鳥・鳥・鳥

『日本の鳥618』-山と渓谷社-VHS『日本百鳴鳥』『日本の珍鳥』-シンフォレストDVDの撮影者佐藤進の妻が書く鳥雑記

ジョウビタキ(常鶲)

1998-12-15 | バードウォッチング
すずめ大の冬鳥です。
胸からお腹全体が、茶色っぽいオレンジ色で、羽が黒っぽく、翼に白の大紋があり目立つので、ジョウビタキと判断できます。
頭はちょっと灰色で眼がビーズのように黒くつぶらな瞳をしています。

11月早々に、当教習所の建物にぶつかったジョウビタキを保護しました。
でも、どうしてよいかわからず、水をそばにおいて、虫を入れておいたりしたのですが、水を飲んだ様子もなく時々バタバタと羽を広げて移動するだけです。
ペット屋さんで聞きましたら、「野鳥は生きた動くものでないと食べないし無理でしょう」とのこと。
それでも、すり餌を買ってきて、つまようじで口に入れたのですが、飲み込む風もなく口いっぱいになってしまい、つまって死んだら可哀想と、全く食べさせる事もできませんでした。

翌日のお昼ごろ、動かなくなってしまいました。
テレビの番組でもやっていましたが、新宿の高層ビルにぶつかって死んでしまう野鳥はよく見られるそうです。
ジョウビタキは我家の庭にもよくやってきます。
紫式部の実やぐみの実をついばんでいます。
何かの気配ですぐ飛び立ってしまいますので、来ているのを見つけると、こちらもじっと動きを止めて見詰めています。

住宅街ではスズメやツバメ、カラスくらいしか、野鳥には縁がないと思っている方が多いと思いますが、柿を食べにオナガやヒヨドリ等がやってきて、鳴き声もにぎやかです。
私たちが気づかないで野鳥と共存しているようです。


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