変わらない場所

高校を卒業した3月・・・

いつも、レッスン終わってから　しばらく話して帰る彼

ある日、ロビーの椅子にすわり　教室を見つめている
　　　　（彼目線）　

「ココ（教室）って　時間が止まってますよねぇ～」

って、感慨深く言っていた。

よーく話しを聞いてみると、先生もスタッフも習い始めたときから
ずっと同じメンバーだからと･･･
たしかに、幼稚園　小学校　中学校　高校と場所が変わり、
先生が変わり、お友達も変わる。
でも、ヤマハは　何も変わっていない。
ヴァイオリン科の彼は　個人レッスンにも関わらず
ヴァイオリンを習っている生徒同士で、仲が良い
発表会で、会ったところでお友達になる。
ヴァイオリンを習い始めた４歳の子をみて、自分の習い始めと重ねている
カウンターに置いてある　会員証をとるのに、カウンターが
高くて手探りで取ってたなぁ～っとか
ヴァイオリンの小さいのをみて　なつかしい～～～っと言ったり
習い始めからの14年間を振り返っていた
そんな彼は、とてもポジティブで、何でも一生懸命に楽しそうにやる
大学受験生なのに11月の発表会にでて、2月の１ヶ月間だけは休んでレッスン再開
さすがに、不安そうな言葉を言ってたが、とりあえず滑り止めが受かり
行きたい私立も受かり
本命の国立も受かり　今、晴れて大学生となった
レッスンを遅い時間に変え　通ってくれてます
４年後の、学生が終わるころ　またヤマハ生活を振り返るのかな…？

高円寺センターには、子供の頃から習い始めて社会人になっても
通い続けている生徒が結構います
それは、楽器を弾くのが好きって言うのはもちろんのこと
変わらない環境だからこそ　続け易いのかもしれないですね
これからも、そんな環境の高円寺センターでありたい！
と、考えさせられた彼の一言でした