健康被害‐‐サムスン電子と白血病‐‐売春：豪で実態を目の当たりにした文河泳大使

●「胆管がん」が日本で発症した情報は産経新聞にしかでていないようだが、先日掲載したとおり、壮年曹に多いようなので、この不況下、その母子の前途に暗いかげを落としそうだ。

　それより、韓国サムスン電子の、健康被害といえない従業員の安全教育の杜撰さである。昨年末、新潮45に、サムスンの「半導体絶望工場」が掲載されときから、気になり続けた。半導体製造はオール自動装置で行うものとばかりおもっていたし、日本では、白血病など半導体工場から発症した、との報道か皆無だから、サムスン電子の、いわば人海戦術が信じられなかった。
　昨年、労働災害と認定された、というのをインターネットで知り、今年の４月にも新たに認定されていた。
　そこで、 【 サムスンの「半導体絶望工場」�樮淵弘・新潮４５(2011年12月号)】の一部を移記させていただくことにした。
　明治時代～大正時代の、「女工哀史」を髣髴させ、その当時の女工の死亡原因は結核で、帰村した女工から結核が村中にひろがったのも珍しくなかったという(世界の中に日本百年P196）。
　また、室谷克実氏が、現実にあの企業を見るとデッカイ財閥で、みんなオーナー経営であり、労働者を搾取していますよ、マルクスの言ったとおりの資本主義ですよ、と発言されておられる。

　一方、韓国の売春輸出のすさまじさを、朝鮮日報日本語版　として報じているのだから凄い。
　韓国の失業率は４月３.４％で、完全雇用といえるほどだ(これは、統計の操作・三橋貴明氏)。
　さっぱり理解できないのは、日の出の勢いの韓国で、なんでこうも、売春がはびこるのか。
　従軍慰安婦なるもので、ギャーギャーワーワー騒ぎまくる。
　「恥じ」が無い民族の佳さ？といえばそれまでで、そうと理解・納得するしかない。

　《　裁判を機に白血病の死者の出ていることが知れると、サムスン電子の拠点、京畿道水原市にある支援団体「パンオルリム」（半音繰り上げの＃と同義語）のもとに情報提供が相次いだ。ソウル市内で同団体の李鍾蘭労務士に会い、被害者達の現状を訪ねた。
「相手は巨大企業だし、最先端技術の半導体に関わる問題でもあります。器興工場でどんな設備や化学物質が使われていたのか調べようにも、企業秘密という壁が立ちはだかりました。そんな現状で作業環境と白血病との関連を医学的に証明するのは不可能だと思われましたが、サムスンを退職した被害者と思われる人たちからの情報提供が相次ぎ、想像以上の深刻さにおどろきました、私たちが独自に集計した被害者の数は１４０人を超え、すでに約５０人が死亡しています。しかし、死亡から３年を過ぎると労災の申請資格がなくなるので、どうにもならないケースが多々あります。
　今回の裁判は黄柳美を含め６人の集団訴訟という形をとりました。非ホジキンリンパ腫を発症した1人を除き全員が白血病で、４人が亡くなっています。そのうちの１人は裁判中に亡くなり、遺族が告訴を取り下げてしまいました。娘の治療で莫大な借金をかかえ、和解を条件とするサムスンの支援提案を受け入れざるを得なかったといいます。結局、２人一組で仕事をしていた２人がまったく同じ病気で死亡した点が重視され、黄柳美と同僚には勝訴判決が下されましたが、残る３人の発症原因は科学的に立証しきれず、敗訴しています。」
　だが、原因はサムスン以外に見当たらない。今年４月には新たに４人が同様の訴訟をおこした。問題を複雑にしているのは、彼女たちの職場が被害者が集中する老朽化した半導体工場でなかったことだ。」

　半導体を作るには、シリコン素材の塊から薄い円錐状のウェハを切り出し、様々な化学溶剤を使い、何層モノ微細な回路をウェハ表面に積み重ねるように焼きこんでいかねばならない。１枚のウェハにたくさんの半導体チップを形成する。一連のウェハ加工が行われるのが器興と華城の工場だ。温陽では、加工したウェハからチップを一つ一つ切断し、組み立てや検査を経て完成品として出荷する。
　サムスンの被害者が白血病だけでなく様々な疾病を抱えている脳腫瘍のなかでも致死率が極めて高い膠腫瘍が発見された。

　サムスン電子被害者たちの発症原因を調査してきた産業医の孔政玉も、杜撰な安全管理を問題視する。
　「半導体の生産現場で発生した化学物質と白血病の関係を、医学的に証明するのは困難ですが、人体についての考慮を欠いた有害環境にさらされ続ければ発症する可能性があるとした裁判所の判断は、大きな前進です。第３ライン３ベイで黄柳美が行っていたウェット・エッチング（湿式触刻）という作業にしても、ウェハ自体の化学物質と、作業に使う様々な溶剤が化学反応をおこすわけですから、検証作業は用意ではありません。そもそも、そうした安全管理はサムスン自ら率先して行うべきものです。サムスンの工場では集団発症が起きている疑いが濃厚なのですから。
　器興工場を退社したばかりの元従業員は、同僚の女性たちに抜け毛が目立つのは、業務に放射線を使っているいるためだと証言しました。ところが本人は放射線を防ぐバッジを常に胸につけていたから大丈夫だと言い張るのです。よく訊くとそれは、放射線量の積算値を測定するバッジ式線量計のことでした。命にかかわる作業をさせておきながら、放射線がなんたるかさえ教育していないんです。だから発症しても会社のせいだとは誰も思わない」
　たださえ価格の下落が続く半導体の利潤は悪くなる一方だ。サムスン電子が従業員の安全教育を怠る理由は、経費節約と生産量を増やすためなのか。
　先駆メーカーが開発した製品に改良を加え、迅速かつ圧倒的な量産体制で市場を奪ってきたサムスン電子。アップルとの特許紛争と白血病で問われているのは、この企業に欠けている独創力とモラルである。
　 【 サムスンの「半導体絶望工場」�樮淵弘・新潮４５(2011年12月号】　》

