茶房1623庵

2フェレと迎えた2005年。今年もいい年になりますように・・・

怒涛の写真特集~part1~

2004-12-31 20:34:54 | うちんち
我が家の最終兵器。はっちゃん。


①ワタシの腹の上。


静物が「美しい」、という認識になる要素は、
左右対称である事であるらしい。
では、「かわいい」、はどうか。

このひとを見ると、ワタシはその定義が実に曖昧である事を思い知らされる。

はっちゃんことハカセ氏は。
はっきり言って不細工である。
左右対称なんて言葉はどこにも当てはまらないし、
食事風景など、出会って1日目で「悪魔喰い」と命名されてしまうほどである。

それでも・・・

この目を半開きにして爆睡。

この可愛いことったら。ござんせんのよ。奥様。


②ワタシの腹の上。2。


可愛いんですの。


③ワタシの腹の上。3。


本当に可愛いんですのよ。




この寝顔が後に、惨状に見舞われたのだが、
事後である今もなお、彼はそのことを知らないのだった・・・。
つづく・・・かも。

怒涛の写真特集~part2~

2004-12-31 20:01:25 | うちんち
その女、危険につき。


A)登る女。

おわかりいただけるだろうか。
右端でぶれているのはワタシの頭である。
この平然とした顔で、ワタシの腕といい頭といい、
ひっかきにひっかいて、とにかく上へ上へ進みたがる。
それがジョシュである。
この写真の瞬間にも、ワタシは頭皮をはげしく引掻かれ、
「い゛でぇっ」と瞬時に顔をジョシュから遠ざけている。
注目すべきは瞬時に、なのに、すでにこの涼しい顔をしている点。
いったんはびくっとしたのに、
「デキる女はいつも冷静なのでちゅ」と言わんばかりである。
まさに上昇志向を絶やさない女。ジョシュである。


B)噛む女。

さて。
彼女はなんであれとにかく噛むことで鬱憤を晴らそうとしている傾向が見られる。
これまでは敵意の見られる相手
(コゴロウとかミシェルといった、じゃらし用ぬいぐるみ)
に対してのみ、それが見られると思っていたのだが、
どうやらもう、そうでもなくなってきたらしい。
とにかく噛む。
いや、寧ろ「噛んでみてから判断する」。

今や「くぐる」のが最大の目的であるトンネルも、
彼女にとってはただの「噛む標的」になっているようである。

もちろんワタシもそのターゲットの中のひとつに過ぎない。

人を傷つける女、それがジョシュである。



C)悪魔のような女


さて。そんな彼女の最大の武器、
それがこの「顔」である。

ちょっとブレがあってわかりにくいのだが、
この女、大変な器量よしなのである。
どんなにオイタをしたところで、この顔で「?」とやられたら、

「ぶへへー」となってしまう。

最大の平気が顔とは・・・まさに悪魔。
仔悪魔ジョシュである。

怒涛の写真特集~part3~

2004-12-31 19:35:43 | うちんち
さて、その悪魔が、どこまで惨状を生み出すか。
いよいよその実態をお目にかけよう。



あ)はっちゃん、尻に敷かれる。


part1で気持ち良さそうに寝ていた天使のようなはっちゃんである。
1からの間に数分が経過しているのに、相も変わらずこの形相。
そこへ光のごとく超速で現れた影。
もちろん我が家のアンゴルモア王、ジョシュである。


い)迷うことなく、足を踏み出す女王。

ほんの10秒も経たないうちに、
彼女はさっそくはっちゃんに足をかけ、上へと登り始める。
さすがに気を遣って背中とかを踏むのかと思いきや、
俄然お構いなしに鼻を踏みつける。
しかしまだなおはっちゃんに変化なし。それもそれでどうなんだ。
鼻フックはありなのか。はっちゃんよ。


う)結局起きなかったハカセ


この後すぐにジョシュはワタシの肩に到達したのだが、
それまでになんどもケツをぐいぐい顔に押し付けられたハカセ。
決して目を覚まさない彼は、大王に勝ったと言える。・・・かもしれない。

今更ご紹介。

2004-12-28 18:22:10 | ぷろふぃーる
前々から「ちゃんとした紹介ページを作りたいなぁ」と思っていたのですが、
なんだかんだ、結局作れないまま時間ばかり経ってしまいました。
ので、草稿、という意味で、
ァーンド、お惚気、という事で、
改めて家族紹介してしまいましょう。今年も終わるしね(とってつけたなぁー!)


