水玉の鞄

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幼児虐待3歳女児が暴行されて意識不明 母親の同居人逮捕

2004-12-13 11:53:52 | Weblog
最近多発の幼児虐待ですが、先日、12月12日にも福岡県で同居中の女性の三歳の女児を虐待したとして職業不詳の中山崇容疑者を障害容疑で緊急逮捕という事件が起きました。中山容疑者は「子供が言うことをきかなかったり、食べこぼしたりするのでやった」などと容疑を認めているとう。殴ったり、エアガンで撃つなどの暴行を加えられ、子供の母親が帰宅した時にはぐったりとしており意識不明。自宅近くの緊急病院に連れて行くと、その子供は頭がい内出血の疑いや腕の骨折、顔面打撲など無数のけがを負っており、転送先の病院から「虐待の疑いがある」と児童相談所に通報し、警察に連絡が入った事により逮捕に至った。中山容疑者はと2004年7月から同居しており、同居中の女性と、その女性の三人の子供と暮らしていた。今回病院に送られた子供以外にも四歳の男児、九歳の女児にも顔や体に殴られたような痕がありこの2人も、児童相談所が保護された。また、母親は11月ごろから子供の体にあざがあることに気付いていたという。現在中山容疑者が虐待を繰り返していたとみて調べを続けている。
そんな事件が毎日のように起きており、減る事は無い。今こうしているうちにもきっと日本のどこかで小さな子供が虐待されているのだろう、本当にあってはならない事です。でも、そのくらい今の日本にはありふれている事件です。きっと弱い大人が増えたからだろう。感情がコントロール出来ないのだろう。
私はこのように子供という自分より弱い立場の人に対して、自分の感情にまかせて、訳も無く暴力をふるうというのは、絶対に許される事では無いと思う。私も小さな頃に親に怒られた記憶が有る、もちろん叩かれた事もあったが訳も無く怒られた事はない、本当に悪い事をしたときにだけ、長い説教の後に叩かれていた。それが道理の通った事だと私は思う。何が原因なんだろうか。
以前『Itと呼ばれた子』という海外で起きた悲惨な虐待の実話が記された本を読んだ事が有る。その中には信じられない事ばかりだった。子供に対して食べ物を与えない。家事をやらせ時間内に出来なかったりしたら殴る蹴るの暴行の繰り返し。一番最悪だったのが、毒ガスを充満させた風呂場に監禁。理由が分からない実の子供で自分がお腹を痛めて生んだはずの子供なのにどうしてそんな酷い事が出来るのか信じられない。
たしかに毎日の生活の中でイライラする事は有ると思う。私もあまり子供は好きではない。かわいいと思える事もあるが、自分の思い通りにならずイライラするし、泣かれてしまったりするとなおイライラする。けれども、そのイライラを子供にぶつける様な事をしていては大人として人間として間違っている。私がもし子供を生んで子育てをしなくてはいけなくなった時きちんとした子育てをして行きたいと思う。