●三星(サムスン)電子 労働者また…56人目 声なき死
　　012/04/11(水) 17:04:01.23
　サムスン電子の半導体製造工場で発がん性物質にさらされ、悪性貧血などの病気を患ったとして、元
社員のAさん（37）が労働災害（労災）認定を申請していた問題で、勤労福祉公団は10日、Aさんの労災
を認定したと発表した。白血病で死亡した同社元社員の遺族と、同じく白血病を患っている元社員10人
が労災認定を求めて訴訟を進めている中、類似の疾病で公団から労災認定を受けたのは、Aさんが初め
てとなる。
公団によると、Aさんは1993年12月に入社し、サムスン電子の器興工場（京畿道竜仁市）と温陽工場
（忠清南道牙山市）の半導体生産ラインで働くうちに、貧血の症状がみられるようになった。貧血で
仕事がつらくなったAさんは99年4月に退職し、昨年4月に公団を相手取り労災認定を求める訴訟を起
こした。Aさんの病気は、白血球や血小板が減少する「再生不良性貧血」と診断された。

●半導体工場勤務で白血病？　因果関係認める判決　サムスン電子
三星（サムスン）電子半導体事業部（三星半導体）で勤務している間に白血病で死亡した職員２人が裁判所で労働災害と認められました。
ソウル行政裁は２３日、三星半導体の職員と遺族ら５人が勤労福祉公団を相手取って起こした遺族給与および葬儀費不支給処分取り消し請求訴訟で、死亡した職員ファンさんとイさんの死因を労災と認め、遺族給与の支払いを命じる原告勝訴判決を出しました。

●売春：豪で実態を目の当たりにした文河泳大使
　朝鮮日報日本語版 6月15日(金)14時10分
　外交通商部（省に相当、以下同じ）の文河泳（ムン・ハヨン）在外同胞領事大使）は昨年11月、韓国人女性の売春問題についてオーストラリア政府と話し合うため、現地に急きょ派遣された。外交官歴35年の文大使は「韓国人女性の売春問題が原因でシドニーを訪れることになるとは、思いもよらなかった」と語った。在オーストラリア韓国大使館や在シドニー韓国総領事館が「オーストラリアで売春に従事する外国人女性のうち、韓国人女性の割合は約17%」と報告した直後のことだ。

●売春：企業の海外進出に伴い「風俗の輸出」拡大
　朝鮮日報日本語版 6月16日(土)11時57分
　「あの子はキャンディー・パパ（若い女性と交際する金持ちの中年男性）に面倒見てもらっているね」
　中国でブランド品を身に着けた韓国人留学生が通ると、現地の人たちは陰でこのような話をするという。最近、韓国から来た一部の女子学生たちが、遊興酒店（日本のキャバクラのような風俗店）でのアルバイトに従事していることと関係があるというわけだ。

●売春：韓国風俗店で働く女性、1割が「海外遠征」
　朝鮮日報日本語版 6月16日(土)11時53分
　韓国の風俗店で働く女性の10%は、米国や日本、オーストラリアなど海外に「遠征」して売春に携わっている、と警察は推定している。警察によると、海外で売春する女性たちは、最近ではドバイにも進出しているという。釜山地本警察庁はこのほど、韓国人女性の海外での売春の実態に関する調査結果を女性家族部（省に相当）に提出した。

●売春：韓国人女性の海外遠征、貸金業者が関与
　 朝鮮日報日本語版 6月16日(土)11時55分配信
　今年初め、釜山地方警察庁国際犯罪捜査隊は、貸金業者が所持していたコンピューターファイルを押収した。ファイルは風俗店で働く3000人の女性のリストと、2006年から09年までの借入額が記載された「帳簿」だった。
　警察が帳簿に名前がある女性を呼び事情を聴いたところ、驚くべき事実が判明した。女性たちの出入国記録と周辺人物を調べたところ、3000人のうち少なくとも150－200人が1回以上、海外に売春目的で渡航していたことが分かったのだ。

●売春：「性産業輸出大国」韓国の恥ずかしい現実
　朝鮮日報日本語版 6月15日(金)14時1分
　1人当たりの国民所得が2万ドル（約160万円）を突破し、G20（主要20カ国・地域）首脳会議まで開催した韓国が「売春婦輸出国」という汚名を着せられている。専門家はその原因として（1）海外での韓国人男性の需要（2）簡単に金を稼ごうとする女性（3）韓国特有の風俗産業の構造―を挙げている。

●韓国経済指標【失業率】
　 2012/05/16 （水） 08:10
＊失業率（4月）
結果　3.4%
予想　3.4%　前回　3.4%

●胆管がん、業務に原因と厚労省断定２人は在職中発症
　大阪市の校正印刷会社の元従業員らが高頻度で胆管がんを発症し、少なくとも５人が死亡した問題で、うち２人がいずれも在職中に胆管がんと診断され死亡していたことが１８日、関係者への取材で分かった。会社側は従業員の発症を把握しながら適切な措置を取っていなかったことも判明。厚生労働省は、同社の業務に何らかの発症原因があったと断定し、今後原因物質についても特定を急ぐ。

　一方、同社が労働安全衛生法で定められている衛生管理者や産業医を選任していなかったことが新たに分かり、大阪中央労働基準監督署は、同社の衛生管理に問題があったとして是正勧告した。