ハカセ=ド=ポンタ=ザ・フェレット


sex : 男の子
birth : 2000年冬?
farm : 不明
color : セーブル(もともとバタースコッチだったとのこと)
weight : 1150g

Q : お迎えは?
→立川市です。
 里親募集の掲示板で女子高生の方からのSOSに、お返事させてもらい、お迎えに。
 途中高速で迷い、とんでもない山奥に迷い込み、
 数時間をかけてたどり着いた先で出会いました。
 初めて触ったフェレットは、小さく震えていたのを覚えています。
 そのまま車でまた数時間移動。
 うちに着く前の1時間くらい、ずっと膝で寝てくれました。


Q : どんな仔?
→のんびり屋のびびり屋。
 でも実は強かな部分があったり。
 ちょっと前までハゲのはっちゃんと呼ばれていましたが(私に。酷い。)、
 最近はもう黄ばんだ毛をブイブイ生やして元気に飛び回っています。
 でもすぐに寝ちゃうけど。
 ワタシの服の中でもすぴすぴ安眠してくれる、とっても良い子です。 

Q : 好きなのは?
→ワタシの股の下にもぐりこんでチャイチャイしてもらうことと、
 『おれ』の背後に回ってチャイチャイしてもらうこと。
 これをいくらでも続ける。確実にA型気質。
【番外】ハカセに50の質問

ジョシュ=ド=モコ=ザ・フェレット


sex : 女の子
birth : 2003年夏?
farm : 不明(バスバレー説強し)
color : バタースコッチ
weight : 850g

Q : お迎えは?
→埼玉県さいたま市。
 とーっても大事に育てられたお嬢様だった彼女は、
 諸所の事情により、泣く泣く里子に出されました。
 お見送りにもわざわざ家族そろってくださった元親さんと、
 奇妙な縁が重なり、結局我が家に託してくださることに。
 こちらも数時間かけて迎えに行き、
 出会って早々大暴れされ、先行きを不安にさせられました。


Q : どんな仔?
→蝶よ花よと育てられたお嬢様育ちの我侭姫。
 かんしゃく持ちで短気。でも忘れっぽい。
 ハカセのことが大好きなようで、
 出会った頃からずーっと付きまとっています。
 最近は近づけるようになってきたので、
 お尻にくっついて歩いたり、
 寝ているハカセの耳をてちてち舐めたり、
 なかなか甲斐甲斐しいヤツです。
 ・・・ただしワタシにだけは
 いつになっても従順にはならない様子です。

Q : 好きなのは?
→赤くて大きなクッション(発砲ビーズの中身がわしゃわしゃ音をたてる)に潜ること。
 バイト・フェレトーン・他のひとが食べているもの全般。
 (人が何か食べていれば、必ず口まで匂いを確認しに来る。
  おいしそうだと思えばずーーとそれを狙っている。イジキタナイ!)
【番外】ジョシュに50の質問


▼ワタシ▼

sex : オンナ
birth : さーて・・・
farm : 赤十字病院
color : 黄色
weight : ぁぅぅ。読めない・・・weixh?

Q : お迎えは?
→今年の秋。
 突然ひとりで暮らしていたアパートの契約が切れるという事がわかり、
 相談したところ、一緒に暮らすことに。
 前から話には出ていたが、ここから急速に色々決まっていった。

Q : どんな仔?
→根暗。オタク。凝り性。心配性。

Q : 好きなのは?
→とにかくアイスクリームが好きです。
【番外】ワタシに100の質問

▼おれ▼

sex : オトコ
birth : おとな。
farm : ヨコハマ。
color : 白。
weight : 多分痩せている。そして痩せてきた。

Q : お迎えは?
→今年の秋。
 一人暮らししたがっていたのに、ワタシの事情により急遽その次の次のステップへ。
 二人暮しをスタートしたが、家主はこの人ひとり。
 ワタシは同居人。

