この鳥は、台湾やフィリピン方面に分布しており、日本には迷鳥として、稀に見られる。
が、今年はいたるところに出現し、最近では滋賀県・埼玉県で撮影された。
私もこの2ヶ所で各3日間ねばって探したが、見つからず非常に残念でした。
このプリントは以前に高知県で冬羽を、鹿児島県で夏羽を撮影してあったものです。
近年、地球の温暖化が進み、数年前と比べても夏の気温が35度以上になったり、冬の寒さがそれほどでないように感じます。
そんな気温の変化からか、南の国でしか見られなかった鳥が、日本にやって来る事も稀ではなくなりました。
最初に見つけた人はまさかと思いながら、鳥に詳しい人に判断してもらったりする訳ですが、著名な学者肌の人には『そんな鳥が来るはずがない。』と先ず否定されてしまいます。
いつも思うのですが、本で勉強して鳥に関しての研究者も、現場のバーダーの目を否定せずに受け入れてもらいたいと思います。