旅と山のPhoto紀行

逢いに行く旅・・・まだ見ぬ地へ、忘れ難き地へ、
その感動を写真とともに。

憧れのフィヨルドを巡って その3 ロム~ゲイランゲルフィヨルド 2012・5.・29

2012年06月26日 | 旅行

2012・5.・29

オスロにて、朝8:00 すばらしい晴天。でもとても空気が冷たい。 OutTemp 7度C。

今日は「4種のフィヨルド(Fjord) を巡る」最初の日、小中学生の頃に、地理の授業で教わって以来、実際どんなスケールでどんな眺めかと思って来たが、いよいよ生で見ることができるのだ。

ノルウェーで最も大きい湖、ミョサー湖の湖岸を進む。 途中、冬季オリンピックが開催されたリレハンメルのスキージャンプ台を湖の向こうに見る、11時ころ ロムに着く。

 ロムのスターブ教会:

ヴァイキング船の船底の造りを模したノルウエー独特の木造教会で、1200年ごろに建立された北欧最古の木造教会。
スターブは支柱の意で、日本の五重塔のように中心の太い柱で屋根を支える構造になっている。尖塔も屋根も、うろこ状の板で覆われており、屋根の両端の飾りにはヴァイキング船と同様、魔除けの龍頭がついている。

ロム周辺、雪解けで川の水量が多く、すさまじい激流だった。
 

 15:50 仮眠から眼を開けると一面の雪景色に。

 

16:25 シトリン湖が右手に。
ストレイでトイレ休憩、ボルニダール湖は、水深520mでヨーロッパ一だそうだ。
 

18: 30まだ昼間のように明るい!  ヘルシルトに着き、フェリーに乗船。 最もフィヨルドらしい景観から、”フィヨルドの真珠”と称えられる、世界遺産「ゲイランゲル(ガイランゲル)フィヨルド」 20km、1h強の船旅のスタート。
 

◆フィヨルドは、
氷河期に数千メートルにも堆積した氷河が、およそ1万年前より自身の重みで山の斜面を滑りながら地面を深く鋭く削り取り、深い谷が形成された後、 氷河と時代の終わりごろに氷が融けて海面が上がった結果、このU字谷が海に沈むことで形成されたもの。 幅は狭く奥が深い湾をなし、両岸は切り立った絶壁となっている。

そんな地球のドラマチックな歴史が凝縮された景観を船からゆったりと眺めていたい。



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ガイランゲル港着 19:20、展望台に上がり、今来た航路のフィヨルドと船着場そして山々を俯瞰する。雄大。

20:10 港そばのゲイランゲルホテルに着き、夕食をいただく。
 

21:43 ようやく北欧の遅い落陽に染まり始めた空と美しいシルエットを見せる山々。そして残照の海面。

しかし、23時になっても、まだ明るさが残っている・・・。

 

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