Q : どんな仔?
→真面目。頑固。

Q : 好きなのは?
→かわいいものとか。あとメンチカツ・肉。

(質問はkozuさんのサイト、cinammon coolのprofileから無断引用事後報告させていただきました・・・ごめんなさい)

叱る。

2004-12-27 21:01:02 | うちんち
最近ジョシュのイタズラが加熱してきていまして、
しかもビニルのものを噛み千切るのが流行り始めてしまったので、
(登れるところが増えたので今まで隠していた物を見つけられるようになった)
これはちゃんと教えなければ、と思い、とにかく千切れるものを噛んでいたら、
怒ってきかせる事に決めました。

首を掴んで、目を見て「だめ!」。

「しつけは一貫性が大事」というのはどの動物でも同じだと思うので、
とにかく「ダメなものは全部ダメ」にしなければ、と思っています。

ただ、噛んでも噛み千切れない物に関しては、
楽しそうだし噛ませてあげたいのも事実・・・
その違いを彼女がわかるかどうかは定かではないので悩むところです。

最近1階以外でのう@ち防止に、と、
ケージの中に入れておいたトンネルを外に出したので、
それで遊んでいたりするのですが、
結局そのトンネル部分のビニルをかじかじ・・・

遊ばせたいけど齧らせたくない・・・

何をするにも矛盾が生じそうでちょっと不安なわけです。


↑ちなみにこれは、
「トンネルをループにしたところ、途中でそれに気づいて焦り始め、
必死で出ようとしているジョシュ」の、図です。


色んなものを噛み千切った跡を見ると、
ちゃんと噛み千切られた欠片が確認できるので、
前にも言ったように、誤飲の恐れはまだないのですが・・・

やっぱり危険性があれば、やめさせたいのが親心。
しかーし、突然怒られる機会が増えたので、不満の色が隠せないジョシュ。

結局エキサイトして大事をやらかすので(でかいものを倒したり)、
最終的にはもっと怒る羽目になるので、ちょっと可哀相になります。

ただ、怒られた後、
これまでは「しゃー」と言いながらどっかに隠れに行くのが恒例でしたが、
昨日はなぜか、怒られてもそばから離れず、
目こそあわせないものの、ワタシが頭をなでて話しかけるまで、
じっと動かずにそこにいました。

ちょっとは「好きな人に怒られた!」になったのかな?
だといんだけど・・・
育鼬は日々の努力だと身に沁みました。


↑で、そんな騒動が一段落した後、
ワタシの襟首から「ナンデスカ」と顔を出す、
間のいい男。ハカセ。

なるほど理解した!

2004-12-26 16:24:24 | うちんち
『噛み癖』。

うちの仔には、これが無い、と思ってました。

ワタシの解釈では、
『噛み癖』=『人を噛む癖』という事になっていて、
それとはまた別のところで、
『フェレットは誤飲の危険が大きい動物ですよ』という情報がインプットされていたわけです。

最近、ジョシュがだんだんと打ち解けてきたように感じられ、
一緒に遊ぶ機会も増えてきました。
(『おれ』と遊ぶ方が楽しそうなのは相変わらず)

ほんで動向を見続けていると、
興奮が高まってくるにつれ、
彼女がなんかしらゲシゲシと噛み始める事に気づいたのです。

前から色んなもの(スリッパやおもちゃ)を噛む仔でしたが、
ビニルなどで梱包された食べ物なんかに関しては、
秘密基地まで引っ張り込んでから、それはもう執拗に噛みたおすのです。

ここ数日、小さい切れ端が落ちている事が多くなり、
気をつけてみていると、
目を離した隙に、
登っちゃいけないところにすごい荒業(壁【※足をかけるところなどない】に直接登ったり)で目標物を捕らえ、
確実に基地に持って帰ってカシカシするのです。


