ほどいて縫い直し

今日はお教室がありました。
教室といっても生徒さん一人だけなので二人でおしゃべりしながら織っているだけのような気がしなくもない…

生徒さんはマフラーをひたすら織り織り。
とても素敵なのが出来そうなので完成したらこちらでご紹介しますね。
私は作品展に展示した裂き織りトートバッグをほどいていました。
母が使えるように仕立て直します。

実はこのバッグのデザインは織りも形ももう何年も前に母が私によこしたメモによるものなのです。
電車の中で素敵なバッグを持っている人がいたのでじーーっと凝視して細部に亘るまで記憶して帰宅後すぐにメモしたらしい。
　（母、若かったのね～）

やっと宿題提出しましたっていうかんじですが今の母は背負うか斜め掛けじゃないと使えない。
で、とりあえずほどこうというわけです。

あー、ついこの前夜なべして縫ったのにね～
ま、どちらにせよお客様のお買い上げがあったとしても急いでいて内ポッケも付けられなかったし
ちょっと上手くいかなかった部分もあるので縫い直してお渡しするつもりだったんだけど。

黒は縫うのも見にくかったけどほどくのも見にくくて生地を切ってしまいそ。
全部ほどけなかった。

さーてリメイク完成は一体いつなのだ？
完成したらもちろんご報告しますね。


ところでリフォームとリメイクってどう違うんでしょ？

針山の思い出

先日、K-Style湘南のくみさんのワークショップに参加して来ました。
スウェーデン刺繍の針山制作です。

くみさんは本当に教え方がお上手！
私も見習いたいです。

あっという間に大満足のステキな針山が出来上がり、
あとは参加者Yちゃんのお土産、色とりどりのマカロンをいただきながら
おしゃべりに花を咲かせ目じりにシワを作ってきました。

画像の２つの針山、今回制作したのはもちろん左の方です。
右の古めかしい方は私が小学校３、４年生くらいの頃から使い続けてきた物。
ちょうど1週間くらい前にとうとう生地が風化したようにぼろぼろとほつれてきてしまいました。

これは数年前に亡くなった伯母が買ってくれたものでした。
一つ違いの従姉妹（伯母の一人娘）とおそろいで。
愛知県に住んでいた伯母の家からどこかへ観光に連れて行ってもらった時に買ってもらったので、
有松絞りか何かでしょうか。

伯母には本当に可愛がってもらった。
従姉妹は伯母が亡くなって以来音信不通・・・というか消息不明・・・
すごく心配している。
彼女の針山はどうしただろうか・・・
私とお揃いだったこと覚えているかな？