見た！「コール・ザ・ミッドワイフ」

久しぶりにやられた！
GYAOで、細々と無料配信を楽しんでいましたが、この連休、
いつもは韓国ドラマ枠しか覗かないのに、何かのはずみで、目に入り・・・

いや、久しぶりに毎回、涙涙でした。



イギリスBBC制作のドラマ「コール・ザ・ミッドワイフ」
１９５０年代のイギリス・ロンドンの貧しい地域を舞台に活躍する
助産師さん（ミッドワイフというのだそう）の実話をもとにしているということで
隅々まで愛を感じた作品でした。
ジェシーという（少し上品な階級出身の？）主人公を中心に
ーその時代のイギリスは修道院とそこに住み込みで奉仕する助産師さんたちがいるシステムだったのでしょうか？その女性たちが主人公。
出産にまつわる色々な出来事が丁寧に描かれている。
そして、（自分的には）同時に描かれている貧しい人、赤ちゃんと対照的に人生を終える老人たちへの思い・・・
これらを無理なく話に絡めているのです。


６０年以上前の時代とはいえ、今の時代も同じようなことで皆悩んでる～、人間は変わらないんだな。と思いました。
ただ登場する女の人たちが使命感に溢れ、自分の仕事に誇りをもって働いている（もちろんお母さんたちも）姿が生き生きしていて清々しい。
たまにどんくさい新入りやちょいと困った修道女なども登場するのです。
「ははあ。ここで他の助産師たちに嫌味を言われるのだな。嫌がらせされるのだな。」
なんて予想は、ちょっと韓国ドラマを見過ぎていたようで～。
話は全然、そのように進まず。
とにかく考えさせられることばかりでした。


医療物のドラマは、感動するものが多く
綾野剛の「コウノドリ」もよくできたドラマだなあ～と感激して見てましたが
この作品はまた時代背景から当時の医療の様子から何から何まで驚きで～。
今回はシーズン１と２，１６話分の配信でしたが、
続々シーズンが延長しているようで、今後も見逃せません！！

（でもこんなのこそ地上波で放送したらいいのに！～と、思った次第。）