↑トップでは鼻をゆがめ、こちらでは悪魔のような形相で、
ブリスターパックのオモチャの外箱を齧るジョシュ。


気が済むまで。延々と。

「こ、これは飲んだら危ない!!」

とりあえず目を離さないようにじーっと睨み続け、
ダメなものを加えたら「だーめー!」と叱ることにしました。

・・・でも今更何?て思うだろうな、とか。
そう思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
もっと早くから気づいて躾してあげられればよかったな。

とりあえず今のところ、
齧ったものを繋ぎ合わせると、きちんとパズルが組み合わされるので、
誤飲はないと見ています。
これまではうんちも正常です。

あー。
まだまだ心配ごとはつきませんね・・・
げっふんげっふん。


↑最近ひとりでブームを迎えている『アバター』。
自分に似せているつもりが、どんどん理想に近づいていく罠。
顔がかわいい。


こちらのが似てます。実際は。

元気元気!

2004-12-25 15:58:41 | うちんち
ここ数日の間に、なんだか急激に、ふたりが仲良くなってきたように思います。
仲良く、というよりは、仲の悪さが解消されてきた、というのが正しいかもしれません。
一緒のハンモックで寝ているからでしょうか?
(強引にジョシュが一緒に寝にいくのですが)

まぁ、やっぱり興奮したジョシュがワタシに向かってきていれば、
はっちゃんは自主的に遠くのクッションの中に入っていきますし、
(※クッションのチャックから中に入る。ふたりとも大好き。臭い。)
その逆もまた同じく。
はっちゃんが超ノリノリで遊んでいると、
ジョシュは鼻歌を歌いながら、
ちょっと離れたところでトイレのフリをしたり、
ペットボトルのゴミ箱の中に入ったりしに行きます。

譲り合っているのか、
それとも無視しあっているのか?

前だったら、かならずジョシュが
「ワタチワタチ!!!」と我侭を言っていたところですが、
ちょっと気遣いがみられ、
そしてハカセにちょっと図々しさが見られてきた、というところでしょうか。

というわけで、『もっと仲良くなれ大作戦』をちょっとずつ進行しはじめてみました。

名づけて『さんにん目大作戦』です!!


・・・というと、「いよいよさんにん目のお迎え!?」と思われるかもしれませんが、

違います。

コタロウです!!

ここで紹介したように、
ジョシュはもちろん、
弱きに強いはっちゃんも、この『コタロウ』との戦いが大好き。
どんなにジョシュを恐れている時でも、
コタロウが走っていれば(ワタシたちが紐で操作している)、
勇敢に立ち向かって行って、完膚なきまでに齧り倒すわけです。

というわけで、
びびって逃げなくなり、
ちょっとだけ距離が縮まったふたりの中間で、
コタロウを飛び回らせてみる。
どちらかが飛びついてくるだけでも構わないですし、
ふたりが一心不乱に、
それこそ他のものが目に入らないくらい
夢中になってとっくみあってくれないかな、というわけです。

はっと気づくと、同じ標的を追いかけてる仲間がいるわけです。

「なんだ。おまえもやるじゃねえか。」
「はははっ。こいっつー!」

光る唾、輝く歯。

青春です。



↑見切れているのがジョシュ。


ふたりが近づいた瞬間に、決行してみました。


ちゃりちゃりちゃり・・・
(鈴もついている)
からからから・・・
(キーホルダーもついている)

タタタタタッッッ

 ど か ー ん 


次の瞬間、
びっくりしすぎて、もう何もかもに牙をむく、
そんなふたりがそれぞれ違う壁際にいました。

自分の尻尾にうがうが。
自分の後ろ足にうがうが。
あとずさりしすぎてぶつかった壁にうがうが。
そして振り向きざまに目に入った自分のお尻にうがうが。

グルグルグルグル回りながら、
お尻のむいた方向に、あっちゃこっちゃあとずさっています。


そう。
こたろうに飛び掛り、ふたりは衝突したわけです。
ジャンプの着地点に、やわらかいふわふわのコタロウしかいないはずが、
普段から、あえて避けているはずの相手が目の前に!!!


