ミコアイサ(神子秋沙）

　冬になると、ちょっとした湖や大きな池には必ずと言っていいくらい、カモの仲間がやってきます。
およそカモを連想しない名の持ち主のこのミコアイサも、りっぱなカモの仲間です。
姿も全体に白くてきれいな鳥で、やっぱりカモを連想しないのでは・・・と、思います。

このプリントは奥日光の、「湯ノ湖」で夫がビデオ撮影したものです。
ここではカモの仲間を多種見る事ができます。
この日も目の前では、マガモやキンクロがたくさんいました。
その動きを見ていると何時間でも飽きないのですが、双眼鏡で遠くの群れを見ていると、白いこのミコアイサがいました。
あまり数の多い種類ではないので、見つけるとやはりうれしくなります。
カルガモでもマガモでも、カラフルで、自然に着飾っている姿がとても不思議な気がします。
数が多いと人はあまり振り向かなくなりますが、私もつい、珍しいものを選んでしまいがちです。

この「湯ノ湖」から流れ落ちる「湯滝」は幅があって、ダイナミックな流れと水量とで見事なものです。
さらに下流に「龍頭の滝」があり、紅葉の季節がすばらしい！。
そして皆さんご存知の、世界遺産に選ばれた「東照宮」があり、日光は夫にとっても、私も好きなフィールドのひとつです。