Minority's diary

アルコール摂取記録だったり、映画鑑賞記だったり、旅日誌だったり…ま・色々あら~な。by-舞奈

神輿考

2007-07-22 20:29:49 | Weblog
18~21日まで、函館に潜伏(ミートハウスの坂下親方、お世話になりやした)、巖島神社の弁天さんのお神輿を担いで参りました…って云っても神輿は19日だけだがな。
地元にマトモな神さんの居るお社は無いので(失礼)、初めての体験だった。
「今年は人数もいるし奉納太鼓も無いし、で大分楽だった」そうです…どおりでなぁ。まだ余力が残ってたんだもん。
終わってからボヤくのもなんですが、太鼓とか、もっと恥ずかしがってないで叩いてくれば良かったなぁ~なんて思ったり。
また、本祭では御神楽もあり、獅子舞&天狗の掛け合いの劇?無言劇みたいなモン、もあった。
座敷内に潜り込んで見てたら舞台に上げられ、天狗に押し倒され・獅子にお尻を噛みつかれ、と福が沢山来そうなハプニングもあったり(*^。^*)
見てた友人曰く「せっ…セクハラだっ(笑)」
…確かにf(^_^;
最後にはお餅撒きもあり、皆で童心に還って拾いまくる。帰ってからミートハウスの坂下かあさんに雑煮にしてもらったけど、旨かった~vv


で、ここから考察。
【神輿】には、神を社から御輿に遷した上で行う巡回サービスの面も持っているが、もう一つ、神として大切なことがある。
【『神輿』を担いで揺する】という行為、これは揺すられる事によって神は力を蓄えるのだそうだ。一年で消耗した力を取り戻す行為と云えよう。

そして【函館】という街。古来、本州から来た倭人により松前藩が置かれ、幕末になり更に様々な外国人達が集う事によって開港された土地である。つまり、外からのエネルギーが集いやすく、またその力で支えられている街である。
また、函館という街は結構広かったりする。その中でも昔は弁天町・宝来町が栄え→次に十字街に移り→今は駅前~五稜郭町に賑わいは移っていっているそうだ。
弁天さんは、随分と古い時期から函館という街・人の移り変わりをを見守ってきたのだろう。

今回の弁天さんのお神輿の担ぎ手は、地元・パゴダテ人は数えるほどしかおらず、殆んどが神輿に合わせて集合した『よその土地の人』だったりする(一応、ミートが好き、函館が好きって前提だけどね)。
最初は『地元の神さんなのに、地元の人が祀らないのってどうよ?』と思ったのだけど、函館という街にしてみると、外から来た人々によって栄えてきた街だし、外からの力の方が【力】を取り戻せるのかな?と思ったのでありました。

つか、神様がまだ居て、守ってくれてるって凄い事だよ。
よく簡単に「八百万の神様がいるじゃん」って云うけど、じゃぁ何の神さんよ?ってなるでしょ?
こうして残ってる神様って貴重だと思う。この神さんは生きてる。信じられて、支えられてるから。
大切にしなきゃ。

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1 コメント

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はろー (スシッタマでやんす)
2007-07-30 22:20:33
なべきちさんお久しぶりです。相変わらず旅人やってるな(^0^)/ところで今日エチケット袋届いたわよん♪さんきゅうです。話しは変わるけど仕事はどうよ~。慣れたかな。ブログ楽しみにしてるから更新ょろしく☆
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