しばらくふたりは興奮状態になり
ひとり大暴れを続けていました。

んが、寝る頃には、すっかりまたちょっと他人行儀になっていたのでした。


↑無視して眠れるようにもなりました。
※となりにはジョッたんがいます。


ひとり大暴れが、はやくふたり大暴れになってくれないかなぁと、
またひとり、作戦を練っているワタシです。

里親という選択。

2004-12-23 20:56:04 | うちんち
今の家に引っ越す際、
ワタシは『おれ』に話すよりももっと前から、
絶対に生き物と一緒に暮らそう、と、ココロに決めていました。
2DK。子供なんかも住んでいたりするアパート。
ここならアリだな、と確信したのです。
ためしに不動産屋に確認したところ、
「応相談」。

これは引越当初から礼儀正しくして、ごり押しを通すしかない!!
そう決心しました。

『おれ』に話したところ、
彼もワタシと同じように、生き物を買う事には否定的でした。
そうしているうちに、里親募集というサイトがたくさんある事を知り、
その中でも犬や猫がたーくさん飼い主を探している現状を知りました。
もともとふたりとも犬も猫も大好きでしたので、
飼い主がいなくなってしまう仔をひとり、うちに迎えようと思ったのでした。
(里親、里子、という言葉に語弊がある、と思われる方もいらっしゃると思いますが、
 一般的にそれで話が通じるので、今回はそのまま記載します。)
ふたりそろって大家のうちに出向きました。

「ペットを飼ってもいいですか。」

「あー。ダメなんですよー。」



がーーん。


結局無理に話をすすめるほどの勇気もなく、
ワタシたちの夢は消え去った・・・かのように見えたのでした。


それから数日の間、里親さがし、という名のつくサイトを、
名残惜しく見ていたワタシに、犬や猫以外の仔も、
飼い主を求めている事に気づきました。

それぞれの生態を調べ、たどり着いたのが、フェレット。

許容範囲内で、家主の言うダメポイントをクリアしていて(引掻き傷や泣き声)、
その上一緒に遊べる生き物。
それがフェレットだったのです。

思い立ったら即日吉日のワタシは、
またもや『おれ』に相談していないのにも関わらず、
早速フェレットの里親募集を探しました。

大事な家族を手放す人の理由はさまざま。
それに腹を立てたり悲しんだりされる方にも出会いました。
この期間は、たくさんの方の意見を見た、いい経験にもなりました。

そうして何人かの方に名乗り出ましたが、
いづれも先に誰かに引き取ってもらうことになりました、との事でした。
フェレットの人気が高い事を知ったのも、このときです。
きっとワタシと同じような理由か、
フェレットを飼っていた方、飼っている方が多いのも特徴的でした。

それから数日。
また新たにサイトを発見し、探していたところ、
ずいぶん前にアップされているのに、なんのレスもついていない記事を発見しました。

それがはっちゃんです

4歳との事。
調べてみたところ、もう中年期です。
色々悩みましたが、なにより記事があがってから数日も経過しているので、
早く安心させてあげたいな、と、思いました。

なーんか、
ちょっと運命的なものを感じたんですよね。
これは後日談ではありません。
そしてハカセを迎えると決めた日に、
『おれ』もそう言っていました。
「なんか4歳というところに何かを感じる」と。

同じくらいに、ジョシュとも出会いました。
飼い主さんとは不思議な偶然がたくさんあって、
その上本当に大事にしていらっしゃるのが伺えました。
なのでふたり目をお迎えすることを決めたのです。

その頃描いていた「ふたりが元気いっぱいに遊ぶ」、という夢は、
ジョシュが来た当日に敗れましたが

あれから2ヶ月です。

ワタシは彼らを愛称で呼び、
彼らに対しては、自らを「ねーちゃん」、『おれ』を「にーちゃん」と呼んでいます。

彼らのこれまで暮らしてきた家族の中に、
もしかしたら彼らが「かあちゃん」「とうちゃん」とココロに決めた方がいるかもしれないから。

その上で、ワタシたちに出会ってくれたんだ、と、思っています。

人に歴史あり。

鼬に歴史あり。

あのちっちゃい頭がそれを覚えているかは別として、
違う観点から見れば、その分たくさんの人の愛を受けてきた彼らが、
これまでよりも幸せだと思ってもらえるように頑張るしかありません。
(ハカセに至っては3件目の家なので、最初はかなり気負ってました

