[大阪に緑のカーテンを] 市民調査隊ヒートアイランドチーム提言

市民調査隊ヒートアイランドチームの第2回分科会が28日行われた。
今回は、8月4日に行われる全体ミーティングでの提言を決定する
重要な会議である。
このようなな日に限って、私の乗るJR学研都市線が人身事故の為、
ダイヤが大きく乱れ、20分ほど遅刻してしまった。
既に会議は始まっており、席に着くなり、どういう提言を
考えているかを聞かれた。
今までどのような提言案が出たのか全く知らず、他の方と
重複している可能性もあったが、過去2年間の提言が打ち水の
実施であったので、今回は違ったものにしたいと言う考えをのべ、
ヒートアイランドに有効な屋上緑化や、壁面緑化なども悪くはないが、
もっと簡単に出来る緑のカーテンづくりはどうかと言う意見を出した。
緑のカーテンとは、網などを張り蔓のある植物によりカーテンを作り
室内への直射日光を遮り室内温度を下げるという物で、
緑化による市中温度を下げる効果も期待できる。
アドバイザー氏を含め数名の方が、家庭でも緑のカーテンを
実践されていたことやメンバーの一人が、近々に寝屋川の小学校で
実際に緑のカーテンづくりをされるということもあり、
緑のカーテンの啓発が支持された。
内容の詳細について活発な意見交換が行われた。
最初は小学校などでの実施という事から始まり、もっと市民の
多くが接する機会の多い区役所など市の施設で実施した方が
アピールしやすいのではという意見や、ゴーヤを中心にした
緑のカーテンづくりをし、そこで収穫されたものを市民に
プレゼントすれば、市民のメリットもあり、よりアピール出来るのでは
という意見も出た。
その結果、市の施設での緑のカーテンづくりとその収穫物の市民への
プレゼントの啓発が提言内容となった。
同席の市の担当者によると、市の考え方に屋上緑化や壁面緑化は
あっても、緑のカーテンという考え方はなかったという事であった。
その提言に対する第一回フィールドワークは8月9日に市役所前で
行われる打ち水イベントに合わ府庁駐車場や国際会議場付近の
緑のカーテン及び、市庁舎の屋上緑化の見学を行うことに決定した。

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by　エ・ビ・ス