにゅる、踏ん張りが効かない。『人間だけ』すら這い上がれない上、バイクも自重で落ちていこうとするから、支えるので精一杯。草にしがみ付きながらクラクションを鳴らし続けた(クラクションってエンジン動いてないと鳴らないのねぇ、初めて知った)。
運良く通りかかったロシア人のじい様と孫が気付いてくれて摘まみ上げてくれた(爆) いや、ホントあれだけもがいてたワタシ&貫田シルバー号を『ひょい』と救出してくれたのだ。そんなジサマ達に「すぱしーば」としか云えない自分が悔しかった。
ウグレゴルスクの街に到着。この日の宿は『ウユート(ЧЮТ)』。白壁に水玉模様のかわいい宿…ではなく、蛾が沢山止まってただけだった。どひー!
さて中に入ったが、予約&入金済のはずなのに『そんなん無い。金払え』と云われ一悶着。だが疲れてるし泊まりたいから、納得いかないまま払う(後で、『インツーリスト(招聘状出してくれる旅行社…だよな確か)』に請求するからいーよ、ってな事で)。部屋に入り荷物を下ろした頃に、予約&入金の確認ができたらしく、受付のオバチャンが満面の笑みを湛えて返金しに来た。ほらみろ、予約してあったじゃんか(笑)
夕飯は、ペリメニ(簡単に云うとロシア風水餃子)と、ウズモーリェ駅前(昼食取った処)でP氏が買い込んできたタラバ蟹。
…但し。
ノルマ・一人一杯(爆)
食ってる内に段々ありがたみが消え失せてゆくのは何故だっ(^^;)
ワタシだけでなく、男の子達の食べるペースも落ちていった…。
よく騒動を起こし、よく食った一日でした。
写真は、ルイノクの風景。建物(ホールで、中が仕切られてる)もあって、食い物だけでなく、衣料とかも売ってるんだよ。じっくり見たくなる位に面白い。
『УЮТ』
УとЧ、見間違えてた…(爆) 携帯からなんですが、丸文字のフォントにしてたからさぁ、と言い訳してみたり。