↑そんなはっちゃんの最高のおしり。


里親里子、
人間だろうが動物だろうが、
そんなシステムの必要ない世界になるに超したことはありません。
育てられない環境ならば、
周りがそれを助けてあげられれば、
それこそ理想的な幸せです。

でもそうはいかない。

それを勝手だと言うほど、
ワタシ自身も自立して生きていませんからね
人が殺してくれたニクを食べたり、
動物がどいてくれた場所に住んだり。

好き勝手しているわけだから、
今更誰がよくて誰が悪いもないな、とか。

だから、とりあえず、
自分が今できる事をしたいな、と思っています。
できたら犬や猫とも暮らしたいけど。
・・・経済的にも生活的にもすでに手一杯ですからね。

もしこのブログを呼んでくださっている方で、
生き物と暮らしたい、そして暮らせる環境がある方がいらっしゃったら、
是非行き場をなくした生き物たちのことも、選択肢に加えてみてください。


愛せそうだったら、それがきっと縁なんですよ。
そういう相手がいなければ、探せばいい。
(そこは仕方ないですよね)
悲しみを知ってる仔は、またちょっと違う魅力がありますよ♪



↑最近譲り合いの精神がうかがえる、最高のふたり。

はっちゃんの毛が生えるまで。

2004-12-21 16:40:15 | うちんち
はっちゃん、こと、
ハカセ=ド=ポンタ=ザ・フェレット(4歳)は、
2004年の10月21日に我が家へやってきました。
彼を迎えにはるばる向かった立川。
一人暮らしの高校生の女性が、
遊んであげられないから、という理由で、里親を募集していたのでした。
2歳まで別の家にいて、それから彼女の家へ。
2度目の里親探しでした。

「それまでは放し飼いをしていたのだけれど、
 忙しくなってケージに入れっぱなしになってきた。
 最近はそれでストレスがたまるのか、ハゲてきている。
 医者には行ったが、特に問題はなかった。」との事。

ストレスではげるのは、どの動物も同じですし、
その頃はまだ副腎疾患などにも詳しくなかったので、
家に来れば、きっとストレスも解消するんじゃないか、と高をくくっていました。
2日後に、ジョシュが登場。
これでちょっとは、という期待も虚しく、
ふたりの仲は、あまりいいとは言えませんでした。
ケンカというより恐怖が伺えたので、各々を違うケージで生活させることに。

それから数日。
いろんなフェレットサイトにお伺いするうち、
フェレットのハゲが、重大な疾患の症状である事を知りました。
ハカセはもう4歳。
副腎疾患にかかっている可能性は高いと考えました。

不安になりながらも病院になかなか行けず、
病院の休みにもぶつかってしまったりして、

結局病院に行ったのは、1ヶ月後

副腎疾患の可能性は非常に低く、
おそらく皮脂詰まりが原因ではないか、との診断でした。
シャンプーとビタミン剤をもらって帰宅。
ひとまずほっとしましたが、
アバラの浮き出ている背中を見ると、悲しくなる毎日は続きました。


↑背中がわかりやすい画像。
 ただしうんちょす中


この頃からビタミン剤の他に、
はっちゃんの嫌いなフェレトーンなどを、
誤魔化しながらあげはじめました。
お風呂はしっかりと湯船につけて、
オーツシャンプー(PC)で地肌を揉むように洗いました。
週に1度、入れるか入れないか。
休日が晴れた日であれば、日中に入れるようにしました。

そしてふたりが来て2ヶ月になりました。
そろそろ同居しても大丈夫だろう、と判断し、
2.5階建ての大きいケージを購入しました。
1階にはっちゃんゾーン。
上階にジョシュゾーンを設け、
なるべく居心地いいように。

同時にはっちゃんに服を購入
Mシャル社のフリースチョッキです。
嫌がってホフク前進するハカセを騙しながら、なんども着せようと格闘しました。

しかし2日後、どこかに隠したのか、服は行方不明に・・・
寒い方を選ぶのね・・・と少し肩を落としました。

そして昨日
『おれ』からのメールでハカセの皮膚がちょっと汚れているようだ、と聞き、心配しながら帰宅しました。

はっちゃんに・・・毛が生えていました!!

2ヶ月。

リラックスできるようになったのか、
ビタミンEが効いてきたのか、
フェレトーンがよかったのか、
フリースのチョッキになにか毛生え効果があったのか、
フリースがあまりにイヤすぎて底力を出してみたのか、
ジョシュの若さを吸い込んだのか・・・
いろいろ考えられますが、はっきりしたことはわかりません。

でも、とにかく良かった!!!
お尻にもちゃーんと毛が生えてきています。

↑全然関係ないが、
はっちゃんの素晴らしい『∧』部分。
(全然関係ないのに『プーチン写真館(PC)』にもTB。


これからもっとモサモサ生えてきてくれる事を願ってます。

でもフリースは探し続けますよ。はい。
毛が生えるように祈ってくださったみなさま、本当にありがとうございました

大大大ニューーース!

2004-12-21 02:59:47 | うちんち
眠くて仕方ありませんが、
言わずには(むしろ叫ばずには)いられません!!!

それは今日の20時くらいの事でした。
(正確には昨日になりますね)
仕事から帰った『おれ』からメールが入り、
「今日ハカセになんか薬塗ったりした?」とのこと。
聞けば背中が黄色いとか・・・。
彼も忙しいので、ご飯などを食べながら許容範囲で放牧してくれていたようなのですが、
そんなに時間も裂けず、結局原因がわからないまま、出かけて行きました。

仕事しながらも皮膚病なんかの項目をチェックしたり・・・
お風呂で使ったベビーオイルがいけなかったのかと懸念したり・・・
皮脂詰まりの赤い点々がなんか広がったりしたのかな、と想像したりしながら、
仕事が終わるのを待って、用事が終わって待ち合わせに来た『おれ』と帰宅しました。

早速玄関でふたりがお出迎え。
ハカセに至っては鼻水を光らせながら、
そしてジョシュの下敷きになりながら、
一所懸命ワタシに手を伸ばしています。

こんなにかわいいはっちゃんが、
なぜこんな目にばかり・・・と思いながら、部屋に放し、
なんだかやけにハイなハカセを見守りました。

うむ。
確かになんか背中が茶色く、そして薄汚れているような気がします。

ハカセをひっ捕まえてコネコネしながら背中をチェック。
なんだろう。
ぷつぷつと黒いぽっちと黄色い・・・


毛!!!???



そうです。
なななななんと!!
みじかーい毛が、うーっすらと生えてきていたのです!!
しかも生えたてなのにすでにキバミ気味・・・
だから「はげてるトコが茶色ずんでるんだよ」という報告になったわけです。

もーそれからは「はっちゃんエライ」の応酬でした。
さらには同居をして早々の出来事なので、ジョシュの功績も大きかろう、という事で、
「はっちゃんエライ!!じょったんエライ!!千田、エライ!!」
の連発!!
「いやーん」と逃げ回るふたりを代わる代わる抱きしめてイイコイイコしてしまいました。
※トップの写真は『おれ』による『毛生え記念日を確認するハカセ』という演出です。

何回見ても、生えてきてる毛に、
涙が出るほど嬉しくなりました

同居がよかったのか(踏まれたり餌とられたり睡眠を妨害されたり?)、
はたまた最近変わったフードがよかったのか、
嫌いなのにだまされて水に混入されていたフェレトーンがよかったのか、
それとも先生にいただいたビタミンEの効果がようやく出てきたのか・・・

原因はわかりませんが、とにかく感動です!!
はっちゃんに「よし。長寿記録を作ろう!!」と言ってみたところ、
「クックック」と戦闘体制をとられましたが・・・(同意してくれたのだろうか)

とりあえず興奮してつらづら書いてしまいましたが、
明日は冷静に、経過を書いておこうと思います。

原因不明のはげの仔、ほかにもいらっしゃったら、
きっと生えてくると信じてがんばりましょうね!!
(あとはこれがまた一気に抜けたりするのだけが心配・・・。)

ねえちゃんまだまだがんばるぞー!!はっちゃーん!!